ガリぞうが独自調査値による6号機ジャグラーのデータベースを公開！【収支日記#134：2022年9月20日(火)～9月26日(月)】 (1/3)

 

今週の収支日記は9月20日～26日の1週間です。普段の稼働と比べ、収録時の疲労が倍加される理由は肺活量の問題なんじゃないかと感じ始めてきました。地元の稼働では丸一日で一言も発しない日もありますが、収録時はずっと喋っていますし、視聴者さん対応時にはホール内の喧騒に負けないよう大声を出さなければならない場合もあります。最近は「肺活量　増加」で検索する事が多いです。

9月21日：リスクとリターンの天秤

 

その昔、2003年に4号機で「北斗の拳」というパチスロが登場しました。5号機以降の世代の方はご存知ないかもしれませんが、今も続く北斗シリーズの元祖です。

 

この4号機北斗、現行の6.5号機やスマスロないしそれ以上に荒いのに、設定1だと出玉率が96.5%とリスクしかなさそうな機種でしたが、私は毎日のように良く打っていました。それは設定6だと119.7%という甘さと、圧倒的な設置台数（最大62万台）故に6が使われる頻度も高いという、見込めるリターンの大きさがあったからです。今の私しか知らない人には信じられないかもしれませんが、当時は夜に設定6が発表される店で初代北斗の確信ある台に13万ほど突っ込んだ事もありました。それもリターンの大きさと可能性の高さを見込めたおかげです。

 

しかし、5号機・6号機と移り変わるほど、リターンの見込みが小さくなっていきました。となれば、初代北斗ほどの大きなリスクは許容できません。例え設定1でもリスクの小さい機種を打つか、もしくは自身のツモ率を高めるか。恩恵が小さくなった分、何かしらのリスク回避が必要になります。それでも、4号機時代に培った「リスクよりリターンが大きいと判断すればどこまでも追おうとする姿勢」は忘れていないつもりです。

 

と言う訳で実戦記です。今日は福岡県で「プロスロ13」の収録です。こちらの店舗では過去に何度か収録させてもらっていて、一応は簡単な傾向を掴めています。

 

・カド台or末尾1番が強め（約ニブイチ）
・機種寄せor各機種に1台（どちらか不明）
・ヒントになるSNSの存在

 

このように何れも即座に自信の持てる台を決められません。こんな時の私は大体2択です。下の甘さを担保にするか、設定の見えやすさに委ねるか、でしょうか。極論で言うなら、マッピーかバンバンクロスか、みたいな話です。ただ、そこまで絞り込めない訳でもないので、リスクとリターンを天秤にかけてちょうど良いバランスと思える1台を選ぶようにしています。

 

入場抽選は130人中48番。いつもより低めな競争率だけに、今日は台を選べそうです。

 

朝10時、入店。まずはジャグラーのカド台or末尾1を……と思いましたが、何れも満席です。ならばと、意外に並びで高設定が使われるバラエティへ。すると、末尾1のNEWクレアが空いていたので確保。まずはここから掘りつつ周りの傾向と相談しながら進退を決めていきます。

 

 

 

 

まだヤメるには全然早いのですが、同じくバラエティで外カドかつ末尾1番のディスクアップ2が空きました。末尾1かつカド台というのもありますし、下の甘さもクレアより優れているので、掘るならコチラと判断し移動です。

 

 

※R後の丸文字はシナリオ番号。

 

 

目押しミス無しなので最低でも103%は積めていますが、打てども打てども何一つ高設定挙動を示してくれません。ここで再び席を立って店内を見まわしてみると、3台設置のガメラで2台の初当たり確率が設定6以上になっていて、間の1台は空席の模様。ガメラなら下の甘さも担保できますし、状況的に高設定の見込みも持てます。

 

 

 

 

目押しミス無しなので最低でも102%は積めていますが、両隣の挙動が一気に怪しくなってきてしまったので当然ながら私も不安になります。ここで三度席を立って店内を徘徊。すると、4台設置のバーサスリヴァイズ3台が設定6以上で出ていて、1台だけ設定1以下のデータで空いています。リヴァイズなら下の甘さも担保できますし、さすがに半日以上経って尚このシマ状況なのですから信じても良さそうです。時間的にもこれが最後の一撃になるでしょうか。

 

 

※BIG後の数字は全て累計数で「VC中ゲーム数.VC中ハズレ回数.VC中リプレイ回数#VG中ゲーム数.VG中ハズレ回数.VG中RTリプレイ回数」。

 

どこまで追っても追い銭が止まらず、本日の総投資が65Kにまで膨れ上がってしまいました。しかし、朝イチでほんの少しだけ触ったクレア以外はプラス期待値の稼働しかしていません。今のところは目押しミスもゼロなので欠損もありませんし、高設定を目指した立ち回りなので全て設定1とも限りません。ここ最近は本当にスランプでヒキの弱さに項垂れてばかりですが、それでも負ける動きをしていない自信があるなら落ち込む必要などありません。

 

 

 

 

 

結局、22時過ぎまで打ちきっての実戦終了。出玉を流すと1504枚。一時はどうなる事かと思いましたが、半分以上返ってきてホッと一安心です。実戦データ的には曖昧な数字のまま終わってしまいましたが、シマ状況を見ても私の台以外は好調なままだったので、推定5だったとしておきます。

 

設定6で120%・130%・140%と言った機種ならリスクを負ってでも打とうと思えます。しかし、例えツモれたとしてもリターンがさほど大きくない現行の大半の機種相手では、どうしてもリスクヘッジが必要です。下の甘さに頼ったり、設定が見抜きやすい機種を選んだり、お店の傾向を読み切ってツモ率を高めたりと、何かしらでリスクを回避する方法に努めていきたいです。