【コスプレ】女性スタッフがメイドのコスチュームで接客してくれるのがウリのホールがあった?

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チワッスあしのです。

 

いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「コスプレ」について。これ一時期結構多かった気がするんですが、最近はあんまりみないかも。という話です。

 

 

「人で客を呼ぶ」ということ。

 

パチンコ店の主役は
あくまで機械

 

何回も言いますがパチンコ業界というのは装置産業であって実際にお客さんの対応をするのは「機械」です。店員さんのお辞儀の角度がどれだけ深くなったところで利益率は何も変わらないのですが、平均設定が0.01でも変われば実利が変わってくる。もちろん店員さんがいないと現実的に営業はできないんでマンパワーも必要なんですけども、あくまで主役は機械。人は脇役です。なのでそもそもパチンコ業界というのは「人で客を呼ぶ」というのが難しい部類なんですな。

 

そんな中にあって「人で客を呼ぶ」のはどういう方法があるかというと、筆者は2つの道があると思います。

 

まずは「有名人・著名人で呼ぶ」というもの。ご存知のようにこのパターンは古の時代においては「芸能人による来店イベント」というのが主でありました。これでいうと例えば初代「北斗の拳」が稼働してたころは声優の神谷明さんなどは日本中でひっぱりだこだったそうで、かくいう筆者も神谷さんの来店イベントは観に行ったことがあります。大混雑でした。まあ実際、神谷さんが来るならそれ目当てで死ぬほどいっぱいお客がきますし、北斗の稼働もパンパンになるのは火を見るより明らか。ゆえにこういうのが本来の「来店イベント」なのでしょう。いまは「有名人」というのが芸能のみを指すものではなくなり、いわゆる「動画演者」さんも含めるようになり、それに伴い来店イベントという呼称も「来店収録」あるいは「来店取材」と変わってますが、やってる事は変わらんです。

 

で、人で客を呼ぶための2つ目の道なのですが、それが「スタッフの質で呼ぶ」というもの。

 

これは最近だと「アイドル店員(スタッフ)」あるいは「SNS担当者」さんのイメージが先にきますし、トップチェーンであるマルハンさんもこれは相当力を入れられています。自社のスタッフを著名にしてそれでお客さんを呼ぶ、というのはコスパがめちゃめちゃいいでしょうし、またその人を他の法人が呼ぼうと思ってもまず無理なんで自社のブランドに結びついた希少性をも担保できる。ある意味では店舗ができる情報発信の手段としてはアイドルスタッフさんによるSNS運営は多分最強かそれに極めて近いものだと思います。

 

んでこれ、アイドル店員さんという概念自体は結構最近できたものなんですが、まだそれが無い時代に一部では「コスプレで呼ぶ」という動きがあったみたいなんですね。

 

これは日本全国にあまねく広がった動きじゃなくてわりと地域限定っぽい気もするのですが、少なくとも東京の、特にアキバに近いところ……ズバリ言うと上野とか神田にはそういう文化がありました。あとは大阪のホールもそういうのが多いと聞きます。あとはSNS見てると散発的にそういうホールも見かけるんですけど、要するに「女性スタッフが特定の格好をしてるのを売りにする」というホールってのがあったんですな。

 

 

メイドスロット……?

 

コスプレホールは
完全5号機化の影響で生まれた?

 

筆者は一時期、上野の「ワンダーガールズ」という店に足繁く通ってましたが、かの店は女性スタッフさんがチアガール(ポンポンもちゃんともってた)の格好をして打ってる客を応援してくれるというのが大きなポイントになっていました。これは非常に笑えた。すでに閉業しちゃってますけど、筆者の中ではかなり思い出深いホールです。

 

コレ系の「コスプレホール」のハシリは神田の「メイドスロット」というお店だそうで。そこでは店名通り、スタッフさんがメイド服にて接客してくれていたとの事。「メイドスロット」のオープンは完全5号機化の直後であり、それを加味するとマシンパワーが弱い中で何とかして客を呼ぼうという苦肉の策だったのかもしれませんな。件の店は残念ながらすぐに閉店してしまったそうですが、なにげにこの動きは「メイドブーム」に乗って日本全国に波及、一時はメイド服、あるいはメイド服っぽい感じのコスチュームを採用する店舗というのがそれなりにあったようです。とはいえ、2023年の現在はめっきり聞かず。果たして現存してるのかどうか不明です。というか女性スタッフだけコスプレさせるとかそういうのはもうポリコレ的にアウツな時代になったんだぜという事なんでしょうか。

 

だからというわけじゃないですが、最近は来店取材・収録で呼ばれる演者さんの肩書にライターとかインフルエンサーとかじゃなく「コスプレイヤー」というものまであるそうで、神田生まれの文化は、未だちゃんと生き残ってるようですな。

 

 

業界豆知識あしの 画像1ワンダーガールズはたまに男性スタッフしかいない日があって打つ前から負けた気分になってました

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  • 1:2024-01-10 12:42:49浅草のホールで、コーカソイドのお姉さんが全員バニーガールの格好で対応していたホールがありましたね。背格好からして東欧系の方々と思いますが、雑誌連動イベント以外はガラガラでした。やはり出玉が伴っていないと厳しいのではないでしょうか。

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