昨年度の証紙枚数はパチンコ132万枚、パチスロ27万枚/日工組

昨年度の証紙枚数はパチンコ132万枚、パチスロ27万枚/日工組 eyecatch-image

筒井公久理事長(写真は今年の3月に撮影したものです)。

日工組(筒井公久理事長)は5月27日、第60回通常総会を開催。事業報告によると、昨年度の証紙発給枚数は、パチンコ約132万枚(約7万枚増)、パチスロ約27万枚(約12万枚増)だった。

証紙発給枚数自体はパチンコ、パチスロともに増加したが、パチンコにおいてはファンに訴求できる新規則機の導入が不十分な状況にあり、旧規則機が市場の多くを維持する傾向にあったため、依然として低水準で推移。パチスロでは機種に依存した傾向があり、厳しい状況が続いているとした。

昨年度の型式試験については、パチンコが申請数988件(うち3月末現在で適合337件)で前期比138件増加。またパチスロにおいても、申請数295件(同52件)で、前期比11件の微増となった。しかし、規則改正後における型式試験の適合率については極めて低い状態が継続。特にパチスロにおいてその傾向が顕著であり、日工組では不適合理由を開示し、組合員で共有するなど、適合率改善に向けた対策を実施しているが、まだ良い結果が出ていない状況にあるとしている。

今年度の事業計画では、管理遊技機について、「日電協が進めるメダルレス遊技機の導入と歩調を合わせ、カードユニット関連団体とも連携を図り、具体的な導入に際しての情報を共有し進めること」とした。また、ホール関係団体に対しては、「従来の不正防止対策、環境対策、コストの低廉化などの検討に加え、出玉情報等を一元的に容易に確認できるシステムとして、過度な射幸性を抑制し、遊技機の適正管理やホール環境の整備に資するものとして、理解を求めていく」としている。

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(提供:月刊グリーンべると)

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