【スマート遊技機】2022年夏に登場?スマパチ・スマスロについて解説!
チワッスあしのです。
パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は最近なにかと話題の「スマート遊技機」について。出るのは知ってるけどかなり紆余曲折を経てるので今どんな話になっとるのかチェックしてみました。一緒に理解を深めていきましょう!
スマート遊技機ってなんだ
ここでいう「スマート遊技機」は、主に「稼働情報の集積」や「不正防止」「コスト削減」などを目的に議論の俎上に載せられ続けていたもので、その歴史は非常に長いです。呼び方も二転三転しており、例えばパチンコに関しては「封入式」という単語が、おそらくは我々ユーザーが最初に耳にした最初の形だったと思われます。
それから「管理式遊技機」や「メダルレス」といった単語を経て、リリース直前の現在ではそれぞれ「スマートパチンコ」「スマートパチスロ」という名称で呼ばれております。一応は確定っぽい感じではありますが、実際のリリース時にはもうちょいキャッチーな商号がつくかも知れませんし、そしてそっちが一般名称として固定される可能性ももちろんあります。個人的にはお年寄りに「スマート」っつってもあんまり刺さらないと思うので、実際にホールで「◯◯コーナー」と固めた時にピンとくる名称が自然発生的に生まれるんじゃなかろうとかと愚考。
んで、一体そのスマート遊技機は一体どんな特徴をもっているのか。
これはパチンコ・パチスロ共通事項として、まず「メダル・玉に触れないでいい」というのが挙げられます。これピンと来ない方もおられるかもしれませんが、家スロで打つ時はメダル不要機に改造するのが一般的ですし、ゲーセンとかホテルに置いてあるパチスロもだいたいその方式なのでそれを想像してみるとピンと来ると思います。
それと不正防止。これもデカい。特にスマートパチスロのほうではホッパー周り・セレクタ関連の部品が一気に無くなるので今よりかは明らかに「ゴトに強い」ハードウェアになるものと考えられます。パチンコの方はちょっとまだ形が見えないのですが、こっちも元々が封入式として考えられていたので多分釘関連のクセのあれこれに耐性を持つ感じになりそうな気もします。が、一方で玉づまりはどうすんの問題があるゆえ、一切開けられないというのは考えづらく。実際に運用されるまでよく分かんねぇなという印象。もし厳密に運用されるのであれば、雑誌からボーダー情報が消え、代わりに「設定付きパチンコ」が復権する流れになるかと思われます。
スマートパチスロに関しては既に昨年10月から持ち込みが開始されていて当初はこの春にはもう出るんじゃねぇかと言われておりましたが、とりあえずパチンコと足並みを揃える形で夏頃登場との事。細かい仕様に関しては各種セミナー等で言われいた「有利区間(ゲーム数)撤廃」は未だ「予定」になっています。ただこれも別で「有利区間払い出しの差枚数管理化」が動いている段階なので、果たして実装されるのがどういう規則になるかはまだ見えないです。んで持ち込み開始当初はこれが便宜上「6.3号機」と呼ばれてたのですが、夏頃登場となるとややボトムが重い。最近の機種の開発速度を鑑みるに差枚数対応の方が先に出る気がします。となると、6.4とか? まあこの辺も便宜上の数字なんで別になんでもいいっちゃいいんですけども。
で、ここからは完全に妄想の域の話なのですが、そもそもスマート遊技機化の流れが加速してる理由の一つに「ギャンブル依存症対策」があります。スマート遊技機が「ICカード必須化」とセットで考えられてる以上、誰がどの程度打ってどのくらい負けてるかとかそういうデータも集積可能です。その気になれば(あくまでも仮定の話ですが)、月間の負け額にリミットを設ける事もできるといえばできる。そしてのめり込み対策に関してはそもそも6号機が6号機になった大きな要因のひとつでして、そこに対するクリティカルな対策にもつながるということは、お上に対して「これを推進しますから、こうして貰えませんか」という、ひとつの交渉材料としても使う事ができると考えられます。つまり「(抜本的な)規制緩和」ですね。というかそっち系のインセンティブがないと大きな流れを作るのは厳しいんじゃないでしょうか。
要するに、内部の数字にまで手を突っ込んだ、小数点じゃないほうのメジャーチェンジが来る可能性も、全くのゼロじゃないと思います。
何が起きるのか?
さてそんなスマート遊技機。批判的な声がすごく大きいのですが、実際の所どうなんでしょうか。今回は良い意味で変わるんじゃないかな、と思う部分を少々。
巷の評判を見ると「お金がかかる」みたいなイメージが先行しており、既存店舗に関してはたしかにその通りだと思います。ただ、新規店に限って言えば「設備投資費」や「人件費」の側面からみて大幅なコストカットになると思います。この場合の設備とは玉の循環装置とかクリーニングとかジェットカウンターとかの意味ですね。また、それらを扱うスタッフも不要になるわけで、新規開業にかかる設備投資費は(今と比べて)激安になるはず。
ホールさんは新店舗をオープンする場合に「居抜き」で設備ごと買う、というのが昔からよくあるパターンなのですが、スマート遊技機が一般的になると、居抜きにこだわらず、さらにもっと小型のお店でパチンコ屋さんをオープンするぞ、という流れが出来る可能性を秘めてると思います。最近話したあるコンサルタントさんはこれを「パチンコ店のコンビニ化」と呼んでいましたが、慧眼だなぁと思いました。
「小型店舗が増える可能性がある」というのは一見あんまり意味なさそうな気がするのですが、遊技人口減少の流れが店舗数減少と連動してる以上、とりあえず非遊技層との接地面を増やすという意味ではプラスに作用するんじゃないかなぁと思います。
ちとまだ不明な点が多いのですが、とりあえず「スマート遊技機ってなに?」という話でした。
まだまだわからないことが多いですが、良い影響が生まれることを期待しておきましょう
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