全国ホールの遊技機保管台数は152万台

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全日遊連は6月3日、パチンコ・パチスロ機の保管状況の調査結果を各都府県方面遊協に通知。改めて組合員ホールに対し、使用済み遊技機の適正処理を求めた。

調査は全国8,832店舗のパチンコホールを対象に今年4月に行われ、7,377店舗から回答を得た(回答率84.9%※休業店の143店舗を除いて算出)。

調査結果によると、全国ホールの遊技機の合計保管台数は152万2,253台(※2020年3月末時点)。内訳は次の通りだ。

◆パチンコ
検定・認定切れ旧規則機 23万1,121台
設置の有効期間が残っている旧規則機 50万5,626台
新規則機 24万7,014台

◆パチスロ
検定・認定切れの旧規則機 17万4,799台
設置の有効期間が残っている旧規則機 20万7,743台
新規則機 15万5,950台

保管先については、全体の半数以上が「自社倉庫」(84万4,260台=55.4%)で、このほか、「販売商社(全商協)」(15万2,027台=10%)、「運送業者」(40万6,215台=26.7%)、「処理業者」(24,258台=1.6%)、「その他(倉庫業者等)」(95,493台=6.3%)となっている。

旧規則機から新規則機へ移行する中で、遊技機の適正処理が業界としては課題の一つだ。例えば、遊技機の排出が経過措置の満了期間付近に集中することで、適正な処理業者による処理能力の限界を超える可能性がある。仮にこうした状況に陥ると、過去に問題化した遊技機の野積み等が再発しかねない。

全日遊連では今回の調査結果について「今後、ホールから順次排出されていく旧規則機を中心とした使用済み遊技機の適正な廃棄処理対策に活用していく」としている。

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(提供:月刊グリーンべると)

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