マーケットが急激に動く10月【POKKA吉田コラム #22】

POKKA吉田 プロフィール

業界紙「シークエンス」の編集長という立場を持つ、ぱちんこ業界専門のフリーライター。独自の目線でぱちんこ業界に関する著作物を数多く出版している。

9月を振り返ると、例年に比べて極端に新台リリースが多かった月になる。

例年は、期末にかかる時期、3月や12月、あるいは商戦的にGWの4月末、盆の8月などが新台群が増える時期だ。

まあ、実際は、その一月ほど前の時期にリリースが多いもの。

 

しかし、例年、9月に新台がたくさん出てくるなんてことはまずなかった。

 

遊技くぎの問題における回収撤去のリユース機群のリリースもあり、さらには、通常の新台群もあり、さらには今年の前半が不振だったパチスロの注目機もあり、と、10月の新台納品はかなりのものになることが見込まれる。特に10月は沖海4と北斗修羅の導入台数がとても多く、沖海についてはぱちんこでは久しぶりに10万台超えとなる見込みだ。

 

この二つの型式を皮切りに、次々に新台群が納品されていく。いつにない、10月、11月商戦となる。

 

ちなみに、ぱちんこ営業的に年間を通じて最も悪い成績になるのはその多くが11月である。

年末年始という最大の商戦時期を前に、多くのホールは12月に攻める。

必然、その前の月である11月は地味だ。

ボーナス前ということもあり、この時期の稼働は多くの店において悪い。

これは10年以上、ずっと続く傾向だ。

 

ところが、今年はこの時期、すなわち11月になっても新台入替の数は増えそうである。

いつにない、11月商戦といったところだろうか。

(なお、GW前の3月は期末調整したいメーカーが注目機を期をまたいてリリースしたりと意外に導入は多く、盆は今や年末年始、GWよりも重要性の低い商戦時期になっている)

 

こういうとき、店内の客の動向、すなわち「遊技傾向」に変化が出やすく、それが肌感覚で感じやすくなる。

 

沖海と修羅から始まるマーケットの変換時期は、この二つの型式と、それに続く10月、11月に導入されるリユース機、通常の新台などの人気動向によって、今後のマーケットを占うと言える。

 

要するに、「今月、来月、ホールが盛り上がると以後、まあまあホールは盛り上がる。が、今月、来月が新台群があるにもかかわらず盛り上がりに欠けると、以後、ホールはかなり苦しくなる」ということだ。

 

ホールが盛り上がれば甘く使う余裕も増え、客にとっては好条件の状態が増えるだろう。そしてホールが苦しくなればその逆で、客にとっては悪条件の状態が増えるだろう。

 

ぱちんこ・パチスロ問わず、向こう2か月ほどの新台の人気動向は、最終的に客の勝ちやすさ加減を左右することになる。

これは覚えておきたいところだ。

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