【ハクション大魔王】可愛い見た目に反してものすげえ爆裂機だった大魔王を振り返る
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「ハクション大魔王」について。爆裂機のスペックが絶頂にあったころに出た恐るべき機種でした。が、他のAT機に比べると言及される機会がちょっと少なめ。知らなかった人は知識として入れときましょう! どうぞ。
機械割がエグ!
サミーの『ハクション大魔王』の登場は2002年。スペックはA+ATでした。設定6の出玉率は119.9%ですがこのコラムでも何度も書いてるように当時のメーカー発表の数字というのは全くアテにならず、実際は155.5%くらいあったと言われています。この数字は『神輿』『コンチ4X』『サラリーマン金太郎』『ギャンブルコンボ』に続いて歴代第5位。まあ『神輿』は反則みたいなもんなので除外してもいい気がしますが。なんにせよ数字上でも紛うことなき爆裂機であった事が分かります。
で、当時のAT機というのは基本的にボーナス確率をガッツリ下げてその分ATで出す!みたいな感じのがメジャーでした。それをしてATを「第3のボーナス」とか呼んでましたが、この機種は少々特殊で、あくまでもメインの出玉機構はボーナス(主にBIG)。ATも一応は純増がありましたが3.5枚程度と大したことはなく補助的な役割にとどまっていました。……と、こう書くとなんとなく『エコトーフ』を思い出しますが、あっちはハマればハマるほどATが伸びるという仕様だったのが影響しそんなに爆裂機のイメージは強くなく。一方で『ハクション』は高設定ほどAT確率も突入率も優遇されており、そのへんも出玉率の高さに結びついています。
尖っていたのはAT突入のフロー。特殊な場合を除き、BIG後に突入する「ドキドキタイム」なるチャンスゾーン中に特定小役である「ガマグチ」を引けば100%でATゲットという非常にわかりやすいものでした「ドキドキタイム」は普通のやつと「スーパードキドキタイム」という上位状態に分かれており、BIG後の最初の20Gがスーパー。そっから先も「通常時に成立したガマグチ」の回数の10倍の期間継続しますがそっちは普通のドキドキタイムです。で、スーパーと通常では連チャン回数が違うと。
基本的にガマグチ引いたら100%突入なのでどこに設定差があるのかちょっと分かりづらいかもしれませんが、これなんと「ガマグチの成立確率」に差があるという尖りまくった仕様……しかも6は突出してガマグチが出やすくなっており、まあ打てばすぐ分かる感じになっていたようです。
んでATですが、上で書いたようにこれ自体はさして純増も高くなく、しかも普通のドキドキタイム中の当選はほぼ1セット20Gで終了というものだったのですが、「AT中に引いたBIGがスーパーBIGになる」という部分に大きな特徴あり。ノーマルBIGは350枚程度しか取れませんが、スーパーBIGは平均で530枚取れると。もちろんAT消化中のBIGにもドキドキタイムがついてくるので、ガマグチさえ引けばATがどんどん延長され、そんでまたそこでBIGを引き、みたいなループが繰り返される事に。最終的には「このATいつまで続くんだよ!」みたいな状況になると。なので打感としては『ハードボイルド』に近い感じがちょっとありました。そういえばエイリやん出てくるなコイツも。
一回だけ6を見た。
こいつは仕様上6はほぼ負けないというか、むしろまず間違いなく爆裂する仕様でした。とにかく安定感が抜群。しかも6が丸見えなので撒き餌として優秀だったのか、あのベタピンが蔓延する地獄の4丁目みたいな時期においても、6が普通においてあったのを見かけた事があります。残念ながら筆者が打ったんじゃないですけども、ものすごい勢いでメダルを積んでたんで少なくとも万枚は余裕で超えてたと思います。筆者はちょうどその後ろの席で何か打ってたと思うのですが、羨ましすぎて翌日からその店のハクションに張り付き、そんでめっちゃ負けてました。んで、負けてもなおこの機種は大好きです。
なんか演出がすごいいいんですよね。ゆるくてフワッとしてて。音も可愛いしアクビちゃんもタンバリンをシャンシャンするし。当時は既に液晶演出がこなれた機種も沢山あってそれぞれ独特の演出をひねり出してた時期ですが、その中において爆裂機という印象とともに「あー、液晶の使い方うまいなぁ」と思った機種のひとつでもあります。実機ほしい。
めっちゃ負けたけどね
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