【台パン】もし誤ってパチンコ台を破壊した場合はいくら位の弁済になるのか調べてみた。
チワッスあしのです。
パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「台パン」について。最近は「パチンコ・パチスロの機種は高い」という認識が広まってるのか台パンする人は一時期に比べて減ってますが、それでもゼロじゃないです。もしそれで機械を破壊した場合、どれくらいの弁済になるのかチェックしてみましょう。どうぞ!
変更の届け出。
まず大前提としてパチンコやパチスロがぶっ壊れた場合、勝手に修理してそのまま営業を続けることはできません。どこがぶっ壊れたかにも依るのですが、いわゆる「特定部品」と呼ばれる箇所については「事前の承認」が必要です。これをせずに勝手に修理することを「無承認変更」と呼び、これは法令違反となります。
んで特定部位というのは主に「出玉」「機械性能」にかかわる部分です。パチンコでいうと一番ぶっ壊れがちなハンドルもこれ。パチスロでいうとコーヒーを流されがちなホッパーもこれにあたります。両者ともぶっ壊れた(壊された)場合は修理するまえに承認をうける必要があり、その間は当然動かせません。従ってハンドルをグイグイやって意図的に壊したり、ホッパーにセメダイン流し込んだりすると、修理費にプラスして稼働できなかった日数分の損害賠償請求が発生する可能性があります。それにプラスしてこれは器物破損でありまして、もちろん刑事事件にしようとおもえばできます。ホール次第ではありますが、この場合はよく耳にする「3年以下の懲役または30万円以下の罰金」ですね。
で、今回は「台パン」の話なのです。台パンで割られがちなのはパチスロの下パネルだと思います。
ここに絞って説明すると、残念ながらここは「特定部品」じゃありません。ゆえに交換が必要になったとて事前認証は必要なし。ただ「軽微な変更」として「事後の報告(届け出)」が必要になります。なのでこの場合はホールが食らった「実損」の弁済になるでしょう。これも実際に請求するかどうかはマジでホール次第だとは思うのですが、刑事罰の可能性についても結局は「ゼロじゃない」のでマジで台パンはやめてください。
ちなみに筆者が若い頃に仲良かった人が行きつけの店で「島唄」の下パネをフックでブチ割ったことがあります。その時は「出入り禁止」で済んだ上、後日菓子折りもって謝罪にいったら普通にまた遊べるようになってました。一方で福岡で「スロッター金太郎」を打ってる時にとなりに座ってた知らん親父さんが同様に下パネをブチ割った際は、エリア51に不時着したリトル・グレイとそっくりの形でマッチョな店員さんから事務所に連行され、その後荷物もそのままでずっと帰って来なかったです。何が行われてたかは不明。おそらくポリスに事情聞かれてたんじゃねぇかと思いますが、この辺の沙汰には地域差・法人差があるのは間違いないと思われます。
全損したら人生詰むかも。
まあ台パンではおそらくそんなにないと思うのですが、可能性としてゼロじゃないのが「全損」です。めっちゃ叩いた結果内部の凄い重要な部分が破損し、パーツ交換では対応ができないくらいのダメージを負った場合。あくまでも可能性の話として、これもなくはない。
こうなった場合は当然台をそのまま弁償という事になります。が、これは基本的に取得金額での弁償という考え方と現時点での市場価格での原状回復という2つ道があります。最悪なのが「人気機種」を破壊した場合。これはホールとしては「動かしたいから置いてる」わけであり、ファンのためにも速やかな原状回復を第一に考えます。なので「現時点での市場価格(中古価格)」での弁償という事になるはず。ここは多分譲れません。例えば今の時点で「P新世紀エヴァンゲリオン 未来への咆哮」を全損させられたとして「いいよいいよ気にすんな」というホールはおそらく日本に存在しないでしょう。
そしてそういう風に話が進んだ場合、記事執筆時点での当該機の中古価格は4,000,000円くらいです。
もちろんこれを全額請求するかどうかはホール次第ですしぶっ壊した側がつける弁護士さんの能力などにも依ると思うのですが、意図的に破壊した場合は話し合いで解決する部分にも限界があるので、あとはもう心の底から謝罪しつつ土下座&土下座で沙汰を待つしかないです。さらにいうと弁償ができない場合は刑事罰のほうも現実味を帯びてくるので、ここもダブルパンチで不味い。
まあ何がいいたいかというと、台パンはマジでヤメたほうがご自身のためです。ということですな!
あとホッパーに変なもん流し込むのも非常に不味いです。
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