【ハイエナ】自分がヤメた台は必ず出てる気がするのは何故なのか?真面目に考察してみた

【ハイエナ】自分がヤメた台は必ず出てる気がするのは何故なのか?真面目に考察してみた eyecatch-image

チワッスあしのです。

 

パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「ハイエナ」について。ただし「自分がヤメたあとの台がなんかいつも出てる気がするのは何故か」という所にフォーカスを当てて調査してみました。これ多分心理学的な何かだよなぁ。というわけで一緒に学んでいきましょう!どうぞ。

 

 

時計のゾロ目問題。

 

業界豆知識あしの 画像1

 

この問題に関しては「いや全然そんな事ねぇよ」という人もいると思います。ただ「なんか俺がヤメたあといっつも爆裂してんな」という印象を持ってる人もられる事でしょう。両者の違いは「調べてるかどうか」というのがまずあります。ヤメたあとの台がどうなったか調べる……というのは「自分のヤメ時が正しかったかどうか」を確認する意味では結構重要なのですが、一方で直接的に収支に結びつく行動ではないので、やらない人は徹底的にやらないと思います。

 

んで筆者の場合、「出されてたら非常に嫌な気分になるので調べない」というチキンプレイに徹しているのであんまりギギギとなることは無いのですが、ホールで「さっきまで自分が打ってた台がオスイチされてて凹む」という事はままあります。これを「いつも」と捉えるか「たまたま」と捉えるか。本題はここですな。

 

これに関しては実は似た話がありまして、それが「時計のゾロ目問題」です。現象の名前自体は色々あると思うのですが、これは要するに「オレが時計を見たらいつもゾロ目」というもので、結構な割合の人が1回はそう感じた事がある心理的な状況の事です。これは結構不思議な感覚なのでよく「スピリチュアル」に結び付けられますが、実際の所スピリチュアルでも神秘体験でもなんでもなく、「ゾロ目以外覚えてない」からそうなってるのです。

 

人間が1日に時計を確認する回数はその人の立場、役割とかによってすげー変わってきます。また時代によっても変動するでしょう。

 

例えば学生さんの場合。授業時間の残りが気になって時計ばっかみてるでしょうし、筆者みたいな比較的時間に自由なライターは、見ねーときは全然見ないです。締め切りが10時まで!とかの場合は死ぬほどチェックするんですけども、こんな感じで「大体何回見る」みたいな統計データはないです。その上で所感で言わせて貰うと、筆者の場合は時計を確認するためだけにスマホを触る回数が多分1日に20回くらいはあります。PCのデジタル時計を見るのが同じく20回くらい。合計すると1日に40回くらいは見てるハズ。それ以外にもテレビの右上のデジタル表示とか、駅の時計とかもあわせるともうちょっと増えるかも。あとSwitchとかの画面であるとかね。それらもあわせると、たぶん1日平均60回くらいになるんじゃないでしょうか。(一説によると、営業職のサラリーマンは無意識に150回くらい確認してるらしいです)

 

一方で1日に「ゾロ目」になる時刻が何回あるかというと「0:00」から「11:00」までの12回。AM/PM式ならば24回です。1日は1440分ですから、24時間式のデジタルで1/120、AMPM式のデジタル時計では1/60で「ゾロ目」になります。筆者みたいに1日60回時計を見るなら(生活時間帯による分布を考慮せずに単純計算すると)、1日のうちだいたい63%くらいでゾロ目を目撃する計算に。……要するに2日に1回くらいはゾロ目を見るのです。

 

んで時計を見るという行為は生活の中で殆ど習慣的に行うもので、イチイチ頭を働かせない事が多いです。従って見た時間のほとんどはスッと忘れます。「遅刻しないかどうか」とか「次の予定までだいたいどのくらいか」「バスに間に合いそうか」みたいなふわっとした印象で見るのです。細かい数値は短期記憶にすら残りません。が、ゾロ目というのはインパクトがあるので「残っちゃいます」。んでこれが続くと「オレはゾロ目ばかり見る特異体質の選ばれし人間」とか勘違いしたり、あるいは「ゾロ目には何か意味があるに違いない」という誤謬が生まれます。スピリチュアルの正体はだいたいこれです。よく見る数字の事を「エンジェルナンバー」とか言うそうですが、そんなもん無いのです。そもそも仏教に天使は出てきません(辛口)。

 

そしてこういう歪んだ認知を「確証バイアス」と呼びます。意味は「先入観に従って都合の良い志向で情報を集める事」ですな。「自分のヤメた台がいつも出てる問題」はまさしくこれ。つまり「出てる時ばっかり覚えているから」だと思われます。

 

 

マジで狙われてる可能性も……!?

 

マジでハイエナされてる可能性も…

 

だがしかし! 一方では「マジでハイエナされてる」という可能性もなくはないです。

 

このご時世にパチプロで食ってる人というのは個人の能力もさることながら「組織力」も相応に持ち合わせている場合が多いです。知らんヤツにカマ掘られた……! と思っても、実は逆サイドで貴方の台の挙動をチェックしてた人が召喚した仲間かも知れません。この場合は完全に「狙いうち」されておるわけで、「あいつは高設定を捨てるヤツだ」と思われたら意図的にマークされる事も考えられます。

 

ちょっとおっかない話ですが、プロの人にとっては自分が炙った台と同じくらい「他のお客さんが炙った台」の情報が重要になるそうです。打たずにホールを闊歩してるプロっぽい人が何してるかと言うと、あれは他の台の情報を収集しとるのですな。よく知らない台で高設定の挙動なのに捨てた場合、それは当然拾われますし、出されます。これが続いた結果「いつも出されてる」というのであれば、それはちょっと、もったいない事なのかも知れません。

 

まあ、勝つことより楽しむことを優先してる、筆者みたいなヤツが言うことじゃないですけどもね(だからヤメた台のデータは絶対見ない)。以上です!

 

 

業界豆知識あしの 画像3確証バイアスって単語はカッコいいから頻繁に使っちゃいます

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  • 1:2022-03-02 12:22:21朝出ていた台が最後は必ずハマるということについて考えたことありますが、結局のところ全部ダメ台だからという答えに落ちつきました。全台マイナス調整として、回された台の半分は最初から出ないので放置され、たまたま出た残りの半分もマイナス調整なのでいずれ失速するってことで。パチンコパチスロってよくできてるもんですね。
  • 2:2022-03-02 17:45:40スロットはやってしまった感を感じるけど、パチンコは引きだから気にしないようになった

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