実戦値を期待値換算していくジャグラーの立ち回り【収支日記#13】 (1/2)

実戦値を期待値換算していくジャグラーの立ち回り【収支日記#13】 eyecatch-image
ガリぞう プロフィール
ガリぞう

北海道出身のパチスロライター兼パチスロ生活者。パチスロについての自作サイト運営から、漫画原作者およびライターに。漫画「プロスロ」は16年の長期連載。現在は実稼動経験と豊富すぎる知識に基づく勝ち方、打ち方で魅せる動画で多くの支持を集める。特にジャグラーに関して圧倒的なノウハウを持つ「ジャグ神」

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https://twitter.com/garizo2

今週の「ガリぞうの収支日記・特別編」は、とても好評を頂いているらしい「設定6の確信を持って打った日」の第三弾です。第一弾同様にジャグラー回ですが、今回もまた一風変わった状況下で確信を持てている実戦なので、何かしら皆様の参考になるかもしれません。

 

「設定値を確定させられないジャグラーでは安定した期待値を積めない」と言った意見も良く聞きます。私はジャグラーの立ち回りをパチンコに例えて説明する事が多いです。例えば「千円で22回転の台がある」なんて言葉は良く耳にするでしょう。違和感を覚えない方も多いでしょう。

 

しかし、その台は本当に千円22回のスペックなのでしょうか。実戦値では千円22回になったというだけで、本当のポテンシャル(期待値)は21回なのかもしれないし、23回かもしれない。それでも一日単位で計った千円22回という実戦値から仮の期待値を算出し、実際にプラスの結果を生み続けられているパチンコ生活者の方々がたくさんいます。

 

大きなくくりで言えばジャグラーも同じです。自身の立ち回りと実戦結果を期待値換算し、常に補正していきながらより良いジャグラーでの動きを模索し続ける事でプラスの結果を生み続けられます。そんな「自らの実戦値を期待値換算していくジャグラーの立ち回り」を今週の実戦記から読み取ってもらえたら幸いです。

 

 

設定6の確信を持って打った日その1.ハッピージャグラー

 

その昔、年に一度だけ同法人の系列三店舗合同で全台設定6と思われる店が北海道にありました。(現存しますが昨今の状況は未確認です)
一切のガセなく全台が設定6だという事は、この一日だけで三店舗合わせて毎年2000万以上の赤字を生んでいたデータからも一目瞭然です。

 

例えば某年のアイム。

 

 

ガリぞうの収支日記 画像1

 

60台もあって逆算ブドウ確率がこうなる異常さは、普段からアイムで詳細データを採取している方なら理解できるハズです。

 

例えば某年のマイ2。

 

 

ガリぞうの収支日記 画像2

 

マイジャグラーは全台合算のボーナス確率とPAYOUTを見てもらうだけでも伝わると思います。こうしたデータはジャグラーのみならず、年イチの日に限りハイスペックのAT機・ART機も漏れなく全6になります。

 

ただ、これは道民のパチスロ生活者であれば誰もが知っている話で、競争率も半端じゃありません。パチスロは各店舗250台ほどあるのですが、前日の閉店時間の段階で250人以上の並びが発生します。つまり、250人以上の方々が徹夜で並びます。また、並びの前方は任侠系の方々が陣取るので、揉め事上等で並び子を雇うといった小細工も通用しません。

 

秋口なので雪こそ降りませんが、北海道特有の夜中の底冷えの中、体力にあふれた若者達がしっかり並んでいます。勿論この日はパチンコも甘いので、並びの面々全てがパチスロじゃないだろうと私も知人達と夜中の2時から並んだ事も何度かありましたが、やはり満席で朝イチからパチンコを打つハメになっていました。

 

これは我々の手に負える状況じゃない。年イチ日に知人達とノリでパチンコを打ちながら、そう話していました。しかし、この店に何度か挑んでみた私には、一つだけ付け入る隙が見えました。

 

昼過ぎになると何故か空席が生まれるのです。勿論ボロボロなデータの台ばかりなのですが、それでも開店から数時間で空くのです。例え過去何年も全6だろうと、どれだけ長時間並ぼうと、目の前のハマリに耐えかねてか数時間打っただけで捨ててしまう方がいる事に気付きました。

 

そう、これこそがジャグラーの長所だと個人的には思います。ジャグラーは設定値の確定要素が存在しない故に判断基準が人によって大きく変わります。過去の何百万ゲームの傾向を信じられず、目の前のたった数千ゲームで不安にかられ捨てられてしまう仕様もジャグラーの長所だと思っています。

 

だとしたら、身を削った並び勝負・体力勝負で真っ向から戦うよりも、お昼過ぎにフラッと来て空いた台を打つ方が立ち回りとしてスマートなんじゃないでしょうか。

 

動より静。

剛じゃなく柔。

並び勝負じゃなく判断力勝負。

体力では若者に勝てない老戦士の生きる道を見つけました。

 

翌年の年イチ日。

今はパチスロを一切打たなくなった嫁も私の作戦に乗りたいと言い出したので、助手席に乗せて年イチの店に向かいます。ホール到着は正午過ぎ。店内を何度か回っていると早速アイムが空いたので、これを嫁に打ってもらって私は再び空き待ちです。

 

シマの外でじっと待つのもマナー的にどうかと思うので、車内で待機しつつ定期的にシマを覗いていると、夕方前に 5284G・BIG=14(1/377)・REG=15(1/352)のハッピージャグラーが空席に。年イチと言えど夕方に空いてしまっても仕方がないほどの極悪データですが、これを確保し打ち始めてみます。どんな酷いデータであっても今日は全6と信じて打つべき日なのですから。

 

 

※米印はチェリー重複の意。

ガリぞうの収支日記 画像3

 

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閉店ギリまで打つと景品カウンターの混雑で一時間以上並ばされますし、この店は我が家から100km以上あり帰り道も不安なので、22時過ぎに実戦終了。さすがに打ち始めた数字が極悪だったので多少は不安もありましたが、私が打ったデータだけで見ればゴリゴリの高設定挙動になりました。

 

出玉を流すと1520枚。投資は200枚のみなので、半日に満たない実戦ながら日当を得る事ができました。嫁もアイムで+3000枚overの鬼強でしたし、最終データを見てもやはり全6だったのだと思われます。私が良く言う「ジャグラーは目の前の数字よりも根拠」を最大限に発揮できた実戦日でした。

 

尚、この年イチに私が通ったのは、この翌年まで。その後は入場が抽選になったり設定状況に変化があったりで行かなくなってしまいました。ただ、私にとっては「どんなに強いと知られている状況でも目の前の数字に捕われヤメてしまう人は存在するので空き待ちは有効」という立ち回りスキルを学べた事に感謝しています。

 

 

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