凋落時期から脱却の気配あり?POKKA吉田が「楽しみ」だと感じる昨今のぱちんこ業界事情を解説!

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いろいろあるが、遊技機関係環境良化の兆しか

 

ちょっとぱちんこ業界のことを知っている人にとっては、1月から2月にかけては広告宣伝についての話が話題の中心の一つになっている。これはとても大事な話であるが、内容としてはとても簡単でもある。一応まとめる。

 

・昨年12月23日付で警察庁は各警察本部等に通達発出
・今年1月20日には全日遊連の全国理事会で警察庁の松下保安課長が講話をし、広告宣伝の地域格差解消を目指すことを明言
・1月25日には警察庁の坂ノ上保安課長補佐がホール4団体(のWT)に対して通達の説明を実施し、12月の通達を公表
・1月25日にはホール4団体がこれまでの経緯のうち、決まっていることを各組合員・会員にアナウンス
・2月8日はホール4団体が警察庁に対して広告宣伝ガイドラインの内容を打診
・2月8日中に警察庁はホール4団体に対して広告宣伝ガイドラインの内容について、問題ない旨回答
・2月9日に広告宣伝ガイドライン第1版が制定(同日、ガイドライン関係で一ヵ所だけ修正入る)

 

基本的には出玉示唆などは今までも今もこれからもNG。具体的なOK範囲やNG範囲も明確な文書群になっており、普通の読解力なら疑義は発生しない。が、業界的にOK範囲を拡大するための質疑は今後も増えることが想定されており、警察庁が具体的に許容すればそれらが新しいレギュレーションに含まれOK範囲が増える(逆にNG範囲が増えることも)。

 

とまあ、内容としてはこんな感じだ。ルールの内容がとても簡単なため、特に現時点で説明する必要を私は感じていない。今後、必要を感じればまた詳細解説しようかと思う。

 

さて、表題のテーマだが、これは私の予想というか現場感なのだが、今年に入って特に感じていることとして「遊技機の開発企画製造環境が良化している」ということがある。

 

半導体調達難については納期が数年先になるほど足りない自動車業界とは違いぱちんこ業界は昨年10月途中くらいからかなり改善されている。これによって足りない供給総量が今年は昨年比で増えることは予想できる。

 

さらには型式試験関係も状況はさらに良化中だ。現在、L(スマスロ)、e(スマパチ)、そしてPS既存機ともに、主力になりそうな型式の適合や販売決定情報が増えている。

 

そもそもPS既存機の性能規制に不安はなく(唯一不安だったパチスロも6.5号機で不安も払拭され)、スマート遊技機がさらに性能規制優位なことは周知のとおりだ。現時点ではテストを除けばスマパチは未導入だが、既に今年はスマスロもスマパチも確実に設置台数が増える1年となることが確定的。

 

しかもPS既存機の注目機も普通にリリースされているし流通している。ぱちんこは今なおRe:ゼロとエヴァ咆哮が中古相場で飛びぬけており、ハーデスもものすごく注目されている。もちろんスマパチ登場もあるしスマスロ北斗は大注目されている。加えて既存機もPSともに相場も流通も旺盛なのだ。

 

これは状況だけ観れば「環境がとてもいい」ということになる。

 

実際には昨年1年間は全国のぱちんこ屋さんの閉店件数が近年ダントツくらいの減少割合。だから「今、とても好調」とは言えない。が、環境的にはかなり改善されている。ということは、今年か来年くらいにはもしかしたら長年の凋落トレンドから脱却して成長トレンドに反転できるかもしれない。

 

その反転攻勢のきっかけの一つに広告宣伝所管の変化もなり得る。いろんな意味で、今年、産業規模的な凋落からの脱却時期を迎えそうな気配である。

 

今年は案外楽しみな1年になるかもしれないですよ。

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