東京都遊協、撤去期限の延長対象機の詳細を説明

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9月29日に開催された東京都遊協の定例理事会。

東京都遊技業協同組合は9月29日に都内で定例理事会を開催した。決議事項はなく、各委員会が事業の進捗を報告した。

冒頭、阿部恭久理事長は、今年12月末に撤去することになっていた旧規則機の期限が来年1月11日まで延長されたことについて、「今年はコロナの状況で苦戦している。その中でメーカー、販社の方たちと協力しながら、どうにかお店を残す、業界を残すことを中心に議論している。12月末までの遊技機を1月11日まで延長することで、行政側にも、メーカー・販社の団体にもご了解いただいた」と経緯を説明した。

そのうえで、「業界がよくなるためには、ファンに喜んでもらう。同時にホールがよくなっていかなければメーカーさん、販社さんもよくならないということで、今回ご協力いただいている」と述べ、「(経過措置の)規則改正もなぜ2年にしなかったんだという意見も聞かれるが、それではメーカー・販社が納得しないだろう。みんなが納得できる環境を作ることが大切ではないか。自分の利益ばかり言っていては前に進まない。皆さんで協力し、この業をよくして、多くのファンの皆さんに遊んでいただく環境を作っていきたいと思っている」と理解を求めた。

報告事項では、総務委員会が組合員資格停止事案について説明した。同事案については業界誌退席のもと説明がなされ、現時点でパチンコ・パチスロ産業21世紀会の決議に伴う誓約書を提出していない組合員店舗があり、都遊協の対応などを説明したもようだ。

一方、機械対策委員会は来年1月11日まで延長された旧規則機について詳しく報告した。設置台数の多い機種として、パチンコの『CR大海物語4MTB』、『CRぱちんこ冬のソナタRemenber-K1』、『CRぱちんこAKB48バラの儀式V9』、『CR 009 RE:CYBORG S2R-K』、『CR黄門ちゃま5L9AZ』を挙げた。

『CR大海物語4MTB』については、検定取得日が2017年10月9日で、ホール導入が同年11月となっており、多くのホールが認定を取得していないことを指摘。検定機に関しては1月11日までが設置期日となると説明した。

パチスロでは、『ハナビBH』、『コードギアスR2C.C./ZC』、『ルパン三世不二子Type-A+/G6』をあげ、設置期間が7ヵ月(210日)認められているノーマルAタイプと間違わないよう説明し、日工組、日電協から示されている区分けリスト、および検定・認定の通知書を確認するよう促した。

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(提供:月刊グリーンべると)

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