【擬似ボーナス】5号機時代に現れた「ボーナスじゃないボーナス」について用語解説!

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あしの プロフィール
あしの

「浅草に住むサブカル・ギャンブル系フリーライター。ペンネームの由来は4号機『バクチョウ(メーシー)』の主人公あしの君から。いろんな所でちょいちょい書かせて頂いております。

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チワッスあしのです。

 

パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「擬似ボーナス」について。いつのまにかスタンダードになった「ボーナスじゃないボーナス」ですが、初心者の方にとってはちょっと分かりづらいかも。意味をおさらいしてみましょう。

 

 

中身はAT/ARTだよ

 

擬似ボーナスはAT/ARTの見せ方の バリエーションとして 生まれた

 

擬似ボーナス。言葉の意味だけでいうと「ボーナスにみせかけたAT/RT」です。「ボーナスが搭載できない機種」のゲーム性のアクセントとして搭載されることが多いのですが、別にこれは規則上で決められた○○作動装置とかそういう機能ではなくて「見せ方」のひとつでるため、搭載しようと思えばAT/ARTであればどの機種でも載せられます。純増枚数が激遅の機種で20ゲームの擬似搭載!とか言われても出玉という意味ではほぼ意味がないので、そういう機種の場合は「上乗せ特化」的な使われ方もしますな。

 

これが「擬似ボーナス」という名称で呼ばれ始めたのが5号機中期。ARTの純増枚数競争が激化していよいよゼロボーナスが登場したあたりです。ゼロボーナスに関してはこちらの記事を読んでいただくとして、現在のパチスロにはボーナスフラグの貯留が認められていおらず、このような機種の場合本物のボーナスを搭載する事ができないのは御存知の通り。従ってAT/ARTの見せ方のバリエーションが求められる中で自然発生的に生まれたものだと推察されます。

 

ちなみにゼロボーナスの初出が2011年の「エージェントクライシス」。同じ年には13万台売れた大ヒット擬似ボ搭載機「押忍!番長2」が出現。発売直後に「擬似ボーナス」と呼ばれてたソースが確認できませんでしたが、2014年に入ると一気にそれが一般名称化していったようです。最初に名付けた人すげえ!

 

ちなみに「リアルボーナス」という言葉がありますが、これは勿論「擬似ボーナス」と対応する形で作られた言葉です。リアルもなにも擬似という言葉が出来る前まではボーナスは文字通りの意味しかなかったので当然なのですが、これにより少なくとも用語としては、役物作動装置としての「(リアル)ボーナス」と、演出としての「(擬似)ボーナス」という、二種類のボーナスが生まれる事になったわけです。

 

 

擬似ボーナスのお作法

 

各メーカーは擬似ボーナスと AT/ARTの差別化をどのようにしたのか?

 

ではこの「擬似ボーナス」なのですが、どうやったら「それっぽく」なるのか。ボーナスを標榜するからにはボーナスっぽく見せる必要があります。つまりAT/ARTとの差別化です。まず最低でもボーナス図柄(というか7やBAR)揃いをトリガーとして欲しい。

 

これに関しては逆押しでのみ揃う特殊リプレイを用意しておく方式というのがまず浸透しました。一番スマートですし目押しも楽しめるのでこれは大流行します。問題点としては「準備中」が長くなる場合があるという事。この間にメイン小役をフルナビゲーションしてくれれば何もストレスがないどころかありがたい話なのですが、長さ不定の特殊状態に出玉力を持たせるほど優しいメーカーばっかりじゃないので、この期間は往々にしてナビ率が下げられ微減あるいは微増がスタンダードです。明らかに減る機種もありました。これかなりイヤな感じなのですが、そこを逆手にとって恩恵を用意した名機として有名なのは「魔法少女まどかマギカ」ですな。

 

別の方式として、いわゆる「リール遊び(擬似遊技)」を利用する方式もあります。つまりどこで押しても勝手に揃う7からスタートする方式。「沖ドキ!」とかもそうですね。ボタンを押さずとも勝手に7が揃う方式もあります。これらは両者とも内部はフリーズ状態になっており、フリーズ中の演出としてリールが動きます。一般遊技とは無関係なリール制御になっておるので、滑りコマ数の制限なども関係なし。適当な所でストップボタンを押すと笑えるくらい滑ります。この「リール遊び」に関しては2015年に一旦禁止になりますがその後復活。6.1号機からOKになったのでまた最近勝手に7が揃い始めました。

 

あとは擬似ボーナスを本物っぽく見せるために「専用の音楽」「演出」を搭載。ゲット枚数をAT/ARTと別にカウントし最後に獲得枚数の表示を行うなどで「それっぽく」なります。筆者が好きなエンターライズの「バイオハザード5」には「エピソード」というのが搭載されてますが、これらの作法が守られてないので全く擬似ボっぽくないです。ただ当時攻略サイトには「擬似ボ」って書いてあったので、要するにあんまり厳密に定義づけされてるものじゃないんだと思われます。

 

本日は以上! なお、こちら「業界豆知識」では常時深刻なネタ不足につき随時質問募集中です。これ書けや! みたいなのがあればコメントにてリクエストをぜひおねがいします。ピンときたら「分かる範囲で」「ゆるく」解説いたします。よろしくお願いします。

 

 

業界豆知識 画像3バイオ5、リール遊び搭載してたんだからエピソードも図柄揃いからで良かったのにね

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104
  • 1:2022-04-15 12:48:22ところで、何でATやART機は、ゲーム数や天井での当たりを設定できるのでしょうか。前回の抽選結果を参照することはできないはずですし、サブ基板による実質的なゲーム制御もできないと思うのですが。

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