【5号機の恐怖新聞】真夏にぴったりな元祖ホラーパチスロ?怪談が見つからなかったんでこれで勘弁!
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「恐怖新聞」について。5号機中期のART機です。え、何故この台……? 実は……。
ほんとは怪談探してた。
実はこれ、お盆休みに併せて「ホールの怪談」みたいなのを集めて豆知識化しようとしてたのですが、いっこも集まりませんでした。みなさん安心してください。ホールは清浄です。幽霊いません。
とはいえ何かホラーチックなのは取り上げときたいんで、ここはやっぱ俺たちのアリストクラート(現クロスアルファ)の「恐怖新聞」をピックせざるを得ない。恐らくはこれが元祖ホラー台だと思うのですが、その辺は諸説あり。2003年のアダムスファミリーが先だろという声もあるのですけども、それはもうアダムスをホラーと考えるかどうかでマズひと悶着あるのでそこは置いときましょう。はい元祖かどうかは分からないにせよこの「恐怖新聞」というのは実に気持ち悪く出来ており、ホラーとしての完成度は実に高かった。元から原作が怖すぎてめちゃくちゃイヤな漫画なんですが、世界観が上手いこと表現されています。
スペックはボーナス+ART。ボーナスは3種類で、スーパービッグとビッグ、そしてCTを搭載。それぞれ名前が「大除霊ボーナス」「除霊ボーナス」「憑依ボーナス」という絶妙にイヤな感じでゾクゾクします。ARTは「ポルターガイストタイム」。今の人にポルターガイストって言っても果たして通じるのがどうか分かんないんですけど、いわゆるラップ音とかを引き起こす霊のことですな。日本では1982年に、当時積極的にホラーを作ってたスピルバーグが脚本書いて「悪魔のいけにえ」のトビー・フーパーがメガホンを取り作った作品のタイトルとしても知られています。んでこれ、映画もそこそこ有名なのですが、日本においてはそれよりも「映画に出演した俳優陣が次々と死亡した」という伝説の方が有名かも。そういうのを込みで、「ポルターガイスト」というのはなんとも不吉な雰囲気を持っています。ARTの名前にすな!
で、この台はそういう名称のイヤな感じもさることながら、「音」と「液晶」、そして特に演出の見せ方自体がめちゃくちゃイヤでした。なんとこれ、主人公が死んだらボーナスという、なんか今の「火曜サスペンス劇場」的なノリのフローになっていたのです。主人公が死んで、霊障を散らすために除霊したり大除霊したりすると。憑依はちょっと怖いからやめて! ちなみにこちら、2010年には続編も出ています。
「うしろの百太郎」のパチスロ化希望
つのだじろう先生はおっかない漫画ばっか描いてるんですが、個人的に一番好きなのは「うしろの百太郎」です。これ基本的にはオムニバスになってるんですけども、なんか小学校時分に読んだので凄い怖い話があって、それが最後の最後の、ホントにラストのページでキャラクターが読者の方をぐるっと振り返って「これを読んだお前は死ぬ!」みたいに叫ぶという。なんかもう色んなルールを全力で無視してただただ怖がらせにくるという。あきらかにやっちゃ駄目なやつでした。いまやったら絶対連載終わるヤツです。実際筆者、3日くらい絶望的な気分で学校行きましたし。あ、俺もうすぐ死ぬんだ、みたいな。
「恐怖新聞」も基本的に似たようなもんなんですけども、とりあえずそういう事をする人が描いた作品であるという時点で、こっちとしても「恐怖新聞」を初打ちするときは身構えて打つわけで。で、実際打ったらしっかりホラーしとるのでこれはかなり印象に残りました。実際同じように感じた人々は多かったらしく、今でも「ホラー台」を語るコラムなどを見かけた際には、かなりの頻度でこの「恐怖新聞」に言及されてるようです。
で、これが出たのが第二章でも2010年。もう10年以上前です。当時より今のホラー作品はすげーパワーアップしてまして。例えばリングとかももはや液晶ごとこっちに倒れてきたりとかドリフ的な怖がらせ方までしてくるようになってますし、今のこの時代に是非新作を作って欲しい。恐怖新聞の続編でもいいですし、なんなら「うしろの百太郎」でもいい。当たったらいきなり打ち手に対して「当たったお前は死ぬ!」って言うような台だったら大変な話題になった上で日電協から怒られたりすると思うので、是非やってください。結構真剣に希望してます。
今思い出すとあの漫画腹たってきた
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