ダイナムがLGBTに関する評価指標「PRIDE指標」で最高評価

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ダイナムはこのほど、任意団体work with Prideが策定した企業・団体のLGBTなどの性的マイノリティに関する取組みの評価指標「PRIDE指標」において、最高位となるゴールドを初受賞した。

work with Prideは性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体。PRIDE指標は2016年に創設したもので、毎年、応募のあった企業・団体の取組みの状況を「Policy(行動宣言)」「Representation(当事者コミュニティ)」「Inspiration(啓発活動)」「Development(人事制度・プログラム)」「Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)」という5つの指標によって評価し、ゴールド、シルバー、ブロンズの3段階で表彰している。5回目となる今年の「PRIDE指標2020」には233の企業・団体から応募があり、その結果を11月11日に発表していた。

ダイナムは2020年4月にダイバーシティ&インクルージョン推進方針として、「多様な人材の活躍がダイナムの未来をつくる~画一化から多様化へ~」を掲げ、5つのテーマについて取組みを推進している。そのうちの一つに多様な性を尊重し、性自認・性的指向での偏見や差別をしないことを目的とした「LGBTフレンドリー」の取組みがある。その取組み内容がPRIDE指標における5つの指標それぞれにおいて高く評価されたという。

PRIDE指標に評価された同社のLGBTフレンドリーの取組みは以下のとおり。
1.Policy(行動宣言)
経営層からのメッセージを従業員に向けて発信し、これまでのLGBTに関する取組みを社内外に発信している。

2.Representation(当事者コミュニティ)
社内外に相談窓口を設置し、従業員からの相談を受け付ける体制を整えている。

3.Inspiration(啓発活動)
従業員向けの教育システムにLGBTに関する内容を掲載し、認知・理解促進に努めている。また、勉強会の参加者にはLGBT-Ally(LGBTの理解・支援者)ステッカーを配布している。

4.Development(人事制度・プログラム)
2020年8月、一定の条件のもと、同性パートナーシップ制度を導入した。会社が指定する必要書類を提出すると、会社の承認のもと、認定書を発行する。認定されると、法律婚と同等の各種制度や手当の申請も可能となる。一部条件付きだが、通称名の使用に関するルールも設定した。

5.Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)
2020年4~9月にかけて、各地で開催されたレインボープライド(性的マイノリティが、差別や偏見にさらされず、前向きに生活できる社会の実現を目指したイベント)にオンライン参加した。

同社では「これからもダイバーシティ&インクルージョン推進方針のもと、多様な性やライフスタイル、キャリアを受け入れて活かす企業風土づくりに努めていく」としている。

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(提供:月刊グリーンべると)

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