広島県遊協の経営者研修会に239人が出席

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広島県遊協は10月16日、広島市の「リーガロイヤルホテル広島」で経営者等健全営業推進研修会を開催し、県遊協役員、経営者、管理者・店長など239人が参加した。研修会では延川章喜理事長の挨拶に続いて、広島県警生活安全部生活安全総務課の林田辰男課長補佐の行政講話、パチスロコンサルティング会社エス・サポートの三木貴史社長による講演が行われた。

延川理事長は新型コロナウイルスの感染拡大防止策として政府が緊急事態宣言を発令したことに伴い、県知事から4月22日~5月15日の24日間におよぶ休業要請を受け、組合員が協力したことに感謝。営業再開後、各店舗が厳しい状況に置かれていることを憂慮した。

そうしたなか、国家公安委員会規則が改正され、旧規則機を新規則機に入れ替える経過措置期間が1年延長となったことに言及。それを受けて21世紀会では旧規則機撤去に関する自主規制を決議し、誓約書の提出を求めているにもかかわらず、県内には当分の間、誓約書を提出せず、現在も高射幸性機を撤去せずに営業しているホールがあることを懸念した。

そのうえで、経過措置期間の延長は業界の要望を警察庁に受け入れてもらった結果によるもので、業界が提出した自主的な撤去を計画的に行うことが前提条件となっていると説明。守れなければ、将来的に業界が厳しい状況に追い込まれるとして、順守を呼びかけた。広島県遊協は「組合員資格の停止に関する規約」を決議し、10月1日から施行したことも報告し、組合が一丸となって難局を乗り越えていくことが何よりも重要であるとした。

行政講話では、広島県警生活安全部生活安全総務課の林田課長補佐が業界の健全化推進の観点から、「ギャンブル等依存症対策」「射幸性の抑制に向けた取組み」「遊技機の不正改造の絶無」「パチンコ営業の賞品に関する問題」「広告宣伝等の適正化」などについて述べた。

続いて、エス・サポートの三木社長が「2021年12月~完全6号機時代 予測と準備」と題して講演した。

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(提供:月刊グリーンべると)

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