×

【RSN】パチンコ店のトイレなどに貼ってあるポスターの番号に電話したらどうなる?

【RSN】パチンコ店のトイレなどに貼ってあるポスターの番号に電話したらどうなる? eyecatch-image

チワッスあしのです。

 

いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「RSN」について。よくパチンコホールなどのトイレに貼ってある「ひとりで悩まずお電話ください」みたいなポスターでおなじみの団体さんですが、実際あの番号に電話したらどうなるんでしょうか。これは結構気になる人も多いと思うので、一緒に確認してみましょう!

 

 

RSNとは?

 

 RSNに電話をすると…相談員が問題解決のためのアドバイスをしてくれる

 

あのポスターを発行してるのは認定特定非営利活動法人である「リカバリー・サポート・ネットワーク」という団体さんです。一般に「RSN」という略称で呼ばれる「ぱちんこ依存問題相談機関」で、文字通り問題のある遊び方をしてると自覚してる本人やご家族からの相談を受け付ける専門機関です。

 

じゃあ「問題のある遊び方」ってなんだろう。啓発ポスターに併記されてるチェックシート式の項目によれば以下の通りです。

 

 

・パチンコをするためにウソをついた
・使ってはいけないお金を、使ってしまった
・負けを取り返そうとして、途中で止められなくなった
・やり始めると、時間や金額が分からなくなってしまう
・パチンコをするために、お金を借りた
・パチンコが原因で、大切な人とケンカになった

 

これはあくまで「一例」であって「全部当てはまる」イコール「依存症」とはならないのですが、これらが原因で本人が苦しんでいたり、あるいは生きづらくなってる場合は「適度」を超えてしまっている可能性があると。

 

適度なのか適度を超えてるのか。この辺は本人の属性や社会的立場や金銭的余裕にもよるんで一概には言えません。そしてここが難しい所。

 

何故難しいかというと「ぱちんこ依存」と呼ばれるものが診断で分かるようなものではないから。つまり診察して「ここが腫れてます」「ここが膿んでます」とハッキリ病因を特定できるものではなく、それを治療すれば治る「病気」でもないんですね。見てわからないんだから話を聞いて寄り添って、一緒に考えなきゃいかん。だからこそこういう相談機関があるのです。

 

こっから大事なのですが、例えばその原因が「家庭内の問題」にあるかもしれませんし「社会からの孤立」にあるかもしれない。あるいは「金銭的な問題」の可能性もあれば、「仕事のストレス」に起因する可能性だってある。千差万別です。そしてそれはそれぞれ解決方法なんかが違うので、素人にはどうすればいいか分からない。

 

はい、表題の件。RSNに電話するとどうなるか?

 

これは端的にいうと、問題のある遊技を行うに至った原因を専門の相談員さんと一緒に探り、電話だけで解決しないのであれば、その解決のために適切な相談窓口に誘導が行われます。行く先は行政かもしれないし弁護士かもしれない。あるいは他の団体かもしれない。乱暴な言い方かも知れませんがRSNに電話したからといってその場ですぐに「ぱちんこ依存」と呼ばれる症状が無くなるわけじゃありません。ただ、問題を解決するために寄り添ってくれる相談員さんが話を聞いて、そしてそのためのアドバイスをしてくれるんですな。

 

 

RSNに電話したらどうなるか
相談員さんと話す
しっかり話をきいて
問題を明確にする
必要なら解決に適した
ほかの窓口を案内する

 

 

どのくらい電話があるの?

 

「何を知りたいか」を突き詰めると…「パチンコ・パチスロをやめる方法」が最も多い

 

2022年4月に発表された「電話相談事業報告書」によると、2006年の設立以降、2021年時点での電話相談総件数は43,319件。2021年だけを切り抜くと年間3,403件の相談が寄せられたようです。1ヵ月平均で大体283件程度の件数が上がってる感じですが、これは2017年以降では最も少ない数でした。じゃあ最大はどこだったかというと2018年の5,795件。1ヵ月あたり平均482件なので、40%くらい減ってます。これは恐らくユーザー数自体の減少が響いてるものと見られますが、それにプラスしてコロナの影響も当然考えられます。

 

2021年にあった相談の具体的な内訳をみると、通話時間10分未満が43%だった一方、なんと60分以上が2%あります。さらに通話回数をみると初回が45%だったのに対し複数回が35%。これだけ見ても「必要があれば長時間、あるいは複数回にわたりしっかり話を聞いてくれる機関」だというのが分かるかと思われます。

 

また転帰(症状の経過や結果)を見ると「他機関への紹介」が37%あり、その中には「精神保健福祉センター」「福祉事務所」「保健所」「医療機関」「法テラス」などが含まれていることから、単に気分だけの話ではなく実際に問題を抱えた方からの相談が多いことも読み取れます。この辺は「なんかマズいけど自分ではどうしていいかわからない」という方にとってはかなり心強い話かも。

 

一方で電話相談の中で相談者が話したい内容の項目には「ホールに対する苦情」「グチ」「遊技業界に関する意見」も含まれており、この辺は相談員さんがどういう風に対応してるかちょっと知りたいなと思いました。が、これは最初に相談者が自分の心情を吐露する部分らしく、その内容を発展させ「じゃあ実際に何が知りたかったか」という所まで話を進めた場合は「やめ(させ)る方法」が最も多く、なんと51%にものぼったそうです。ワオ!

 

RSNへの相談はもちろん無料。祝日を除く平日10:00から21:30までの受付との事。なんか苦しんでる人は、ホールのトイレのポスターか公式ページを御覧ください。

 

 

業界豆知識あしの 画像3ひとりで悩まないで!

この記事を共有

いいね!する

46

この記事にコメントする

関連記事

ランキング

  • 24時間

  • 週間

  • 月間

TOPに戻る