【ゲージ】パチンコの解説で出てくる「ゲージ」について初心者向けに解説!
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「ゲージ」について。パチンコ用語なんですけども、いまいち意味が分からん人もおるので1回解説してみましょう。どうぞ!
ゲージ=盤面の構成
パチンコで言う「ゲージ」とは釘の並びや間隔などの構成を指します。なんでゲージっていうかはちょっと分からないんですけども、編み物で「一定寸法中の編み目の数」のことをゲージというらしく、なんかそれから来てんじゃねぇかと推察。まあ設計、みたいな意味ですしね。
古来、パチンコは板に釘をランダムに打ち付けただけのものであり、これを「バラ釘」と呼びますが、ぴょんぴょんと玉が跳ね回るだけでストーリー性とかは全然なく、遊びとしてのクオリティはいまいちでありました。
今のパチンコはだいたい「左から来た玉が天井らへんの釘にあたって跳ね返り、風車に向かって落ちていって最終的にヘソに向かう」みたいな一連の流れがほぼ踏襲されていますが、なんでみんなこんな形になってるかというと「それが一番おもしろい」からであります。んでこの「一番おもしろい形」は「正村ゲージ」と呼ばれ、1948年ごろにその名の通り名古屋の正村竹一氏によって生み出されました。
1948年っていうともはや終戦直後なんですが、その時代からパチンコがあったことにまず驚く方もいるかも。しかもその当時生み出された「正村ゲージ」が未だに踏襲されてるというのも衝撃的な話であります。
正村ゲージの特徴 |
天釘・ハカマ釘・ヨロイ釘など、 明確な役割を持った並びで釘が打たれている |
ランダムなバラ釘に比べ玉の動きが分かりやすく、 ドラマ性に富んでいる |
釘の数が少ないので落下までの速度が早く、 ゲームのスピードも早い |
「狙うべき所」が明確で、技術介入性が高い |
「正村ゲージ」登場以前の台は玉がランダムにはねまくるので正直狙いのストロークなどは無く運否天賦の遊びであり、かつ玉の動きがダイナミックすぎたのでどこか一点に集中して打つ、というタイプのものではなかった。それが「正村ゲージ」では一点に集中して玉を打ち出し微調整を測るという技術介入性が生まれ、かつ玉の動きを目で追いやすくなったことにより没入感を生み出すことに成功しました。この大発明ははびっくりするくらいの評判になり、戦後直ぐの大パチンコブームや、ひいては今現在のパチンコ産業を支えるものとして未だに活用され続けています。
なので現在も多くの台の「釘構成(ゲージ)」は正村ゲージをベースとしつつ進化してきたものであり、その観点でいうとある意味では全員親戚、あるいは兄弟みたいなもんなのであります。
液晶によりゲージの設計がよりタイトに!
パチンコは「玉の動きを楽しむゲーム」なのでありますが、近年はそれ以上に「液晶演出を楽しむゲーム」になっております。んで昨今はこの「液晶」がやたらと巨大化してる環境上、そもそも「釘を打てる場所」が徐々に狭くなっていっております。したがってゲージ構成自体は昔よりシビアになっており、自由度がかなり減ってきてるとの事。したがって「玉の動きで遊ぶ」という側面は相対的に減少しており、その方面はいわゆる「ステージ」などで楽しむようになっています。
ステージというのはワープから飛び込んでくるヘソの上の台の部分なのですが、ここをクルーンみたいにしたり、あるいは可動ギミックを仕込んで動きに緩急をつけたり。玉の動きのドラマ、というのは最近は主にここで見せるもの、みたいになってます。もちろん液晶が搭載されていない「羽根モノ」とかでは昔ながらの「玉の動きを楽しむ」という側面が強く残っており、有名なのはエイゴンの「GOGOピラミッド」シリーズ。
2022年の初頭に稼働開始した『P GOGOピラミッド危機一発4500』ではなんと史上最多、777本もの釘が使われているとのこと。釘を減らしてドラマ性を高める、という正村ゲージのまさに真逆をいく発想で設計されております。また最近は一部、プラスチックの釘を採用してる機種もあり。ゲージも時代と共に少しずつ進化・変化しておるようです。
逆に一番少ない釘で作られてる台はなんだろう
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