【液晶リール】液晶リールの目押しって要るの?いや実は必要な機械もあったんだよ、という話。
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「液晶リールの目押し」について。これは不要なアクションの代表みたいな感じなんですが、実は過去、目押しが必要な機種もあったとか? ちょっとみてみましょう。
フリー打ちでいいけどさ。
液晶リール。これは過去、「回胴黙示録カイジ」にて登場したあと5号機中盤くらいまで猛威を振るったあれですね。1度は禁止になってパチスロ界から姿を消しましたが、6.1号機で再度解禁され現在に至る、というもの。またの名を「ビデオリール」といいますが意味は同じなので好きな方で呼びましょう。基本的にはこれらは全部演出用であり、あくまでもメインリールで何かがそろった結果が、演出として液晶リール側に反映されます。パチスロの仕組みを知っていればこの辺は特に説明されなくても分かるのですが、目押しが全く効かないかというとそんなことはなく、何気に先出の「カイジ」からすでにちょっと目押しは効いてました。ステージによってはダメなんですけども、滞在モードや前兆にまつわるチャンス目なんかは、ちゃんと目押ししないと出ないという仕組みになってたような気がします。
それでいうと2011年の「装甲騎兵ボトムズ」はかなり特殊で液晶リール上で「初代北斗」の出目を再現しており、中押し赤7狙いをすることで最大限楽しめるという工夫がなされていました。ただこれも別に揃えなければならないとか目押しをやんないとダメみたいなことではなく、あくまでも演出として「より楽しむため」の工夫だったんですね。
さて、じゃあ今回のキモになる質問。過去、液晶リールでちゃんと7を揃えないとARTが始まらない機種というのがありました。それはなんでしょう。
はい、正解はスパイキーの「プロゴルファー猿」ですね。もしかしたら他にもあったかもしれませんが、初出はこれ。ちなみにこれ「赤ドンのドンBIG中の演出の方が先じゃろがい」という意見もあるかもしれませんが、赤ドンの場合は液晶リール機というよりもBIG中のみの演出として液晶リールがでるだけですし、また、目押ししなくても普通にゲームは進みます(内部的に葉月ポイントは貯まる)。なので絶対に目押ししないとダメ! というのは「プロゴルファー猿」が最初なんですね。
演出用リールというのもある。
液晶ではなく、演出用のリールについてもちょっと触れときましょうか。リールが複数あるのは5号機序盤の山佐さんの機種なんかに結構ありましたが、そうではなくて演出用特化のリール。
これが最初についたのはやっぱ山佐さんの「シーマスター」でした。これがストップボタンと初めて連動したのはご存知「キングキャメル(以下、キンキャメ)」ですね。あれは演出用リールがメインリールの位置にはじめてきた機種としてちょいちょい出てきます。
んでこのキンキャメはメインリール3本と演出リール3本の合計6リール機械なわけですけども、実はこの地球上にはそれより更に多い7リール機というのがあります。それが2007年のアルゼの5号機「ゲッターマウス7R」です。これ打ったことある人結構いるかもね。どういう理屈かというと、まずメインリール3本と、初代のリール制御を再現するための擬似メインリールが3本。さらに! 演出用のハチマキリールまで搭載してたわけで、これで合計7リールなんですね。
おれは同じ筐体を使った「バチヘビノッチ」の方が好きでよく打ってたんですけど、当時は「なんかいろんなところがぐるぐる回って賑やかだな」と思ってたもんです。
バチヘビとはツチノコのことである
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