ガリぞうが共演を通して感じた「青山りょうの演者力」について語る!【収支日記#233:2024年8月13日(火)~2024年8月19日(月)】 (2/2)
8月15日:将来
今日は終日原稿Dayでした。原稿と言っても全てが世に出るという訳でもなく、いつか公開するかもしれない記事の下書きなんかもしたためていました。
以前、パチスロ必勝本のライターである悪味さんとサシ呑みしていた際、「ガリぞうの遺書」というタイトルで記事を書いてくれないかと依頼されました。悪味さんは「パチクラウド」というパチンコ・パチスロの動画情報配信サイトを運営されています。コラムニストは悪味さんを筆頭に、しのけんさん・美原アキラさん・サチィさん等、現場感の強い方々がヘビーユーザー向けに濃い情報を発信されています。
私も過去に依頼を頂いたのですが、ちょうど演者業過多で現場感が薄れてきていた時期だったので、今の私では力不足と判断し延期させてもらっていました。そんな悪味さんとのサシ呑みで遺書の提案を受けた時、これは面白いと素直に感じました。遺書として書くからこそ言える過去の本音や、人生を全うし終えた後は誰に何を託したいのか等、今までにない角度の記事を書けそうだなと。
今日はそんな記事も下書きしていました。この遺書がいつ公開されるのか、本当に世に出るのかは別として、ここでは最近考えている将来設計について書かせてください。
私も52歳。年をとるほど体力は落ちますし、精力的に動けなくなっていくでしょう。これは仕方のない事です。どんな偉大なプロスポーツ選手でも、いつかは引退し現場から退く日が訪れます。それでも自ら成してきた実績や経験を後世に残す為、何かしら別の形で業界にとどまる方が多いです。「老い」とはそういうものです。
それでも実績という財産は簡単に失われるものじゃなく、年老いても身体が勝手に動いたりするのでしょう。イチロー選手が小学校のグラウンドで打った球が飛びすぎて学校の窓ガラスを割ってしまう動画を先日観て、現役を退いたからと言って100がいきなりゼロになる訳じゃないという事を再認識しました。私も現場稼働から離れ始めていますが、「勝ちコミJ」等の本気で挑める収録では、昔とった杵柄が功を奏してか「稼ぐ」と呼べるレベルの稼働内容にはできています。おそらく今後もしばらくは本気で挑めば勝てるのでしょう。
ただ、それでも衰えは避けられません。目押しの精度はかろうじて維持できていますが、終日打つだけで眩暈を覚えるほど体力が削られ、翌朝は起きられなくなります。頭の回転も落ちていくでしょうから、演者としての能力も失われていくでしょう。そんな私の将来設計としては、演者業から身を引き、週に4日程度の半日稼働で日銭を稼ぎ、後は嫁と静かに過ごす位でちょうど良いのかなと思っています。元々、野心や名声欲は少ない方ですし、責任という名のストレスから押し潰される前にガリぞうの名を捨てて静かに生きたいです。
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