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【立ちスロ】まさしく時代の徒花!平常時では考えられなかった「立ちスロ」を振り返る

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チワッスあしのです。

 

いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「立ちスロ」について。これは知名度に思いっきり地域差があるかも。「豆知識」というにはややマイナーが過ぎる単語かもしれませんが、一応「イレギュラーな時期にはこういうアイデアも出るんだな」くらいの感じで覚えときましょう。どうぞ!

 

 

「立って打つ」のが目的じゃないよ。

 

業界豆知識あしの 画像1

 

「立ちスロ」ですが、これは「立ち食い」とか「立ち読み」と同じく「立って行うパチスロ」のことです。ただし「立って打つ」から「立ちスロ」という名前ではあるもののそれが目的というわけではなく。むしろ本丸は「サンドを無くす」ことでありました。

 

ん? どういうことか。

 

えー、現在のパチスロはメダルサンドと1on1の関係で運用されています。まあパチンコもですけどもそこはおいといて、例えば「シマに限界まで台を詰め込みたい」という状況が発生したと仮定した場合、一番邪魔になるのが「サンド」なのは想像に難くありません。

 

んでこの「立ちスロ」なるものは正しくそういう状況において出現したひとつの現象のようなもので、従いまして「椅子がない」「立ってプレイする」というよりもまず「サンドをどっかにやってギチギチに詰め込んだれ」という発想の元に生まれており、なんなら「人が遊ぶようにはシマ設計されていない」ものを指します。なので当然「データマシン」もナシ。立つとか座るとか以前の問題なのですな。

 

なんのためにそんな事しとんねん、という疑問もあるかと思います。が、実はこれには深い(?)理由というのがあり、それが5号機末期からつい最近まで業界全体が取り組んでいた「高射幸性回胴式遊技機の削減に向けた取組み」を「名目上守るため」というものでした。

 

「高射幸性回胴式遊技機の削減に向けた取組み」というのはちょっと長いので以下「撤去ルール」とシンプルに言いますが、ご存知のようにこれは業界団体が率先して行っていた取り組みです。

 

時期は6号機登場のちょい前。「ハーデス」や「凱旋」、「絆」や「サラリーマン番長」のような高射幸機が元気に活躍してたあたりです。一方で5.9号機は稼働がつかなかったり甘すぎたりで、ホールとしては稼働と利益を旧基準機に頼らざるを得なかった。

 

この状況で考えられるのはギリギリまで高射幸機の設置比率を高めて期限切れまで使い倒すぜ!というホールが多数出現すること。ですがそれに関しては当然ながら待ったがかかります。これがいわゆる「撤去ルール」というもので、ざっくり「2017年12月までに新基準に該当しないパチスロ機の設置比率を30%以下にしましょう」というもの。パチスロ200台のお店であれば高射幸機は60台まで。400台であれば120台まで、という事ですな。

 

のちにこれは「段階的引き下げ」となり、2021年1月末に0%を目指すぜ!という目標に究極進化しますが、ご存知のようにコロナ&部材不足の影響で達成困難となり。ギリギリのところで業界団体&風営法議連のみなさまの努力により一年延長の沙汰が下されたおかげで、今年の1月末に(一部地域を除き)無事ミッションコンプとなったと。これは記憶に新しいですな。

 

んで冒頭に戻りますが、設置していい台数が割合で決まっとるんなら母数をデカくすりゃその分旧基準機をいっぱい置けるわけで。つまりは「旧基準機を撤去したくないなら、それ以外の台を増やせばいいじゃない!」という女王様ムーブにより生まれたのが「立ちスロ」になるわけです。

 

従って「設置台数をギリギリまで増やす」ことこそ目的であり、ユーザーに打ってもらうつもりなんぞこれっぽっちもなかったんですな。ゆえにサンドも椅子もデータ表示機もなし。もしかしたら日本中探したら設定をちゃんと使ってた店もあるかもしれませんが、たぶんツチノコ探すより難しいです。

 

 

当然怒られた

 

業界豆知識あしの 画像2

 

人類の進化は思いつきと挑戦の歴史でもありまして、そういう気概がないとコロンブスがアメリカを発見する事もなかった。ゆえに上記「立ちスロ」も発明(?)としては面白い。けどもやっぱ無理やりにも程があるのですぐ怒られました。

 

経緯としては2018年の4月25日付けで全日遊連が各都府県方面遊協あてに「取り組みを逃れるための増台行為を行わないこと」という旨の文書を発出。一気に姿を消す事になります。

 

どうもこの時点でこの「立ちスロ」というワガママムーブはまあまあ横行しておったようで、実際に目にした事がある方もおられるやもしれません。ただ地域によっては全く目にしなかった所もあると思います。筆者は一店だけ目にしましたが、当初はその意図に気づかず。「立って遊べるなんて斬新」と喜んでちょっと回しましたが恥ずかしくなってすぐヤメました。

 

 

業界豆知識あしの 画像3日本中探したらまだあるのでは

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  • 1:2022-11-04 12:17:37噂では組合に入って無かったらできたとか… 〇〇コ〇〇グループさんはw
  • 2:2022-11-04 12:18:46無かったのでの間違いw
  • 3:2022-11-04 18:45:18話は聞いたことあるけど実際にそのような店を見たことがないです。でも昔のパチンコは立ってやっていたわけだし、座る必要なんて無いんじゃないかと思ってしまいますけどね。
  • 4:2022-11-06 11:17:1290年代のパチンコ店動画たまに見ますが、都内では台間サンドは2台に一台、サンドない側は台がキッチリ隣り合わせて詰まっているし、通路も狭く人がやっと1人通れるくらいですね。あれでよくレバーやボタン操作できたものだと思います。

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