【Bisty打法】最近たまに聞くパチンコのオカルト打法について考察してみた!
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「Bisty打法」について。ここの所連続で目についた単語なので、1回まじめに考察してみましょう。どうぞ!
ネタはネタとして楽しむべき。
これ聞いたことない人は一切ないと思うのですが、「Bisty打法」というのは「(主にエヴァ15の)ST中に右の打ち出しをヤメてデモ画面に戻し、Bistyのロゴが出たタイミングで打ち出しを開始する」という打ち方の事。もちろん効果はありません。が、一部界隈にネタ的に愛されている打法であるそうです。ST中の打法としてはヤングさんの「今だマン」が有名ですが、打ち出しを止めて気合を入れるという意味では同一線上にある打法です。もちろん一応補足ですがヤングさん自身もこの「今だマン」に攻略要素があるとは全く思っておらず。後述の「楽しむためのオカルト」として嗜まれておることだと思います。
この辺の記事でも触れてますが、オカルトというのはわりかし功罪両面がハッキリしております。
「功」のほうは「パチンコをより楽しく打つことが出来る」というものでありまして、これはイメージ的には遊技に好きなトッピングを添えるのに近い。例えば筆者も「ここぞという時にだけ左手を使ってレバオンする」という「封印されし左手打法」は愛好しておりますが、別にコレがホントに当たりにつながるとは思っておらず。ただ当たった時に笑えるので使ってます。
「Bisty打法」もそれと同じく「楽しいオカルト」として嗜む分には良いのですが、これが「攻略」と結びついた時に「功罪」の「罪」の側面が色濃くでてきます。いまパッと見た感じ流石になさそうですが、「Bisty打法で勝率アップ!正しいやり方はこちら」みたいな情報商材であるとか、そういう扱いになった途端、それはオカルトじゃなくて「インチキ攻略法」になりえます。そして全てのオカルトはそうなってしまう危険というのを常に孕んでます。
これは陰謀論とかにもちょっと近い話でありまして、例えば矢追純一さんのUFO番組(古い)なんかは「ネタとして楽しむ大人向けのフェイクドキュメンタリ」の側面と「真面目に信じちゃう人が情報ソースとして観る番組」という両側面があったわけです。が、後者が増えた結果、なんか面白くなくなっちゃって廃れていったと筆者は思っています。「ネタをネタとして正しく理解して笑う」というのはホントに大事で、それ自体を真面目に考察したり信奉したりする人が増えれば増えるほど白けていっちゃうものなのです。
繰り返しますが「Bisty打法」は楽しんで打つ分にはただのトッピングです。が、「効果がある」と喧伝するのはあまり良い事ではなく、筆者の個人的なスタンスとして、それにはちょいと異議を唱えたい次第です。
液晶冷ましともいう。
パチンコ・パチスロというのは「内部でランダムな数字(乱数)を拾う」というのがその根本にあって、そのランダム性に何か付け入る隙みたいなのを見出すというのは、これはもう特に初心者の方はかなり陥りがちな思考です。ゲームでも競技性のある早解き(RTA)では「乱数調整」というのが普通に行われるんで特にそれ系の動画が好きな若い人なんかはこの罠にかかりそうな気がするんですが、実際の所パチやスロで使われてる乱数を人力で調整するのは無理であり、Bistyのロゴに戻した程度では何も調整できません。
ただ具体例は流石に控えますがこの「Bisty打法」に似た考え方の攻略というのは過去に実際に存在しており、そこから派生したと思しき「デモ出し」あるいは「液晶冷まし」というオカルトは未だに根強く信奉されています。当然ながら攻略的な意味では全く意味がありません。
が。この「液晶冷まし」を行う人に見て指を指して「バカでぇ!」と笑うことを筆者はしません。オカルトは、個人で楽しむ分には単なるトッピングであり、遊技の幅のひとつだからですな。みんな遊びたいように遊べばいいと思いますし、それで面白いのであれば全然やったらいいと思います。「意味ねぇからヤメれ!」というのはそれこそ無粋というもの。従って筆者はBisty打法について「あり・なし」の二極で論じた場合、「あり」側に立つと思います。もちろん効果は「なし」ですけどね。
だって面白いじゃんBisty打法。名前からして。
便所で手を洗わないオカルトはナシだぜ!
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