【Pハイスクール・フリート オールスター】ライトミドルで一撃最大約4500発!新生「はいふり」のスペックや演出を試打レビュー!
こんにちは!ななプレス編集部のパン君です。
今回はメーシーさんから登場する注目の新台「Pハイスクール・フリート オールスター」の試打レビューをお届け。スペックや演出、ラッシュはどんな感じだったか筆者の独断と偏見に基づいて各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
「Pハイスクール・フリート オールスター」の解析情報はこちら
ハイクオリティなギミックを多数搭載!
まずはギミック面から。液晶上部にはロゴギミック、液晶下部にはイルカモチーフのギミック、そして普段は見えない液晶周囲には「晴風」のギミックが収納されているなど多種多様なギミックが搭載されています。
激アツリーチ発展時や大当たり時などは「晴風」のギミックが作動!初代「Pハイスクール・フリート」とは全く異なるデザインにリニューアルされていますが、今作の「晴風」の方が何倍も迫力がありますね。ロゴギミック1つとっても2枚重ねの構造になっていることやギミックアクションのバリエーションも豊富で、全体的に非常にクオリティの高い造りになっていると思いました!
お次は盤面構成。まずは大当たりに関わる部分ですが、本機のアタッカーはこちらの1箇所のみ。センサーの感知が甘めなのか打ちっぱなしでの消化でもオーバー入賞を多数確認できました。捻り打ちも有効で半数以上がオーバー入賞することも珍しくないので、アタッカーは非常に優秀だと思います!
お次はラッシュ消化に関わる部分です。写真1枚目にある「GO」の部分がスルー、「CHARGE」と書かれている白いプラ板の部分が電チュー。そして写真2枚目のアタッカー左下にある部分はオマケ入賞口となっています。本機は普図抽選タイプですがスルーが盤面右上にある為、打ちっぱなしで消化すれば保留を切らすことなくサクサク消化可能。スルー&オマケ入賞口付近には一応溢しポイントがあるのですが今回試打した限りではまぁ許容範囲かな、という印象でした。ラッシュ(ST)中においては多少の玉減りは避けられませんが、大当たりでのオーバー入賞率を考えればプラマイゼロ…というよりむしろプラスかも?全体的には非常に優秀な造りだと思います!
一新された「晴風」ギミックを筆頭に間違いなく初代「ハイスクール・フリート」以上のクオリティに仕上っていると感じたギミック群。そして盤面構成に関してもオーバー入賞が頻繁するアタッカーなどかなりポジティブな要素が見受けられましたので、☆は5つ!
当たる楽しみとラッシュの期待感を両立した欲張りスペック!ラッシュの独自要素も◎
本機は初当たり確率約1/229.95の一種二種混合機。初代「Pハイスクール・フリート」はミドルスペック帯、後に登場した兄弟機「PAハイスクール・フリート スイートでハッピー!(設定付)」は甘デジ帯での登場でしたが、今作ではライトミドル帯という今までにないスペックでの登場となります。どちらかといえば一撃性能よりも遊びやすさを求めるユーザーが多いシリーズというイメージなので、初当たり確率&ラッシュ突入時の期待感でバランスが取れたライトミドルでの登場は素晴らしい判断だと思いました!
特図1
ラウンド | 電サポ | 振り分け |
3R | フリートチャージ獲得まで | 1% |
3R | 時短100回転 | 50% |
3R | 時短なし | 49% |
「出航ボーナス」当選→ラウンド終了後までに告知がなければ通常時へ
まずは通常時についてですが、初当たりの内訳は上記となっています。ラウンド数は全て3R、そして通常大当たり時は時短等はナシ。その分このあとご紹介するラッシュ性能が非常に高くかなりメリハリがあるタイプですね。ラウンド数に関してはいったん置いておくとして、ここで気になったのはやはり通常大当たり時に時短がないこと。「Pハイスクール・フリート」&「PAハイスクール・フリート スイートでハッピー!」では一般的な機種より少なめながら時短が付属していたので、今作の3R通常→即通常時へ…というのは少々寂しく感じてしまいますね。右打ち中の実質大当たり確率(約1/69.35)を考慮すると30回転…いや、10回転でもいいので引き戻しのチャンスがあれば本機に対する印象はだいぶ変わったのかなと思います。
お次はラッシュについて。「ブルーマーメイドラッシュ」は100回転以内の大当たりorSTリセット当選を目指すSTタイプのゲーム性となっています。ラッシュの名称こそ継承していますが抽選システムなどは大きく刷新されており、普図抽選タイプであることや一撃3000発or4500発ボーナスの搭載など昨今のトレンドが盛り込まれたゲーム性に仕上ってますね。
一見「あ~最近のミドルスペックとかでよくあるタイプね」という印象を受けますが、それらとは大きく異なるポイントが存在。本機のラッシュ中は他機種のような図柄揃いではなく、「フリートチャージ(大当たりorSTリセット)図柄」当選を目指すゲーム性になっています。抽選システムが似たタイプの機種だとSTリセットは専用の演出が用意されているものが多かったりしますが、ST序盤にそのような演出が来てもさほど気持ちは昂りませんからね…。大当たり・STリセットのいずれも「フリートチャージ」を経由することで、ST中の演出、そして「フリートチャージ」当選後の中身は何だったのか…というドキドキ感を毎回味わえる魅力的な設計だと思いました!
特図2
ラウンド | 電サポ | 振り分け |
10R×3回 | ブルーマーメイドラッシュ 継続 |
5.5% |
10R+10R | ブルーマーメイドラッシュ 継続 |
26.9% |
10R | ブルーマーメイドラッシュ 継続 |
43.8% |
STリセット | 時短100回転 | 23.8% |
※…出玉は払い出し個数。小当たり経由の場合はV入賞が条件。
気になる「フリートチャージ」当選時の内訳は上記となっています。大当たりだった場合は最低でも1500発であることに加え、なんと「フリートチャージ」全体の約1/3は一撃3000発以上の獲得が可能!「ブルーマーメイドラッシュ」の継続率は約77%ということも考えると、ラッシュ性能に関してはミドルスペックの同タイプと遜色ないレベルという印象です。「フリートチャージ」当選を目指すという独自のゲーム性も面白いですし、ラッシュはめちゃくちゃ魅力的な仕上りだと思います!
ライトミドルスペック帯での登場、そして「ブルーマーメイドラッシュ」のゲーム性も一新され大きく生まれ変わった本機。初当たり時の内訳が辛めな分ライトミドルスペックとしては破格のラッシュ性能を実現できており、当たる楽しみとラッシュ突入時の期待感を両立した非常に魅力的なスペック&ゲーム性だと感じました。また、細かいところではヘソ(特図1)の賞球が3個というのもかなり推せますね。ただ、やはり通常大当たり時に引き戻しが一切ないというのは残念なポイントで、初代が好きだった方ならどうしても気になってしまうかなと。ここがあれば満点でも良かったのですが…☆は4つで!
2機種分の演出を搭載!?この作り込みはスゴイ!
通常時の演出は「新はいふりモード」&「元祖モード」の2種類から選択可能。まずは「新はいふりモード」ですが、こちらはその名の通り新たな演出が豊富に搭載されたモードです。もしかすると「元祖モード」と共通する演出が存在するのかもしれませんが、先読みを含めた変動中の予告演出は初代と完全に別物と言って良いくらいの印象。各図柄のデザイン、そして保留の配列&デザインなどのUI周りも刷新されており、初代を打ち込んだ方も心機一転新たな「ハイスクール・フリート」を楽しめる力の入った造りになっていますね!
とはいえ初代を打ち込んだ方の中には、むしろ演出はほぼそのままで新たなスペックの「はいふり」を楽しみたかった…という方もいらっしゃるはず。そんな方たちの為に用意されているのが「元祖モード」です!こちらを選択すると「新はいふりモード」で確認できた新規演出などがほぼ出現しなくなるので初代の知識を活かして楽しむことが可能。そしてなんと各図柄や保留のデザインといった細かいところまで初代が再現されているので、かなり初代に近い感覚で楽しめそうです!
そして、本機の通常時で個人的に1番推したいのはリーチ演出の構成。今回確認できなかっただけで両モード共通のリーチ演出も存在するのかもしれませんが、少なくとも今回試打した限りでは「新はいふりモード」では「劇場版 ハイスクール・フリート」の映像を使用した新規リーチ演出が主体、そして「元祖モード」では初代に搭載されていたリーチ演出へと発展…といった感じで、予告演出だけでなくリーチ演出まできっちり異なる造りになっていました。前述の通り今作では「晴風」のギミックデザインが大きく変化しましたが、液晶上で初代のギミックが再現されているところなども感心しましたね。
初代の魅力を楽しめる「元祖モード」も良いのですが、「新はいふりモード」のリーチ演出にも新たな魅力が満載。特に発展前の新規導入ムービー追加、そしてリーチ演出中はユーザーが擬似的に映画館の席から眺めているような感覚を味わえるようになっている「ストーリーリーチ」は必見。エピソードの選出も素晴らしく、「新はいふりモード」の「ストーリーリーチ」を見たら原作が気になってしょうがない!と感じてしまうと思います。個人的に今年打ったパチンコ機の中でもトップクラスに感動したリーチ演出ですね!
「元祖モード」に関しては打ち込んでいた方からすると「なんでここを変えちゃったかな…」みたいなところを発見する可能性は否定できませんが、数回程度しか実戦経験がない僕が短時間の試打を行った限りでは「ほぼ初代じゃん!」という印象を受けました。他機種でも過去作を意識したモードが搭載されていることはありますが、本機はリーチ演出もそのまま継承されるなど再現度が段違いですね。そして「新はいふりモード」も「ストーリーリーチ」を始めとした本機ならではの魅力が盛りだくさん。ちょっと大げさかもしれませんが、これ1台で2機種分の楽しみを味わうことのできる素晴らしい通常時だと思いました!☆は5つ!
トレンド感のあるゲーム性に魅力的な独自要素を追加!
ラッシュ中に関してですが、抽選システムや数値面はすでにご紹介しているので、ここでは演出面を中心にレビューします。本機の「ブルーマーメイドラッシュ」は「大海戦MODE(報酬アタックタイプ)」「水着MODE(パトランプタイプ)」「フリートアタックMODE(ボタンレベルアップタイプ)」の3種類から選択可能。前作ではラッシュ中の演出は固定でしたが、今作ではユーザーそれぞれの好みに合わせて楽しめるように進化しておりました。
図柄テンパイ成功=「フリートチャージ」当選濃厚!
今作のラッシュは先読み&ショート系リーチ演出がメインのスピード感重視。そして前述の通り図柄揃いではなく「フリートチャージ」図柄告知=当選を目指すという個性的なゲーム性になっています。ここで注目したいのは予告演出やショートリーチを含めた全体の変動時間。昨今のパチンコシーンで支持されている同タイプの機種は予告が先読み演出メイン、そしてリーチ演出も即当たりがメインですが、本機ではそれらの機種に比べて何かしら煽りが発生した際の変動時間が多少長め。上の写真のように当該変動の予告演出もしっかり楽しめる造りになっていました。
今回の試打では赤系の演出が発生すれば高確率で「フリートチャージ」に当選。また「大海戦MODE」選択時は青系演出の複合のみで「フリートチャージ」に当選するパターンなんかも確認できました。「出玉スピードは譲れないけどもう少し演出も楽しめたらな…」という願望のあるユーザーは少なくないと思うので、その層に刺さる絶妙な出玉スピード&演出構成に仕上っていると思いました!
「フリートチャージ」後はSTチャージor大当たり(1500 or 3000 or 4500)を告知するジャッジ演出へ。「大海戦MODE」「水着MODE」は大当たりだった場合ラウンド数が最初に告知される先告知タイプ、「フリートアタックMODE」では大当たり中の昇格演出発生に期待する後告知タイプになっています。抽選に関して言うと実は「フリートチャージ」当選時点ではSTチャージor大当たりかは未決定で、電チューに3つ保留を貯める→その抽選結果を各ジャッジ演出で告知というシステムになっています。STリセットのみか、それとも最大4500発か…というこの瞬間は初代にはない緊張感を楽しむことができました。ST中だけではなく「フリートチャージ」の演出もそれぞれのモード毎に用意されているので打ち込み甲斐がありそうですね!
名称はそのままに抽選システム及びゲーム性が一新された今作の「ブルーマーメイドラッシュ」。一見よくあるタイプかと思いきや「フリートチャージ」を目指す独自のシステム、そして爽快感のある出玉スピードと演出面の満足感を両立しており、本機でしか味わえない魅力を持ったラッシュに仕上っていると思いました。前述の通り出玉性能においてもミドルスペック機と遜色ないレベルですからね…今回の「ブルーマーメイドラッシュ」、めちゃくちゃ面白いです!☆は5つ!
期待以上の完成度。「はいふり」ファンでなくとも一度は打つべき!
ライトミドルスペックというこれまでの「ハイスクール・フリート」にはなかったジャンルで登場する本機。失礼ながら過去作にさほど触れていなかったこともありあまりポジティブな印象がなかったのですが、実際に打ってみるとその印象は一変。スペック面…演出面…どこをとっても「おおっ!」と唸ってしまうポイントのある素晴らしい1台でした。初当たり時の50%は3R&時短ナシなのでライトミドルスペックの中では荒い部類ですが、その分ラッシュ突入時の興奮や満足感はかなりのモノ。僕のように過去作をほとんど触っていなかったという方にも是非1度は打ってみて欲しいですね。☆は5つ!
今回のレビュー結果
「Pハイスクール・フリート オールスター」の解析情報はこちら
通常時は2機種分の演出を楽しめるようなものなのでマジで飽きないと思います。
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