【P交響詩篇エウレカセブンANEMONE】ラッシュ突入率100%!通常時のスペックや演出を徹底レビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
Sammyさんから登場する注目の新台「P交響詩篇エウレカセブンANEMONE」の試打レビューをお届け! スペックや演出はどんな感じだったかを筆者の独断と偏見に基づいて、「通常時編」「ラッシュ編」に分けて各項目を5段階評価でレビューしていくこちらの企画。今回は「通常時編」でございます。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
「P交響詩篇エウレカセブンANEMONE」の解析情報はこちら
待望のラッシュ突入率100%タイプ!
基本仕様 | |
タイプ | ミドル |
仕様 | 一種二種混合機 |
大当たり確率 (通常時) |
約1/319.7 |
大当たり確率 (右打ち中実質) |
約1/99.1(※1) |
右打ちモード突入率 | 100% |
RUSH継続率 | 約65%(※2) |
上位RUSH 「HI-EVO」継続率 |
約77%(※3) |
RUSH最大継続率 (「HI-EVO」到達時 トータル継続率) |
約81.2%(※4) |
賞球 | 1&3&15 |
カウント | 10カウント |
ラウンド | 2R/10R |
大当たり出玉 ※払い出し個数 |
2R:約300個 10R:約1500個 |
時短回数 | 100回転/139回転 10000回転 |
潜伏確変 | 非搭載 |
遊タイム | 非搭載 |
※…コンプリート機能搭載機。
※1…大当たり確率と小当たり確率の合算。
※2…時短100回転+残保留4回転での引き戻し率。
※3…時短139回転+残保留4回転での引き戻し率。
※4…時短139回転+残保留4回転での引き戻し率(約77%)と時短10000回転+残保留4回転での引き戻し率(約99%)の合算。
まずは本機のスペック表がこちら。前作にあたる「P交響詩篇エウレカセブン HIーEVOLUTION ZERO」ではライトミドル&甘デジスペックの2タイプが登場しましたが、本機は初当たり確率約1/319.7のミドルスペック機で登場。また前作では両スペック共に「遊タイム」が搭載されていましたが、今作では「遊タイム」は非搭載となっております。
通常時
ラウンド | 電サポ | 振り分け |
10R | 10000回転 | 1% |
2R | 100回転 | 99% |
ゲームフロー
今回は「通常時編」ということで、評価材料となるのは初当たり時(特図1)のラウンド内訳やラッシュ突入率、時短の有無などをふまえたトータルでの満足感。そして本機のラウンド内訳&初当たり後のゲームフローはこちらとなります。これを見ていただければ一目瞭然…最近では珍しいラッシュ突入率100%タイプであることが本機最大のウリとなっています!
ここ数年で登場したミドルスペック機はラッシュ性能が強力な分ラッシュ突入率は約50%~70%ほどの間で調整されているものがほとんど。現在ホールで稼働している人気どころの機種に限って言えば、ラッシュ突入率100%の台というのはほぼゼロに等しい状況となっています。初当たりさえ引ければ必ずじっくりと連チャンに期待しながら演出を楽しむ(本機はロングSTタイプ)ことができる…こういった安心感のあるスペックを待ち望んでいた方はきっと僕だけではないハズ!
ラッシュ突入率以外にも細かいところで本機ならではの強みが存在。それがヘソの賞球数です。近年はヘソの賞球数=1個が当たり前になりつつありますが…なんと本機の賞球数は3個。まぁこれに関してはホール側もそれを理解した上での運用にはなると思うので一概に良し悪しを決められるものではありませんが、ユーザー目線で言えば賞球数が増えて嫌な気持ちにはなりませんよね。通常時を打ち込んでいる際は今どきの機種と比べて明らかな玉持ちの良さを感じられますし、この項目においては大きな加点要素になるのかなと思います!
ここまでは本機の強みを挙げましたが、最後に唯一ともいえるウィークポイントをご紹介。それはズバリ初当たり時の獲得出玉の少なさです。1%のみ10R(1500個)+上位ラッシュ突入の振り分けが存在しますが、残る99%は全て2R(300個)と前作のライトミドルスペックver.よりも少なくなっております。個人的にはラッシュ突入率100%&賞球3個という本機にしか無い強みで十分カバーできているとは思いますが、昨今は通常時からオール10Rという機種が珍しくないのでここはどうしても目立ってしまいますね。
ライトミドル&甘デジの両スペック共に時短突破型タイプだった前作から一転、今作ではミドルスペック×ラッシュ突入率100%タイプでの登場。なおかつヘソの賞球数も3個とまさに安心感の塊といえるスペックです。初当たり時の獲得出玉だけは昨今の機種と比べ見劣りしてしまいますが…それでもこのようなスペックを待ち望んでいた方はかなり多いハズ!☆は4つで!
前作にはなかった劇場版の映像が盛りだくさん!
本機は前作と同じく劇場版3部作として公開された「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」の映像をふんだんに使用。しかし今作ではタイトルが表す通り第2部である「ANEMONE」が主体の演出構成となっております。連続予告やステップアップといった数々の予告演出、そしてもちろんリーチ演出でも前作では採用されていなかったと思われるシーンを多数確認することができました。
パッと見だと前作に似ている雰囲気を持っているのですが、通常時を構成する予告演出群は大きく変化。一部前作を踏襲しているものもありますが大半は本機からの新演出となっており新鮮な気持ちで楽しむことができました。あくまで個人的な意見ではありますが、前作の通常時は「パーツチャージ予告」の主張が強くあまり好みではなかったので…(笑)。演出構成がしっかりと変化していて嬉しかったですね。
リーチ演出の構成に関しては基本的に前作を踏襲。今作でも「ニルヴァーシュリーチ(全4種類)」と「type the endリーチ(全4種類)」が大当たりに期待できるリーチ演出となっております。しかしここで大きく変わったのは、「type the endリーチ」では「アネモネ(type the end)」が勝利すれば大当たり…といった感じでユーザーが「アネモネ」視点に立つ演出構成になったこと。いずれも前作ではあまり取り上げられていなかったエピソードが採用されており、原作ファンそして「アネモネ(&ドミニク)」ファンには堪らない進化を遂げたといえるでしょう。
もう1つの大きな変更点が前作に搭載されていた「SUMMER of LOVE」がなくなり、本機での最強リーチ演出は「type the endリーチ」の「EPISODE FINAL」が担っていること。「SUMMER of LOVE」は原作における非常に大事な要素ですし原作を知らなかった方でもひと目でその熱さをわかることができるという意味では良い演出でしたが、「ニルヴァーシュリーチ」と「type the endリーチ」のエピソードを最後まで見ることが出来ないところにもどかしさを感じていた方は少なくないハズ。激アツリーチとして大当たりへの期待を馳せながら劇場版の名シーンをしっかりと堪能できるようになったというのは良い変化だな、と思っていたのですが…
DAYS→少年ハート→太陽の真ん中へ→sakuraの順に期待度アップ
そこに関連して気になってしまった点が1つ。今作では楽曲が変化するほど期待度が昇格する「LOCK OF IMPACT」という新演出が搭載されているのですが、発生リーチ発展前~リーチ中まで様々。お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、このリーチ中にも発生するというのが気になるポイントでございます。この写真のパターンなんかだと導入から劇場版の名曲「There's No Ending」が流れ「type the endリーチ」が進行していたのですが、終盤で「LOCK OF IMPACT」が発生→楽曲が「sakura」に変化し最終ジャッジへ突入。いや、「sakura」もめちゃくちゃ良い曲ですし信頼度的には出てくれたほうがもちろん嬉しいのですが…できればそのままの流れで大当たりの瞬間を味わいたかったなと。ちょっと厳しい意見かもしれませんが「LOCK OF IMPACT」はリーチ発展前段階のみの発生にするか、もしくはせめて本機の目玉である「type the endリーチ」は発生しないようにしてエピソードに没入できる造りにした方が原作ファンの心を掴むことができたのかなと思いました。
予告演出からリーチ演出まで前作にはなかった映像がふんだんに取り入れられており、本機からの新演出も多数搭載。シリーズ最新作として十分な進化を遂げていると感じました。ただ1つだけ、「LOCK OF IMPACT」関連はもうひと工夫欲しかったなぁ…☆は4つで!
アツい演出が1つ出れば最後までドキドキできる!
各演出のバランスについて細かくお伝えするととんでもないボリュームになってしまうので、ここでは特に印象的だった部分をご紹介したいと思います。まず1つ目は主要演出である連続予告について。本機では多彩な連続予告が搭載されていますが、他の機種に比べると無闇矢鱈に連続予告は発生しない印象。特に×3に発展する頻度はかなり低く、実戦上×3に発展した際は「ニルヴァーシュリーチ」or「type the endリーチ」に必ず発展しました。
また、前作では「ニルヴァーシュリーチ」や「type the endリーチ」といった主要リーチ演出以外でもちょいちょい大当たりに期待が持てるバランスでしたが、今作でも「司令クラスター」や「コンパク・ドライブチャンス」といった「特殊リーチ」に該当するリーチ演出での大当たりを確認。そしてこれら「特殊リーチ」へはいずれも連続予告を経由せずの発展でした。連続予告×3回発生時はしっかりとワクワクでき、連続予告が発生しなくとも大当たりの期待が持てる。良い意味で連続予告に依存しない造りになっているのかなと思います。
リーチ中のカットインは赤や緑でも全然当たる!
もう1つめちゃくちゃ好印象だったのが初当たり時に発生する激アツ演出の占有率。今回の試打では激アツ演出がモリモリと複合するようなパターンはほとんどなく、1つか2つでも発生すればかなり大当たりに期待が持てる印象でした。また、パッと見では激アツ演出だと思われる演出は1つも発生せず「なんで当たったの!?」みたいな当選パターンも確認。そこまで打ち込んいたわけではないのですが個人的に前作はアツイ演出がかなり複合するパターンが多いように感じていたので、今作の方が常に期待感を持って楽しめるなと感じましたね。
大当たりに当選している場合でも激アツ演出がモリモリすることは少なく、尻下がりの展開になってしまっても十分大当たりに期待できる印象。今回の試打だけで全てを把握できたわけではありませんが、これが本機本来の演出バランスなのであればかなり良い造りだなと思いました。☆は5つ!
せめて「イキナリフラッシュ」くらいは欲しかった!
通常時に設定可能なカスタマイズ機能の項目は、演出系カスタマイズが「先読みカスタム」「プレミアムアップカスタム」「ギアクラッシュカスタム」の3種類、そして機能系カスタマイズが「保留バイブカスタム」「変動BGMカスタム」の2種類。Sammy系機種は一部を除けば元々そこまでカスタマイズ機能が大量に用意されている印象はないのですが、本機は最近のSammy系機種の中でも特に少なめですな。
「レントンフラッシュ」は出現率約1/120×期待度約30%。赤発光以上ならさらにアツイ!
「先読みカスタム」に関しては従来の機種でもお馴染みの「ノーマル」「大チャンス」の他に、「レントンフラッシュ」という本機専用のカスタマイズ機能を搭載。こちらは保留入賞時に液晶右下部分に「レントン」のシルエットが映し出されるとチャンス…といういわゆる「先バレ」的なカスタマイズ機能となっております。その変わり、最近のSammy系機種でお馴染みだった「イキナリフラッシュ」は非搭載。アノ音に魅力されているユーザーは多いと思うので、できれば「イキナリフラッシュ」も「先読みカスタム」の中に用意しておいて欲しかったですな。
カスタマイズ機能に関しては昨今の機種の中ではかなり控えめな印象。先読み系では本機専用の「レントンフラッシュ」が用意されていることや通常時から好きな楽曲を楽しめるなど評価できるポイントもありましたが、もう少し幅広いカスタマイズ機能が備わっていると嬉しかったですね。☆は3つ!
初当たり時の喜びは現行機種トップクラス!
前作から約3年の時を経て登場するファン待望の最新作「P交響詩篇エウレカセブンANEMONE」。各項目で気になるポイントもいくつか挙げましたが、スペック・演出面ともに十分な進化、そして今作にしかない魅力をしっかりと感じることができました。なんといっても最大の魅力は、やはり初当たりさえ引ければ必ずラッシュに突入しいてくれることですな。詳しくは次回の「ラッシュ編」にてレビューしますが、本機のラッシュはロングSTかつ演出もしっかり楽しめるタイプ。初当たりを引けた際の喜びや満足感は間違いなく現行機種トップクラスだと思います。昨今のパチンコシーンにおいては非常に希少価値のあるスペックになっていますので、「エウレカセブン」ファンはもちろんのことそうでない方にも是非1度は打ってみてほしいですね。☆は4つ!
今回のレビュー結果
「P交響詩篇エウレカセブンANEMONE」の解析情報はこちら
これを機にラッシュ突入率100%タイプがもっと増えて欲しい!
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