【初当たり】初心者には分かりにくい?解析サイトに出てくる「初当たり」ってどういう意味?

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チワッスあしのです。

 

いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「初当たり」について。もはやそのまんまの意味なのですが初心者にとってはよくわからん単語の1つかも知れないので一応簡単に解説しときましょう!

 

 

初当たりと当り。

 

パチスロの場合…「メダル増加区間のかたまり」の1回目の当たり

 

あ、今更なんですが「当たり」という単語について。これ「当り」と送り仮名を省いて表記するメディアも実はあります。ブログなどを書いてる人は「どっちが正解なんだ」と困った方もおられるやもしれませんが、正解・不正解でいうと「どっちでもええ」というのが答えになります。

 

どっちでもええってどういうことや! 適正表記はあるじゃろがい! はい実は文化庁の公式見解では「当たり」が正解としつつも、誤読のおそれがない場合に限り「当り」と送り仮名を省略しても良い事になっており、従って雑誌メディアなどでは文字数を縮めるためあえて「当り」と表記してるところもあるんですな。パチンコメディアにおいて「当り」を「あたり」と読めない人は流石にいないと思われるゆえ、まあ誤読はないといえます。したがってどっちを使うかはメディア次第。

 

ちなみに文字を書く人は1回くらい目にしたことがあるであろう「記者ハンドブック」によると「当」の後には「てる・たる」が来なければイカンものとして載ってるため、新聞などのマスメディアでは「当たり」表記が徹底されているはず。なのでそっちのほうで校正とかを仕事にしてる人にとってはパチンコ系のメディアの表記はブレブレであるといえます。ですが文化庁がいいって言ってるんだからそんなんどうでもいいです。要するに「どっちでもいい」あるいは「メディアの規定次第」なのが「当たり・当り」なのですな。

 

なお筆者はお仕事で各記事の全てで「当たり」と表記することにしております。「なな徹」さんも今確認したら「当たり」で統一されてるようなので、今回も「当たり」と表記します。

 

んで今回のネタである「初当たり」なのですが「大当たり後の連チャン・チャンスゾーンでの引き戻しなどを全部ひっくるめた上での【メダル増加区間のかたまり】の、最初の一発目」を指します。最近は「ツラヌキスペック」とか「貫通型」と言われてる「AT終了後に引き戻しがあるもの」が増えていますが、これらの場合はつらぬいた先の当たりも含めてひとつのかたまり。「沖ドキ!」のような疑似ボーナスのループシステムも、32Gまでの当たりはかたまりの中の当たりとして扱われます。

 

ちょっと難しいのが「押忍!番長」のようなモード式の機械。例えば通常時から疑似ボーナスを経由してATに突入し、その終了後にAT自体の引き戻し抽選と、さらにゲーム数解除の擬似ボーナスが絡むような機種ですが、ATの引き戻しについてはかたまりの内側、転落後の疑似ボーナスは外側……と分けて考えるのが「本来の筋」でしょう。つまりAT引き戻しは初当たり確率から除外、天国ループは初当たり確率に参入、という感じ。ただしこれも考え方の話になるので、のメーカー発表値がどういう計算しとるかはそれぞれの機種で違います。

 

と、パチンコに比べパチスロはシステムが非常にややこしく、どっからどこまでが一連の増加区間なのかがよくわからん機種も結構あります。メーカー発表の初当たり確率と実際の計算で数値がズレてる場合などは、どっからどこまでを初当たりにしとるか、あるいは連チャン率に参入してるかのズレの結果だったりするゆえ、まあこのへんは「さじ加減」がデカい。そんな感じです。

 

 

特賞スタート!

 

パチンコはパチスロよりもわかりやすい?

 

一方でパチンコに関してはシステム周りがめちゃシンプルであり、初当たりの考え方がすげー簡単です。要は「ラッシュやその後の時短などが全部終わるまで」がひとつのかたまりであり、この一連のかたまりを「特賞」と言います。いわゆるホール用語ではこの特賞の確率を「TS(特賞スタート)」といいTS319などと表現し、これがそのまんま「初当たり確率」を意味します。

 

んで最近「モードTY」という単語を目にする機会も増えてますが、これは「(ラッシュ突入時の)特賞の獲得差玉」を表現した単語です。ラッシュ時の出玉力を測る指標ですな。これが高いと単純にラッシュの威力が強いという意味。逆にモード全体ではなく大当たり1回あたりの獲得差玉は「T1Y」と言いますゆえ、頭の片隅においときましょう。

 

ちなみになんで「Y」なのか。筆者はずっと「paYout」の「Y」なんじゃねぇかと睨んでたのですが実際は「特賞(T)寄り(Y)」の略だそうで。「寄り」の意味はまた別に調べてみてください。なるほどそういう考え方なのね、と少し勉強になります。

 

 

業界豆知識あしの 画像3これってTSいくつでしたっけ? みたいな使い方すると業界人っぽく聞こえるかも?

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