【ポロリした機種】パチンコ・パチスロの演出で露出はどこまで許されるかを考察！

チワッスあしのです。

パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「際どい性表現」について。性表現っていうと逆にエッチくて嫌な感じなんですが、要するにパチンコ・パチスロにおけるエロ描写についての豆知識になります。どうぞ！

古来、パチンコはエグかった。

今はもう業界が健全化の方に舵をきっとるのであんまりそういう台ないというか、たまにやりすぎて大丈夫なんこれみたいなのが出てくる程度なのですが、その昔のパチンコは色々と不味い機種がたくさんありました。

まず冒頭の「ポロリした機種」なんですが、これ実際にお上に怒られた台というのがあります。割りと有名なのでご存知のかたもおられるかもしれません。それは西陣の「ニューモンロー」ですね。リリースは1991年です。諸事情により写真が貼れないので個別にググっていただくとして、どんな台か言葉で説明すると「大当たり中に役物がオールヌードになる」というもの。もちろんバストトップ（湾曲表現）もしっかり出ます。

今の時代だったら絶対無理なんですが、まあ当時も正直無理でして、これは京都府公安委員会が検定不合格の判定を下しました。従って京都のみバストトップ部分にビキニを模したシールを貼って検定を取り直したものが出回ることになります。ちとこの「京都府のみNG」というのが分かりづらいかもしれませんが、要するにメーカーは機械を作ったあとにまず「型式試験」というのを申請して適合を受ける必要があります。その後「設置許可」を得るために各都道府県で「検定」というのを通す必要があるのですが、これ事実上は両方とも「公安」が担当しておる関係上、適合を受けた機種は概ね検定も通過します。どっかの都道府県だけ落ちる、というのはまあまあレアなのですが、特に「ニューモンロー」の場合は「役物のバストトップ」が原因であるというのがなかなかに面白く、現在でも語り草になっておる次第。知らなかった人は豆知識として記憶の片隅に入れといてください。

またここまで酷くはないとはいえ、昔の機種はパンチの聞いたエロ表現が結構あり、その筋で有名なのは1995年、ニューギンの「ミルキーバー」だと思われます。これ筆者も好きで良く打ってたのですが、「すももちゃん」なるヒロインが大当たり中にどんどん服を脱いでいくわけですね。昭和の脱衣麻雀みたいな絵柄なので今みるとちょっと笑っちゃうのですが、当時はそこそこ色っぽく見えたものです。ちなみに「すももちゃん」は最終的に全裸になるのですが、肝心な所で画面が暗転「自主規制」という文字に置き換わるという配慮がなされています。ニューモンロー事件がなかったら丸見えだったかも？

サラリーマン金太郎が招いた疑問

パチスロの助平演出で有名なのは2001年、バルテックの「美麗」でしょうか。ビッグ消化中に往年の脱衣ブロック崩しみたいなパズルゲームが遊べることで話題になりました。本職のセクシー女優さんが出てくるし普通に色々と丸見えだったのですが、これに関しては「なんでニューモンローが怒られてこれは大丈夫だったんだ」という疑問が浮かびます。これに関してはエッチな画像を観るためにはかなり高度なパズル（？）をクリアする必要があり、慣れても難しかったというのが良かったんじゃねぇかと思っています。要するに検定時にその画像が出なかったのではないかと（※個人の見解です）

その説を補完する傍証はもう一つあります。同じ年にリリースされたロデオの「サラリーマン金太郎」ですが、こっちも「野球拳演出」でバストがもろだしになります（どういう時代だよ）。

ただしこっちはバストトップなし。深夜エロアニメ方式の配慮がなされていました。こっちはずっと打ってりゃ普通に出てくる演出なので公安の人が見てないわけがないのですが普通に検定をクリアして設置されており。京都にも置いてあったハズなので、要するにポロリが怒られるのは「バストトップ部分」であり、それがないのならまあOKという事なんではないかと思います。

あと他になんかバストがもろだしになるパチスロがあったような気がするのですがついぞ思い出せず。もしご存じの方がいたらコメントお待ちしています。

金太郎のは乳首が描いてあったような記憶もあるんです。Sで消された系？　じゃないよね