【フル攻略】機械性能を最大限まで引き出す「フル攻略」ってどういう意味?

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チワッスあしのです。

 

いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「フル攻略」について。機械性能を最大限まで引き出すには絶対に必要なことなのですが、これは果たしてどんな意味なのか。チェックしてみましょう。

 

 

有力なヤメ時ではある。

 

技術介入要素が強い機種は練習が必要

 

初心者の方でも、「出玉率」あるいは「機械割」という言葉を耳にしたことがある方は多いと思います。出玉率は機械の性能から計算した性能の数値で、機械割は実際のホールでの割数を意味するホール用語ですが「出玉性能を表す数値」という意味で概ねおなじ使われ方をしています。これが高ければ「甘い」機種であり、低ければ「辛い」機種であるということですな。

 

当然これらはあくまで計算上の数値か、あるいは膨大な数のデータの平均値を取るので、実際に打ったときに全部の台がその数値になるわけじゃありません。出玉率100%を超えてる台で交換ギャップなしでも負ける時は負けますし、逆に勝つことだってある。数値が高ければ高いほど勝ちやすいのは間違いありませんが、絶対に勝てるわけじゃない。

 

安定して勝てない理由はいくつかありますが、まずは「ヒキに左右される」という当たり前の話があって、次に「機械性能を存分に引き出せてない」というのがあります。逆に機械性能を最大限引き出す打ち方を「フル攻略」と呼び、特に技術介入要素が高い機種を打つ時には、目指すべきひとつの打ち方としてゴール地点に鎮座しており、初心者さんの場合はこれを目指して「練習」をする必要があります。

 

【出玉率を下げる主な要因】
・小役の取りこぼし
・ボーナス成立から入賞までのラグ
・ボーナス中の消化方法の不手際
・恩恵のあるビタ等の失敗
・ヤメ時のミス

 

フル攻略をやる上で必要になるのがだいたい上の要素。「小役のこぼし」については最近は絶対に取れない択ありの小役などもあるので一概には言えませんが、基本的には「成立したフラグを全部入賞させる」のがフル攻略に必須です。成立、というのは内部的に「揃えられる状態になる」ことで、それを揃える事を「入賞」と呼びます。入賞させられなかった小役は消滅してしまい、これを「取りこぼし」と言います。1枚役でも1日トータルで100回こぼすと100枚の損なので、何気に笑えません。もっとデカい枚数の小役なら尚更気をつけて打つべし。

 

続いて「ボーナス成立から入賞までのラグ」ですが、いわゆるリーチ目が出てから揃えるまでの間を指します。リーチ目というのは意地悪な言い方をすれば「ボーナスの取りこぼし出目」なので、出たら迅速に(1枚がけできるなら1枚で)揃えましょう。また複数のボーナス図柄がある機種については「小役をフォローしつつ」「どのボーナスか判別しつつ素早く揃える」という手順があり、それを「最適手順」と呼びます。これも適当にやってると恐らくトータルで1日数十枚程度のマイナスになるんですが、完全に最適化するには目押し力だけではなくリーチ目の知識も必要になる場合あり。特に連続演出を備えて告知までのラグが長く、かつボーナスの組み合わせの種類が多い『ひぐらしのなく頃に』みたいな機種では重要度も高くなります。

 

「ボーナス消化中の不手際」は、最大枚数を獲得するための「1回だけ○○を揃える」みたいなのを忘れたり、あるいは複数回やったりすること。これは疲れがマックスまで来てる時に発生しがち。ですが最大で1回あたり15枚損することになるので気をつけましょう。

 

続いて「恩恵のあるビタ等のミス」ですが、これは現行機では『ディスクアップ2』や『マッピー』、『ピンクパンサー』などで顕著。ミスればそのまんまATなどのゲーム数が減ることにつながり、1日トータルでみると数百枚規模の違いになってきます。ただ「100%に近いビタ」というのはある程度の修行が必要で、個人の特性もあり。全員が初見でできることではないので、その分効果もデカめになってます。

 

最後の「ヤメ時のミス」ですが、これは要するに「ATやARTを取りきれない時間まで打つのはNG」ということ。技術介入機においては基本的に出玉が最大になるタイミングで即ヤメするのが一番偉く、ダラダラ打って凹んだ所でヤメるのが一番ダメ。その上で閉店間際にATを残して終了とかだとフル攻略も何もないので、余裕を持って立ち回りましょう。

 

 

フルウェイトもあるよ。

 

試行回数を増やすために速く打つべし

 

フル攻略を行い機械性能存分に発揮させた状態で打つ場合、打つ時間の長さというのもかなり重要になってきます。つまり出玉率が100を超えてるんだからあとは試行回数の勝負になるわけで、その時には正確性にプラスして、打つ速さも重要になってまいります。つまりビタる際に30秒くらいリール見てベシッとキメるよりはリール2周くらいでサクッとキメたい。パチスロは1ゲームあたり4.1秒という下限があるので、それより早い必要はありませんが、逆に言うとそれ以上時間がかかるとコンマ数秒単位で時間を損しています。

 

下限よりも短い時間で消化するとレバーオンから次のリール始動までボタン入力を受け付けない、あるいはリールが回らない時間があります。これを「ウェイイト」と言い、4.1秒まで前のゲームを引き伸ばす為に存在しています。毎ゲームこれが発生するのが「フルウェイト」状態であり、ビタがある技術介入機をフルウェイトで消化するのはよっぽどの修練が必要になります。

 

 

業界豆知識あしの 画像3『バンバンクロス』のボーナスをフルウェイトで消化してる神を見たことあります

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