【お仕事】パチンコライターになるにはどうすればいいか考察してみよう!

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チワッスあしのです。

 

パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「パチンコライターになる方法」について。これ意外と語られてない事なので、もしなりたい方がおられたら参考にしてくださいませ。どうぞ!

 

 

動画演者がオススメ。

 

まず「演者」になって「ライター」を目指す

 

パチンコやパチスロが大好きで大好きでしょうがなく、もう寝ても覚めてもそればっかり考えちゃう人も、これを読まれてる方のなかにはいらっしゃるかと思います。そういう方は一度くらい「パチンコライターになりたいな」と思ったことがあるかもしれません。一応筆者の肩書も「パチンコ・パチスロライター」であるゆえ、実体験やらをもとに「どうやればなれるか」をしたためたいと思います。まあ豆知識コラムなので、あんまりガチなリクルート記事みたいな事は書きませんが、ふわっとした道標にしていただけると幸いなり。

 

まず「パチンコ・パチスロライター」なのですが、現在この意味合いがアボカドのごとくカパッと割れております。んでカパっとなったもうかたっぽがさらに2つに分かれており、ちょうど円の中にカタカナのトを書いたように3分割されておる次第。イメージでいうとこんな感じです。

 

●「物書き」としてのライター

 「WEB媒体」で活躍するライター
 「紙媒体」で活躍するライター


●「演者」としてのライター(来店含む)

 

こんな感じですね。重複してる部分もありますが、これはあくまでも仕事のスタンスとか活躍場所の話であって、どれが偉いとかはないです。またこれに関しては「物書き以外がライターを名乗るのはどうなんだ問題」が時折論争に発展するのですが「物書きしかライターを名乗っちゃ駄目」みたいな意見はもはや廃れており、本来の「write」から潔く離れた位置に「パチンコ・パチスロライター」という職業が凛として成立してます。これはちょっと他の業界では無いかもしれない独特の現象なり。なのでここではこれらを全部ひっくるめて「ライター」と呼びます。

 

で、ここからは2022年現在、色々見聞きしたまわりの状況をひっくるめて順番に論じていきます。

 

まず「WEB媒体」で活躍するライターになりたい場合。これは難易度的にはノーマルモードくらいです。あまねく媒体にメール送りまくって採用されたらもうライターなので、やるべき事もハッキリしてます。が、当然空手で挑んでも厳しいのである程度のワーキングヒストリーや実績が必要になります。筆者の場合はもともと別業界でライターやってたのに加えてパチスロブログやってたのがきっかけになりましたが、今はもうちょっと可能性の幅が広がっており、例えばTwitterのフォロワー数で勝負するのでもいいですし、YouTubeなどでお客さんを付けちゃうのもいいでしょう。寄稿型のファンサイトでモリモリ書いてもいいし、とりあえず何らかの成果をもとに「書かせてくれ」といえば、ひっかかる公算は高くなります。

 

打って変わって「紙媒体」のライターは難易度が一気に跳ね上がります。席数が限られてるので当たり前なのですが、ここはもうゼロからやるのであれば素直に履歴書送って編集マンとして採用されたのちにライターに転身する、という正攻法が一番いいと思います。またこれに関しては「ファンメディア」ではなく「業界誌」という道もあり。こっちも難易度はすげー高いですが、頭の片隅においとくと取れる策が増えるかもしれません。また「ファンメディア」にせよ「業界誌」にせよ人脈が増えてくるとどこからか仕事が舞い込む可能性もゼロじゃないので、まずは「WEBライター」からスタートして地道に修行していくのも手です。

 

最後の「演者」としてのライターですが、これは現在最も門戸が開かれた道だと思われます。といっても他に比べて相対的に簡単というだけで「楽」とは違うのですけども、存在するメディア数(チャンネル含む)、マネタイズの豊富さ(来店取材等含む)、個人でも始めることが可能である点などを考慮すると、いわゆる「文字」で勝負する原義的な「職業ライター」よりは成功する可能性が格段に高いかと思われます。したがって、「俺は文字で飯が食いたい」という矜持が無い限り、今の時代はここからスタートするのが良いでしょう。

 

まとめると、今の時代はまず演者。演者になった上で、ライター化を目指すのです! 以上! ちゃんちゃん! ……いや! それでも俺は文字がいい! という方へ。リアル文字のみで食ってる筆者から次のアドバイスを。

 

 

キツい上に儲からんぞマジで。

 

フリーライターは本当に大変

 

文字のみのライター。これは「家から出ないでいいし人間関係も楽ちん」な気がするので結構人気が高いのですが、実際問題、なかなかどうして厳しいです。

 

たとえば筆者、ライターとしてのキャリアはたぶん十五年くらいになります。独立開業したのは四年前。それまではカタギの仕事と二足のわらじで顧客倍増計画に邁進しておりました。んで諸々の幸運にも恵まれた結果、現在のところ表に出してる・出してないを含めて結構な数の法人さんと付き合いさせてもらっており、名刺も都度使い分けてます。これは特定の媒体に紐づかないフリーライターとしては大成功の部類です。が、これは自画自賛でもなんでもなく「それでも貧乏」という辛い現実をお知らせするためのカミングアウトなのです。要するに「大成功しても儲からない」というわりと深刻な話であり、これからライターになりてぇ! という人に後ろ足で砂を掛けちゃうようで申し訳ないのですが、ただ言えることは「マジでオススメしません」という事です。やるなら最低でもどっかのメディアかプロダクションに所属した方がいい。そして動画は出るべき。じゃないと大げさじゃなく死ぬ危険があります(医療費とかの話もあるからね)。

 

正直、ライターというのは「なる」だけなら結構簡単です。が、ほとんどの人が3年もたない。キツい上に儲からんからです。筆者はラッキーな事に食ってくだけなら困らない程度には貰ってますが、ちょっと歯車がズレて大口の仕事がひとつふたつ減ったらおそらく速攻で退場です。なので日々「生き残ること」を至上命題としてPCとにらめっこしてます。楽でもなんでもないし、華やかさとかそういうのとも無縁です。ただ、出社しないでいいことだけはちょっと有り難いけども。

 

もちろん、雑誌に紐づいた有名ライターさんとかはまた別なんですが、いまからそこに……というのもおそらく厳しい時代だと思うので、必定、筆者の回りの仕事仲間はだいたい同じような状況です。

 

というわけで「ライターになるには?」という問いには実も蓋もないけど「やめといた方がいいよ」と答えるようにしてます。

 

 

業界豆知識あしの 画像3この流れでいうのもあれですが「ななプレス」では女性ライターさん随時募集中です!

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  • 1:2022-05-23 12:52:44出自が紙媒体のライターさんは文章力、文章構成力がしっかりしていて、誤字脱字も少ないですね。対してネット系で出てきた方はその辺りが足りていません。そしてネット系記事や動画媒体も、文章のチェックがきちんとされていないので、こう言う世の中になると日本語がだんだんおかしくなっていくのかなと不安を感じますね。

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