推定6でも途中ヤメ…期待値至上主義の心をポッキリと折った「まどマギ叛逆」の動きとは!?【収支日記#6:2020年2月5日(水)~2月11日(火)】 (1/2)
今回で六回目となる収支日記。
「普段の稼働で得られた勝つ為のスキルを発信する」という、本来の私の姿を記せる機会で言えば二週目になります。やはり決して上手じゃない喋りで映像に出演している時よりも、こうして稼働報告や所感を書いている姿こそが本分なんだなと実感してます。今週は、そんな充実感ある一週間の収支日記です。
2月5日(水):疎外感
自宅で原稿を書いていると、パソコンにこんなメールが届きました。
いつもお世話になっております。
ガイドワークス編集部の〇〇と申します。
突然のメールで失礼いたします。
先日、ワサビさんから飲みのお誘いがあったかと思いますが、あれはDVD企画『バズワサビ』内における演出のひとつでした。「ワサビさんが当日、突然飲みに誘ったら何人来るか?」を検証し、ワサビさんに人望があるか否かを判定する企画を撮っていたため、ガリぞうさんも東京にいたら来るかも……という流れで、ワサビさんから連絡していただきました。
仕込みなしのガチにこだわった結果、事後報告となったことをお詫び申し上げます。
やりとりのシーンは是非映像で使わせていただきたいのですが、なにか不都合などあれば教えていただければ幸いです。
……なるほど納得です。
そうなんです。
二日ほど前にこんなメールが届いていたのです。
このメールに対する私が書いた返信がコチラ。
この「メッチャ行きたい!」は決して大袈裟じゃなく社交辞令でもなく本音でした。もしかしたら、これを読んでくださっている皆様の中にも共感してもらえるかもしれないパチスロライター業で感じてきた疎外感をここに記しておきます。
まずは私のパチスロライターとしての流れについて数行でお伝えします。1999年に作ったインターネットのホームページのアクセスが伸び、主に竹書房さんからお仕事を頂き始め、2001年からは畠山耕太郎さんと私との漫画がスタートしました。その後、漫画誌でパチスロ攻略ライターを名乗る異色のタイプを16年間続けるも、雑誌の休刊と共に連載も終了。パチスロライターとしての仕事もほぼなくなったので、月に一本あるかないかの収録案件以外ほぼ稼働だけで過ごしていたら、その動画の視聴数が伸びて再び多くのお仕事を頂くようになりました。
今でこそ様々な出版社や動画媒体があり、群雄割拠とも言えるパチスロメディア業界ですが、一時期は「三大誌じゃなければパチスロライターに非ず」な空気もありました。ライターさんや編集さん、ディレクターさん等から蔑まれた事も多々ありました。
20年前から三大誌所属じゃなく関東圏在住でもなければ業界のコネなど作れるハズもなく。横のつながりを全く作れないまま業界で生き続けてきた私が疎外感を覚えるのも当然です。だから今はこうして多くの方に記事を読んで頂いたり、例え企画であったとしても遠方から呑みのお誘いを頂けるだけで嬉しく思います。
思ってきた事をここまで殴り書きして気付きましたが、21年間ずっと私は寂しかったのかもしれません。私はメンヘラなのかな。皆さんは今、寂しくないですか?
ワサビさんとは自粛期間中も毎週のようにzoom飲み会に付き合ってくれてますし、本当にありがたい仕事仲間&呑み仲間です。尚、私とのメールのやりとりも使われている該当の番組「バズワサビ」はコチラから観られます。
【ワサビの人望度CHECK】バズワサビ♯04前編
2月8日(土):折れた心の治療
今日はツモれなければやりたい事があります。
それは動画の編集。
「普段の稼働で培ったパチスロの勝ち方を発信する事」を漫画やコラム・映像でやってきた私ですが、最近は自作の紙芝居動画でも伝え始めてまして。普段の稼働を優先しながらできるライター業は限られていると感じる昨今、この紙芝居動画なら地元にいながら空き時間にやれるので好都合だなと思い、マイペースで始めてみました。そうは言っても、いざ稼働に出ればツモる事が最優先なので、まずは高設定目指して頑張ります。
今日の狙いは、新台入替を除けば土曜にのみLINEが届く某A店。北海道なので公約取材もなければ機種示唆するような法人でもありませんが、強い日には設定6まで使う事が分かっています。
また、私が人づてに聞いた、A店の常連さん達がこぞって口にする言葉も優良さを物語っています。
「A店は設定の傾向を読まれないよう、同チェーン店の他店舗の責任者達が来て日替わりで設定配分を決めている。」
と、店長や店員が常連さん達に漏らしていると言うのです。この言葉が持つ二つの大きな意味を皆様は分かるでしょうか。
一つは「常連と認識されると設定の読み筋のヒントをもらえる」という事。これは、安易に一筋縄で狙い台を決めて打っていては常勝できないと教えてもらえているに等しい情報であり、設定狙いの根拠作りに大いに貢献します。
そして、もう一つの大きな意味は、「特定の人にツモられては困るレベルの高設定が使われている」という事。ぶっちゃけ毎日ベタピンであれば設定担当者を変える必要など全くない訳で。これが私には「設定6を使ってあげたいけど満遍なくいろんな方に打ってもらいたい」という意図に思えます。事実、A店では設定6を打てた報告を知人達からも聞いていますし、私自身も過去に何度か打てています。
つまり、後は「同じ人にツモられたら困るレベルの高設定を如何にしてツモるか」が命題になります。
そのヒントを掴んだかもしれないので、今日はその仮説を検証実戦です。
今日の狙い所は、まどか2か、まどか新編。抽選により入場順が遅く、新編は年配客に押さえられてしまったので、私はまど2から入る事に。
※1.MRはマギカラッシュの意。
まど2で順調に出玉を伸ばしていた私の手が止まります。何故なら、年配客が打つ私の狙い台だったまどか新編が、1800Gで直撃ラッシュ2回を当てていたハズなのに捨てられたからです。私の台は出玉こそ順調ながら弱チェやBIG終了時の台詞は弱く、今後も自信を持って追えそうにありません。しかも今はジャストのヤメ時。動くなら今しかありません。
1723枚の出玉を流して一旦会員カードに入れ、新編に台移動して再投資開始です。
※BIG後の文字は推定モードで「a=通常・b=チャンス・c=悪魔」。
打ち始めて121Gで早々に私も直撃ラッシュを当て、心の中では確信のガッツポーズが炸裂。
チャンスゾーンも小刻みに入る中……。
再び直撃ラッシュ当選。
ただ、悲しいかな一撃性に乏しい新編らしさも炸裂で、なかなか出玉にはなってくれません。
前任者と合わせて既に直撃を4回当てていて、スイカからのチャンスゾーンは6/9と絶好調ですし、設定差の大きいチャンスモードや高設定示唆の台詞も確認できたのに、どうしても出玉にはなりません。
前任者と合わせて本日5度目の直撃ラッシュですが、どうしても出玉は伸びてくれません。
20時半。
マグレで得られたまど2の出玉をほとんど打ち込んでしまったところで、ポッキリと私の心の折れる音が聞こえました。弱チェは1/88と設定6以上で、チャンスゾーンもスイカ29回の10回当選の約35%で圧倒的設定6以上を示していますが、残り二時間を打ちきる根性が残っておらず、手元に残る僅か140枚の出玉を流して退店です。
こうして今、思い出しながら記事を書いていても「お前は何で閉店まで打ちきらなかったんだバカヤロウ!」と怒ってやりたくなりますが、そんな事は私が一番わかっています。きっと私は本気で心が折れたのでしょう。
荒んだ心のスキマを最近の楽しい趣味になりつつある動画編集で埋めたかったのでしょう。そんなまどか新編の推定6を捨てて早退してまで作った紙芝居動画がコチラです。
【ガリぞうの稼働日誌.第2回】店長の思惑
実例を元に、傾向を読み切る事でツモ率は高まるという話をしています。ついさっき仮説を元にツモれたかもしれない推定6を捨てた野郎が何を言っているんだとも思いますが、期待値至上主義の私でもこんな日があるのだと分かってもらえたら幸いです。
次回のA店では今回成功したかもしれない仮説を再度検証してみます。
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