【セルフ端玉景品交換】パチンコ店の端玉景品交換でバイキング方式が増えているのはなぜ?
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「セルフ端玉景品交換」について。ちょっと前まで店員さんを介してやってた端玉の景品交換が、最近はどこもセルフになってきてるよねという話です。
バイキングの店が増えたなぁ。
ちょっと前まで、端玉(あまり玉)の交換は「コレ」って決めたのをカウンターに持ってって、そこで店員さんが機械でピッてやってくれるのが当たり前だったんですが、いつのまにやら「ご自由にどうぞ」というバイキング方式の店が増えています。これこそ地域差があるかもしれませんが、都内ではもうかなり多い。体感ではもう半分以上はそうなってるんじゃないでしょうか。筆者ほぼ会員カードを使うんであんまり気にしてなかったんですけども、去年あたりに普段いかないホールで初めてこのバイキング方式を体験し「うっそ、いまこうなっとるの」とびっくりしちゃいました。知識としては知ってたんですけどね。利用したのが初めて。
これが増えた理由としては色々考えられるんですが、まずは経費削減、それからカウンター業務の効率化があると思います。
そもそも本来、パチ屋さん的には端玉のラストの1玉・1枚までちゃんとモノにして渡さなきゃいけないものなのですが、自分で持っていって貰う分には「要らないからそのまま帰る」という選択肢が発生することになります。だいたい負けた時に飴玉やらヤクルト貰っても「やったぜ!」とはならんので「要らん」と判断してそのままスッと帰る人が相当数いると考えられ、そういう意味では仕入原価への影響も結構あるハズ。またカウンター業務がスムーズになることで人件費の低減にも効果はあると考えられます。
繁忙時間の交換カウンターというのはむちゃくちゃ混むのがパチ屋のデフォであり、その混雑の主な要因というのは間違いなく「端玉景品」の処理。マジでギリギリまで交換しようとする人は、飴玉一個とかをちゃんと選ぶんで、その人数によっては物理的に回らん時間帯が発生してるホールもあると思われます。バイキング方式であればその辺はかなり効率的になる。またこれは金価格の変動により特殊景品から「500円単位」が無くなり、端玉が大きくなりがちになった地域があることも無関係ではないんじゃないかなと。要するに、「経費削減」「カウンター業務効率化」の意味で、このバイキングシステムはめちゃんこ有用であり、これがパチ屋のデフォになるのはそう遠くない未来でしょう。というか、既にそうなってる気もします。
バイキングのメリット |
仕入原価の抑制 |
人件費削減 |
カウンターの混雑緩和 |
バイキングのデメリット |
防犯面の手間 |
初回のシステム構築 |
防犯はどうなっとるの?
バイキングシステムはみんながルールを守ることが前提に運用されるものであり、ある意味では性善説に則ってます。ですが当然これ「めちゃくちゃいっぱい持って帰る」という人もいるハズですし、運用上の懸念点としてはそれが一番デカいハズ。大事なのは総数のなかで「多く持って帰られる景品の仕入れ額」と「持っていかれずに捨てられる端玉数」のどっちがデカいかなんですが、筆者はこれ、圧倒的に「捨てられる端玉」のほうがデカいと考えています。
実際に数字を見たわけではないんですが、理由としては「そこまでルール違反する人が多いとは思えない」から。一方で「差玉レシートを捨てる人は数多くいそうだから」。というか、そうじゃないとバイキングがここまで流行るわけはないと思います。
ただ全く空手で置いてるだけというのも考えづらく、多分カウンタースタッフさんの目視確認、あとは防犯カメラによるチェック等で徐々に何かやってる人を特定していき、最終的に確証を得たところでズドンと注意する、みたいな流れなのではないかと予測します。
周りに「実際に怒られた」という人はおらず。ですがネット上で確認した所そういう話もあるようで。まさか大の大人でそんなことをする人がこの記事をお読みの方のなかにいるとは考えていないながらも、一応言っとくと、これは万引きとおなじ「窃盗罪」なので普通にポリスメンの出番になります。捨てる人がいっぱいいるんだから俺が貰ってやんよ~くらいの気持ちなのかもしれませんが、やっちゃダメ! 絶対!
大型ホールには景品窃盗Gメンがいたりして
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