ガリぞうがマイジャグラーVの推定6をツモった収録実戦を振り返る！【収支日記#178：2023年7月25日(火)～7月31日(月)】 (1/3)

今週の収支日記は、7月25日～31日の1週間です。

7月25日：優良店を探す番組

皆様はパチスロ動画の制作におけるお金の流れをご存知でしょうか。一部の衛星放送や雑誌DVDの収録等、事前告知を一切行わず集客にもつながりにくい撮影以外、ほとんどの動画がホールからの出資ありきになっています。これはどれだけ大きな媒体でも、どんなに視聴数を取れる番組でも同じです。むしろホールからの出資ありきで予算を組む企画が大多数を占めます。

逆に言えば、告知の入る収録のほとんどはホールからの出資があり、集客策の1つも兼ねている事になります。これは純粋に勝ちを目指す番組「プロスロ13」の例外じゃなく、ホールからの出資でカメラマンの費用・編集の制作費・出演料・交通費宿泊費等が賄われます。告知により並び人数が増え、立ち回りに支障が出てしまったとしても、それはスポンサーからの出資を優先しているのだから文句は言えません。自由な動画を撮りたければ出資を求めなければ良い訳で。お金を求めなければ、「告知も宣伝もしません」と堂々と言えます。企画の自由度とクオリティを求めるか、商材としての収益を優先するか。難しい問題です。

今日は来店告知やホール宣伝を一切しませんと堂々と言える番組「勝ちスロコミットJ」の収録です。少しずつ支持を得られ始めているのか、最近では来店や収録時に「勝ちコミ見てます」と言って頂ける機会も増え、おかげ様で視聴数も1本平均12万×前後編で24万ほど回るようになりました。自由を得る代わりにホールから一切お金を得ないスタイルでカメラマンや動画編集を雇う企画を続けられるのか不安でしたが、今の所は私の出演料が雀の涙になってしまう日もあれど何とか成立していて、もう少し続けられそうで見て頂いている皆様には感謝しきりです。

収入だけを考えるなら来店や媒体収録を優先すべきですし、自身のチャンネルにシフトするなら前述の通りホールからの出資は不可欠ですが、本来やりたい事を自由にできているプライスレスな満足感や達成感で差し引きプラスになっていると感じます。自身の来店を設定状況に反映させない為に収録日をホール側に告げられず、当然ながら来店告知もできず、企画趣旨的にホールからの出資も受けられない＝儲かるまでのハードルが高すぎて、ライバルになりそうな代理店の介入もなさそうなので、カメラマンさんから愛想をつかされるか私が飽きるまでは企画を続けられそうな点も魅力の1つです。

今回の実戦地域は長野県松本市。長野県は優に17年ぶりです。最後に伺ったのは2ヵ月に1度ほどで1日店長のお仕事を頂いていた頃でした。

写真は長野県のホールで二階堂亜樹ちゃんとダブル1日店長をやらせて頂き、前夜に2人で決めた各台の設定表を元に出目でヒントを出せないか考えているところです。亜樹ちゃんは今やMリーガーの代表格としてお目通りも叶わぬお方となってしまいましたが、きっと多大な責任感で日々を過ごしているのだろうと感心します。

話が逸れたので戻して。当時は4号機もありましたが、今や5号機・6号機さえ飛び越えて、6.5号機やスマスロ全盛時代。あの頃の常識など1つも役に立たないでしょうから、勝つ為の策をイチから調べ直しました。7月25日に長野県のジャグラーで戦えそうなホールを探していると、松本市で何軒か打てそうな状況を発見しました。某A店は、おそらく5の付く日をジャグラー強めな日に設定しているようで、高設定らしき台が散見されます。しかも、当たりらしき台の良さげっぷりが「さすがに設定6も使っているだろう」というデータに見えます。ただ、だからと言って全ての台がブン回っている訳じゃなく、そのデータから客層の甘さも感じます。

某B店は、毎回5の付く日に強めの取材が入っているようです。もしかしたら強めの取材をA店の対抗としているのかもしれません。しかも実戦当日は店内の5分の1以上が5,6という傾向があるトンデモな取材のようです。しかし、私が優先したホールはA店でした。やはり普段は競争率の低いホールを優先していますし、地元の稼働で得られたスキルをそのまま出したい企画なので、長所を見てもらえるようA店を選択。

最大の問題は撮影許可でしょうか。いつ来てもらっても良い撮影許可は本部から3ヵ月前に頂いていますが、現場に伝わっていなければ台無しです。かと言って普段通りの設定状況の中で戦う姿を見せる企画なので、ジャグイベとして準備されてしまうかもしれない収録日の示し合わせは絶対にご法度です。収録する度に思いますが、この企画最大の難所は撮影許可だなぁと感じます。

カメラさんには遠くで待機しておいてもらい、私1人で入場抽選へ。61人中35番をひき、狙い台だったマイジャグラーVのカド台を確保してから一旦店の外へ行き、カメラさんと合流してマイク&サングラスを装着し、いざ撮影許可へ。店員さんに声をかけ、決裁権のある方を呼んでもらって撮影許可を依頼すると、あっさりOKを出して頂けました。これで今月も勝ちコミを撮れます。良かった良かった。

今回のA店は5の付く日にジャグラーが強そうだったので、過去半年分の5の付く日のジャグラーデータを漁ってみました。ライトユーザーさんにも分かりやすく正解（1）か不正解（空白）で示した表がコチラ。

※縦軸が日付、横軸は台番号

過去半年で高設定が使われている頻度は、1位がカド台の321番台で40%、次点で322番台と325番台の30%だったようです。また、A店は新台の設定状況も優遇されているようなので、導入されてまだ半月のゴーゴージャグラー3も視野に入れられそうです。まずは本命のカドを取れたので、早速実戦開始です。

※*印はチェリー重複、#はレアチェリー重複の意。

本命台なので多少の弱さには屈しまいと粘ってみましたが、打てども打てども好転しないデータに不安が募ります。そもそも5の付く日のジャグラーデータは正解と思しき台が設定6まで見えそうで、逆にハズレ台は悲惨な数字も多いので、メリハリなんじゃないかと予想を立てていました。そんな中、最も設定差の小さい非重複チェリーを除く全ての数字が圧倒的設定1以下となると、やはり怖くなります。頭を悩ませていると、側に設置されているゴージャグ3のカド2が1409G,BIG=6,REG=3で空席に。この程度の試行じゃゴージャグ3は分かりませんし、同じ設定1を打つならマイVよりも優秀な出玉率です。どのマイVが空けば飛びつくべきか事前にチェックしておきながらゴージャグ3を回すのは無難な動きに思えます。

ゴージャグ3を打ちながら、尻目にマイVの状況を伺います。ちなみに、設定6まで見えそうな現状の優秀台は以下の通り。

※台番号後のパーセントは事前調査で判明している推定高設定投入率

空き状況を伺いながらゴージャグ3を打っていると、b番台が空席に。しっかり台確保してデータを確認すると、4735G,BIG=14,REG=27,合成1/115だそうな。メリハリと思われる状況でこのデータ、しかも次点候補の狙い台なら、文句のつけようがありません。後はどうなろうが閉店までブン回すのみでしょう。

閉店ギリまで打っての実戦終了。出玉を流すと2862枚。26k（1196枚）もの投資をまくって余りある快勝でした。事前調査の状況とこのデータから、さすがに今日は推定6を打てたと言っておきます。優良店を発見し、寄せられていない平場で確実にツモって勝つという地元で培ったスタイルをそのまま見せられた達成感で、ことのほか収録後の地酒も美味しく感じました。出演料を頂くお仕事も自身に商品価値を見出してくれる喜びを感じられてありがたい話ではありますが、やはり私の本分はコッチなんだなと感じた1日でした。

尚、この日の収録実戦は既に動画でも公開されています。映像でも観てみたいという方はコチラからご視聴のほどよろしくお願いします。

>>【動画】『勝ちスロコミットＪ：第5回(前編)』

>>【動画】『勝ちスロコミットＪ：第5回(後編)』