【上位AT】特にスマスロでよく見られる「上位AT」って何が上位なの?

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チワッスあしのです。

 

いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「上位AT」について。ここ最近ほんとによく聞く単語なのですが、人によってその定義にはばらつきがある模様です。ちょっと1回どんな意味の言葉なのかちゃんと考えてみましょう。どうぞ!

 

 

いろんな「上位」がある。

 

初搭載機種は
定義によって異なる

 

そもそも「(普通より)上の位にある出玉区間」という意味では5号機の頃からそういうシステムは存在し、例えば2011年「笑ゥせえるすまん」の「真(極)フクゾーラッシュ」なんかは多分そのなかでも初出のほうのヤツだと思います。呼称としても初代から確か「上位ART」という使われ方をしておった気がしますがこれはエビデンスなし。調べたところ2013年に出た「2」では確実に形跡がウェブ上に残っています。この辺は人によって何が初出か全然違い、例えば2008年に山佐が出した「バイオハザード」のプレミアムARTこそそれだと考える人もいるでしょうし、4号機時代のテクノコーシンの「神輿」のミリオンチャンスがそれだと答える人もいるかもしれません。

 

何が最初かと厳密に言えないのは、そもそも「上位AT」「上位ART」という単語の厳密な意味合いが定義されていないからで、解釈の仕方によってこの辺はかなり変わってくる。なのでまずは考えられる「上位の要素」を思いつく限り挙げてみます。

 

・下位よりもループの継続がしやすい、継続ストックが溜まりやすい。
・下位よりも上乗せが発生しやすい、上乗せ数が増える(倍になるなど)
・下位よりも特化ゾーンにいきやすい、専用の特化ゾーンに行く。
・下位よりも純増枚数が速い。
・終了条件(ゲーム数・差枚管理など)が違う。
・規定ゲーム(セット)まで必ず継続する。
・そもそも終わらない(無限)
・さらにもう1つ上位のATに一歩近づいた状態。


 

と、こんな感じ。まあ大体わかると思いますが、これらは出玉に直結する部分での「上位」であり、こういった要素がないものを「上位」と呼ぶ例はおそらく無いと思います。

 

ちょっと扱いが難しいのが最後のヤツで、これはいまだとネットの「ケンガンアシュラ」がそれです。つまり上位の上に最上位があるヤツ。当該機も「拳願絶命ラッシュ」と「拳願絶命ラッシュ阿修羅」の間にそこまで激しい性能差があるわけではないのですが、明確な上位ATである「ULTIMATE拳願ボーナス」まで一歩近づいた状態という意味では「阿修羅」は上位に違いはなく、「ゲームフローのなかでの上位」という意味では間違いなく上位であると言えます。

 

また、終了条件が違うってのは「ノーゲーム・ノーライフ  THE SLOT」のバグモードみたいなやつですね。通常時は差枚管理のATがバグるとゲーム数管理になる、みたいな。当然同じ数字が乗るならゲーム数管理のほうが3倍偉いです。

 

で、とりあえず筆者としては上記の箇条書きのうちどれかが満たされたATであれば「上位」と言っても良いと思うのですが、今の御時世的にはやっぱり「純増枚数アップ」は欲しいと答える人が多いのかもしれません。筆者はそこはあんまり重視してないですけどね。

 

 

スマスロで一気に広まった単語です。

 

今は流行しているけど
永久に続くわけではない?

 

んでこの「上位AT」という言葉ですが、ここまで一気に広がったのは無論、スマスロ時代が到来してからのことです。

 

要はただいま大流行中の「エンディング後(有利区間突入後)に上位ATに突入してそれがループする」という仕様。これは有利区間の枚数制限を事実上無効化するという意味ではおそらく究極に近いやり方で、スマスロ初登場時の3機種のうち2機種(「革命機ヴァルヴレイヴ」「刃牙」)がそれを搭載。刃牙は2400枚の塊を連続して取らせる仕組みを採用し、ヴヴヴは上位ATのセット継続時の一部で有利区間が切られる仕組みを採用と、アプローチは違いますが上位ATに入ればどこまで続くか分からないという作りは一緒です。

 

また明確な形では上位ATを搭載してなかった「スマスロリノヘブン」もシステム的には有利区間再セット後にループ率が高いモードに移行するという、いまでいう「北斗」にちょっと近い形になってたので、まあつまりは各メーカーとも最初っから「スマスロはこういう形がいいんだろう」というのが見えてたんだと思います。

 

なんにせよ、「上位AT」という考え方は有利区間ありきの話になっており、もし7号機でその形が変わるとするなら、当然それに従って「変わる」あるいは「なくなる」ものであります。いろんなシステムが生み出されては流行って廃れる、というのを繰り返してるパチスロにおいて、令和6年の今は確実に「上位ATシステムが流行してる」時期。好き嫌いはあると思うのですが、まあ永久に流行するようなシステムではないと個人的には思うので、みなさんも食わず嫌いせず、遊べるうちに触っときましょうぜ。

 

 

業界豆知識あしの 画像1銭形が一番入りやすい気がする

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