11月の注目は「余暇進の秋季セミナー」と「全日遊連の全国理事会」高射幸性パチスロの撤去時期に変化があるかもしれない!?

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POKKA吉田 プロフィール

業界紙「シークエンス」の編集長という立場を持つ、ぱちんこ業界専門のフリーライター。独自の目線でぱちんこ業界に関する著作物を数多く出版している。

現状、言えることがあまりないけれど

 

10月を振り返ると、表向きは高射幸性パチスロの来年1月末での15%以下、という全日遊連執行部案が一番の話題だったかと思う。この案は11月13日の全日遊連の全国理事会に執行部案として上程される予定だ。理事会でどうなるかは各理事の判断になるが、内容的には決議されるような気がしている。

 

前回の「業界の話」で詳しく触れたかどうか少し記憶がないのだが(汗)、一応この件について簡単にまとめておこう。

 

元々、全日遊連は旧基準の遊技機についてシェアコントロール決議をしていた。しかし、これは規則改正前までのことであり、なおかつ0%への目標スケジュールとはなっていなかった。そこで、規則改正となったことを受けて旧基準というのを「高射幸性」と定義しなおし、そのシェアコントロール案を決めていた。当初案だと今年の1月末で15%、来年の1月末で5%、再来年の1月末には自然減で0%というのがその内容だった。

 

ところが6号機の流通が昨年から滞っている状況だ。流通が少ないと導入できる台数も限られるし、なにより全国には数千店舗の「中古しか買えない店」がある。これらは新台流通量がかなり増えないと入替が難しいので、6号機の流通が活発になるまでは延期しよう、ということになって昨年のことだが今年の15%という期限を延期している。

 

全日遊連は2年前から、パチスロメーカー組合の日電協とパチスロ販社組合の回胴遊商と緊密に連携して風営法議連との関係においても存在感を出してきた。風営法議連において最優先課題になっているのが6号機の型式試験の改善だ。このメッセージは昨年からずっと同じである。

 

ところが、何もしないということはそこそこ問題になる。一応は、もう何年も前から警察庁の指導もあって全日遊連が主導する形で今の取組み、ということになっていた。高射幸性パチスロについては認定が残っている場合は設置は完全に合法であるので、あくまでも自主的取組みである。今は認定切れ機の撤去や年内が期限となった旧規則みなし機の撤去など、法的義務の
ある大型撤去の最中である。自主的な取組みよりもこちらが優先されるとはいえ、何かしないと「何もしない」という批判も業界外から出てくる懸念もあった。

 

なので、今回の執行部案ということになったのだろう。私は正直、内容についてはほとんど関心がないのだが、その理由は「強制力があるかどうか」というところにもある。非遵守店舗に対して中古書類停止ペナルティというのが今までの業界レートだが、今回、ペナルティが発動されるかどうかかなり怪しい。ペナルティがあるならほとんどが守るがないなら守らずとも良いわけだ。しかも、目標となっている15%という数値は、年末までの高射幸性認定切れに伴う強制撤去(法的義務あり)によって、かなり多くの店が自然に達成できる数値でもある。

 

なので、「ポーズとしては決議したい」ということだったのではないだろうか。

 

なお、全日遊連の全国理事会の前日、11月12日には余暇進の秋季セミナーが開催される予定だ。このセミナーには例年、警察庁から保安課の課長補佐がやってきて講話をしていく。今年の予定は聞いてないが、通常は講話がある。なので「秋季セミナーの前」までに「理事会で決議しようとする案」を「全日遊連が警察庁に説明しておく」必要があったのだろう。タイミングとしてはかなりギリギリだが、致し方ないところもあった。

 

さて、10月はぱちんこパチスロともに、遊技機性能に関する規制について、かなり前向きなことが水面下で進展している。前回の業界の話でパチスロについては少し触れたが、ぱちんこもあるのだ。ただ、この件については、まだ詳しく記述できる段階にはない。今月は来週に忍ちゃんとともに業界の話に出るが、それは来週金曜日15日だ。このタイミングでもまだ詳しく言えない可能性が高いが、言えるようになったら業界の話でも本コラムでも解説したいと思う。

 

ひとまず、12日の余暇進秋季セミナー、13日の全日遊連の全国理事会というスケジュールを注目して11月に臨みたい。

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