【天井ストッパー】天井発動間際で突然ヒキが神がかる現象について考察！

チワッスあしのです。

いつもありがとうございます！　パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「天井ストッパー」について。まあオカルトの類なのですが、いわゆる「天井間際でボーナスが当たりやすくなる現象」の事。これはホントにあるのかどうか。見てみましょう！

無くはない。

「天井ストッパー」については、一概に無いとはいえず。システムとして採用してる機種もたまにあります。極端な例で言うとタイヨーさんの『ハイサイ蝶特急2』および『ハイサイ蝶特急ターボ』辺りがそう。特に後者のイメージが強いひとが多いかもしれません。

これは「最深天井77G」「天井到達時はものすごくデカイ恩恵」というのを発売前から押し出しており「そのくらいめっちゃ簡単に到達しそう」ということで話題に（？）なったのですが、実際の天井は74Gとなっており、77Gまで到達する可能性があるのは極々稀に移行するプレミアムテーブルのみ。

またそれ以外のテーブル滞在時には天井である「74G」がそこそこの頻度で選ばれる事もあったことから「公式天井ストッパー搭載」として筆者の脳裏にも深く刻まれております。逆に言うと74を超えたら最深天井発動確定なのでむっちゃ熱い瞬間ではあるのですけども、こまかい情報が出てない段階では台パンしたくなる人も多数おったのではないかと推察されます。

この問題点としては「ボーナス（HC）が完全確率ではなくゲーム数当選だった」にもかかわらず「あたかも完全確率（1/50）のように謳った遊技説明を掲示するホールがわりとあったこと」があります。冷静に考えると1/50を77Gまでハマらせれば強力な天井が発動とかあるわけないので欺瞞情報であると気づけそうなものなのですが、当時の2chのスレとか見るとめちゃくちゃキレてる人の書き込みが相当数あってなかなかに興味深い。

あとよく話題に上がる機種に『マクロスフロンティア2』があります。こちらは1280Gの第二天井が上位上乗せ特化ゾーンである「超時空ライブ」スタートになるという超デカい恩恵がありましたが、なんと第一天井である1000Gを超えるとボーナス確率がハネ上がる仕様になっており、しかもそのボーナスは別にART確定でもなんでもねぇというイカした仕様でございました。まあ、めっちゃ面白い機種だったので別にこの仕様により評価が下がる事はないのですが、これもシステムとしての天井ストッパー搭載機種であるのは間違いありませぬ。

『BASARA2』は何かあったと思っている（なんもない）

そしてそういうシステム的な意味での「天井ストッパー」を搭載していない機種に関しても、なぜだか恩恵強めの天井の直前にはボーナス確率がハネ上がる気がしています。あくまでも気がするだけで実際は何もないのですけども、その方面で印象深いのはエンターライズの『戦国BASARA2』です。これも天井が二段階になっており、深い方が1598Gとめちゃくちゃ遠い。その代わり恩恵がものすごくデカく一撃万枚も余裕で見える仕様でした。んで筆者これ1550G超えてからのボーナスが複数回あります。

普段温厚な土鳩のような筆者も流石に遭遇2回目はものすごくプリプリ怒りました。なんかこれやってんだろうと。もちろんやってないのですが、台パンするひとの気持ちがちょびっと理解できた瞬間であります。

んでこれ「じゃあ逆に普通に当たった時のことを覚えてるか」というと全然覚えてないです。1550G超えで当たった時のことはすごく覚えてるのにほかは忘れてるわけで。つまり天井間際で当たった悔しさというのが心の根っこの部分に刺さっとるので、あとまでずっと残っちゃってる。天井ストッパーがオカルトになってるというのは一も二もなくこれが原因だと思います。

みんな良い時は忘れるけどキツい時のことはずっと根に持ってる。覚えてるうちにまた遭遇すると「これは！」となり、最終的には「何か仕込まれてんじゃねぇか」と疑心暗鬼に陥る。繰り返しますが何もないんですけども、楽しんで言う分にはオーライだとして、マジで「インチキだ！」「ホルコンだ！」と騒ぐ人というのも実際にいるでしょう。

実際に上のブロックのように「システム的に」採用されてる場合もあるので一概には言えんのですが、まああんまり身銭をギリギリまで切ってる時以外は、天井間際は「いまボーナス来たら笑えるな」くらいの気持ちで緩く臨むのがストレス無くて良いと思います。負けた上に腹たったら損＆損ですからね。せめてそういう不幸も楽しみましょう。

BASARAは何かあったと今でも思っている（ないよ）