【2021年下半期パチスロ導入機種まとめ】6.2号機「うしおととら雷槍一閃」登場!「GANTZ極」も良かった!

【2021年下半期パチスロ導入機種まとめ】6.2号機「うしおととら雷槍一閃」登場!「GANTZ極」も良かった! eyecatch-image

チワッスあしのです! さあいよいよ2022年です。今回の記事では、昨年の下半期に出たパチスロ機種の中で特に思い出深かった機種についてピックアップしつつレビューしていきたいと思います。上半期は実は「バイオハザード7 レジデントイービル」が強すぎてそればっかり打ちまくってたのですが、下半期はどうでしょうか。

 

>>2021年上半期の導入機種まとめはこちら

 

7月から順番に見ていきましょう。

 

 

7月導入機種

 

「新ハナビ」「パチスロ零」など4機種

 

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また山佐です(笑)。これは原作の「零」が好きだからというのもあるんですが、単純にCZ「逢魔刻」の見せ方がイカれてて、これはこれでパチスロ史上の重大な発明ゆえ、ピックアップする価値のある機種であると考えます。

 

知らん人のために説明しとくと、この機種のCZ「逢魔刻」はCZといいつつ実はレバオン1発で成否が決まるフリーズ高確率になっています。高確率っていうか100%発生するのですが、その2分くらいのフリーズの間にドラマが展開し、最終的に「霊が出てきてビビらされると当たり」という何か字で説明してもさっぱり分からんシステムになっています。ビビらせかたもかなり本気で、フリーズ中は音量マックス固定。爆音で悲鳴が轟きつつ台のどっかよく分からんところまでヴヴヴとバイブレーションする念の入れようです。逆にフリーズ後に霊が出なくて「気のせいか」となるとハズレ。2分無駄です。この2分の無駄というのは非常に贅沢な時間の使い方でして、パチンコの方では激アツリーチを外したあとなんかに良く感じる事なんですけど、筆者なんかはこの2分に「遊技の真骨頂」を感じます。

 

パチスロだと基本的に演出カットがデフォなので、慣れてくるとフルウェイトでぶん回してスッと確定画面に移行、みたいなのが当たり前です。その常識を覆して「否が応でも一回本気でビビらされる」というのはかなり斬新。好き嫌いはあると思いますが、筆者はここに遊技機の未来を感じました。だって映画見て「2時間無駄にした」と思うことってまずないじゃないですか。その2時間にお金を払っとるわけで。クソ映画ならクソ映画でそれをネタにできるし、基本そこに無駄は無い。それをミクロ化していくと零のCZになります。カットも出来ない。音量も下げられない。マジででビビらしてくる。この方向はもっと研究して進化させていくべきだと思います。すげーぜ山佐!

 

 

8月導入機種

 

「パチスロコードギアス 反逆のルルーシュ3」「GI優駿倶楽部3」など4機種

 

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8月はたったの4機種発売です。当時は既に6.1号機がメインになってる時期ですが、同時に6.2の話も固まってる頃ですな。業界全体様子見な感じが続いておりました。そんな中でリリースされたのがこちら、「パチスロコードギアス 反逆のルルーシュ3」です。「頭文字D」に続きリアルボーナス搭載のA+AT機。見た目通常・内部はボーナス「ドリフト目」は「ゼロ図柄揃い」に変化。下半期にはさらに同様のボーナスシステムを搭載した「ツインエンジェルPARTY」がリリースされており、徐々に進化してるのが分かります。

 

筆者コレ導入日にガッツリ打ちました。2021年に朝から並んで新台打ったのはこれと「バイオハザード7 レジデントイービル」「うしおととら雷槍一閃」だけです。これも原作が好きだからこそのチョイスだったのですが、なんと同時デビューが「SLOT劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語」だったんですな。こっちも原作好きゆえ、おいおいどっち打てばいいんだよとすげー悩んだのを覚えてます。こういうときに限って抽選が割と良い番号でどっちも取れそうだぜみたいな。いっそ「最初に目についた方に座ろう」と心に決めて入店、たまたま入り口に近い方にあったコイツに着座した感じです(結果ちょっと勝った)。

 

あのとき「SLOT劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語」に座ってたらどうなってたんだろう……。別になんも変わんねぇと思いますが、でもブラジルで蝶が羽ばたくとテキサスでトルネードが起きるかもしれないのです。もしギアスではなくまどマギを打ってれば、今頃筆者の人生にも何か変化があったかも。そしてその可能性を否定することはだれにも出来ません。これをカオス理論といいます。

 

 

9月導入機種

 

「うしおととら雷槍一閃」「マジカルハロウィン~Trick or Treat!~」など6機種

 

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6.2号機が早くもリリース。1発目は「うしおととら雷槍一閃」です。なにげに稼働貢献週も長く新規則1発目としては一定以上の働きをしてる機種ですな。筆者もコイツは初日に打ちました。理由は別に6.2号機だからとかじゃなくて「うしおととら」が好きだからです。

 

てかオイラと同じ世代のオッサンで「うしとら」を読んだことない人ってほぼ居ないと思います。若い世代で読んだこと無い人がいたら大至急読んだ方がいいッス。今すぐ本屋行って全巻セットをゲットし、神棚に供えて榊にて祀ったのち、水垢離で身を清め正座したまま読破してください。それくらい名作です。正直これを超える少年漫画は一生出てこないと思います。同じ藤田和日郎大先生の作品としては「からくりサーカス」も超絶名作なのですが、個人的な好みとしては「うしとら」に若干の軍配があがります。いや、ちょっとまてよ。……どうだろう。その日の体調とかにも依るし。同じくらいかもしんない。……うーん、両方名作! 

 

あとこの月は6.2号機2発目の「マジカルハロウィン~Trick or Treat!~」もリリースされています。これタイミングがなかなかシブくて、普通に考えたらマジハロ5の撤去期限に重ねてリリースしたほうがいいんですよね。販売戦略的にはどう考えてもそっちが正解。にもかかわらずこのタイミングでのリリースだというのは、筆者が想像するにコナミアミューズメントさんは「6.2号機のファーストリリース」を狙ってたんだと思います。Daiichiさんがぶっ込んで来た事により2着になっちゃったのですが、この辺の駆け引きも色々妄想欲を掻き立てられます。

 

 

10月導入機種

 

「パチスロツインエンジェルPARTY」「パチスロかまいたちの夜」など5機種

 

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10月も5機種発売、しかもそのうち2作が「ファンキージャグラー2」と「ニューパルサーDX3」なので、実質完全新作は3作のみです。次の月からはV字回復するんですが、ここが6号機の新台不況の底だったと言って良いと思います。

 

はいそんな中で発売された「パチスロかまいたちの夜」。オーイズミ伝統の技術介入機ですな。てかホールでかまいたちの夜って単語を聞く日がくるとは、25年前のオイラは想像もしてなかったです。はいスーファミの「かまいたちの夜」ですな。島田荘司先生がブチ上げた新本格ミステリ宣言のもと次々とデビューした若手作家さんたち。綾辻行人先生とか有栖川有栖先生とかは超有名ですけども、ゲームキッズの中ではさらに我孫子武丸先生が飛び抜けて有名だと思われます。理由は「かまいたちの夜」の脚本を書いた人だから。

 

筆者もミステリにハマったのはこの作品からで、当たり前のように我孫子武丸先生の作品は全部持ってます。ファンレターも1回出したことがあり、ちゃんとお返事も頂きました。当時ミステリ作家の先生にレターやらメールを送りまくるのが筆者の趣味の1つになってまして、途中からホラーファンになった事により田中啓文先生や牧野修先生も大好きになり何度かメールを送った事あります(当時はHPに普通にメアドが載ってたし、そういう文化があったのです)。時を経て「かまいたちの夜2」の発売が決まったあと、ファミ通でシナリオ担当を見て驚愕。なんとそこには我孫子先生・牧野先生・田中先生の3名の名があるではないですか。なんてこった! この3人が仲良いのは知ってましたが、まさか3人であの「かまいたちの夜」の続編を作るとは……! そんな経緯があるので、世間的には微妙判定がなされておる「かまいたちの夜2」も、筆者の中では神オブ神作品だったりします。実際すげー面白かったッス。

 

しかしかまいたちに目をつけるとは。オーイズミは恐ろしいメーカーです。大好き!

 

 

11月導入機種

 

「パチスロANEMONE 交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION」「パチスロGANTZ極 THE SURVIVAL GAME」など7機種

 

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「バイオハザード7 レジデントイービル」と同じく出玉のバランスが良くてつい打っちゃうのがこれ。「パチスロGANTZ極 THE SURVIVAL GAME」です。とりあえずラッシュにブチ込めばなんとかなる感じが嫌いじゃない。これも導入初日に打とうとしたのですが寝坊してゲット出来ず。まだ触ってなかった「SLOTタブー・タトゥー」を打ってちょっと勝ったんだっけか。ようやく触れたのは3日後とかだったと思います。

 

内容としてはパチンコ版のGANTZシリーズでおなじみの「小当りラッシュ」を再現したAT機です。小当りラッシュっつってもパチスロファンには何のこっちゃ分からんと思いますが、GANTZの場合は転落フラグを引くまでちっちゃい当たりが連続するぜみたいな感じです。「どこまで続くか分からない」「ハマればハマるほどオトク」というのがミソで、その点に関してはバッチリ再現できてますね。なんだかんだ未だにたまに打ってるんで、もしかしたら去年2番目に打ったのはコイツかもしれません。

 

 

12月導入機種

 

「沖ドキ!DUO」「牙狼-黄金騎士-」「主役は銭形3」ほか15機種

 

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ごめんなさい12月発売の機種はほぼ触れてません。ギリギリで実機で触ってるのが「牙狼-黄金騎士-」と「パチスロ モンスターハンター:ワールド™ 黄金狩猟」のみ。しかも2機種ともボコボコに負けてるので面白いところはいっこも体験出来ず。だって年末進行でお外に出れないんだもん仕方ない。とはいえ触った感じで書くしかねぇのでとりあえず牙狼をピックアップ。

 

これ、「番長とのコラボ」というのがウリのひとつだったんですが、打った感じそうでもないなーと思いました。牙狼はやっぱり牙狼。パチンコ版の方の匂いが強い感じ。そういう意味ではシリーズファンへのとっつきやすさというのを念頭に開発されとんなーと。そしてこれ、パチスロの遊技人口のド減少をなんとかするのはもはや業界をあげての急務ゆえ、そっちのほうへの対策の意味もあんのかなーと。そう思った次第。いまはもう正直パチンコとパチスロは温度差がエグい事になってまして、こういう状況であれば「パチンコの大型版権をパチスロに持ってきて動線にしよう」という動きはどんどん活発になるはず。上のGANTZも「パチンコの小当りラッシュを再現」してるわけだし、おそらくこの流れは今後もどんどん増えてくんじゃないかと思われます。

 

超韋駄天とか普通に来そうだけどなぁ……!

 

はい、以上2021年のパチスロまとめでした。何回も繰り返しますが個人的には「バイオハザード7 レジデントイービル」の1年でした。これは本当によく出来てる。撤去までまだたっぷり時間あるし、まだまだ打ちます。あと後半は「うしおととら雷槍一閃」「パチスロGANTZ極 THE SURVIVAL GAME」あたりも結構打ったと思います。12月発売のはホントに全然触れて無いのでノーコメで申し訳ないのですが、年明けにゴリゴリ触ってみたいと思います。勝てますように。それでは!

 

 

業界トピック 画像75号機まで含めると、たぶん1番打ったのは「マジカルハロウィン5」な1年でした

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