ガリぞうにとってジャグラーとは？出会いから20年以上経った現在の心境を語る！【収支日記#146：2022年12月13日(火)～12月19日(月)】 (1/3)

 

 

今週の収支日記は12月13日～19日の1週間です。この1週間に限らず、12月は最初から最後まで全国を飛び歩く忙しい1ヵ月だったと記憶しています。

 

 

12月17日：アイムの価値

 

パチスロ生活において、実戦機種候補にアイムを含めるべきかどうかの論争は5号機時代から続いています。私は普段から打つ機会もありますし、実際に収録でも触っている姿が映っていますから、観られている方もいるかと思います。SアイムジャグラーEX-TPの出玉率は、チェリー狙いだと設定1で約98%、4=約102.5%・5=約105%・6=約107%です（ガリぞう計算）。「最高割でも105%や107%なら打つだけ無駄」と考える方もいるでしょう。「いやいや、今の時代、105%や107%も貴重なプラス期待値ですよ」と言われる方もいるでしょう。私が考えるに、これらの論争の起因の1つは「正確な期待値が確定しないから」なんじゃないでしょうか。仮に設定6かもしれないアイムを打っていても、ハマれば「実は5なんじゃないか、4なんじゃないか、3なんじゃないか」と不安になりますし、設定確定要素がないので疑念はいつまでも完全払拭されないでしょう。ただ、営業中に設定キーを回して設定6だと確定した場合、アイムに否定的な方の何割かは「打ちます」と言うんじゃないでしょうか。だとしたら北電子はウマく作っているなぁと感心します。絶妙な割調整と難易度の高い設定推測要素を設定し、「稼ぎにならない可能性が多少なりともあるだけで打たない層」をシマから排除してライトユーザーの憩いの場を作り上げているのですから。

 

かく言う私も相当自信がないとアイムを触りませんし、「アイムはいつ捨てても良い」と良く言っている理由も設定値（=期待値）が確定しないからです。どんなに根拠を詰めて設定5,6だろう状況を作り込んだとしても、設定の打ち間違い等により「実は4でした。3でした」という可能性を完全にゼロにはできません。加えて本当に設定5,6だったとしても105%ないし107%と、捨てたからと言って超痛手と言う訳でもありません。不安による精神衛生面等、様々な面において考慮すると、「アイムは相当な自信がない限り、後ヅモ狙いでいつ打ち始めても良いしいつヤメても良く、フランクに付き合うくらいがちょうど良い」と言う結論になりました。「相当な自信」を具体的に伝えるなら、映像だと昨年末に大阪で撮った「プロスロ13」でしょうか。

 

>>【動画】プロスロ13 第143弾 前編

>>【動画】プロスロ13 第143弾 後編

 

前フリが長くなりましたが収録実戦記に入ります。今日は福岡県久留米市のスロ専で「プロスロ13」の収録です。こちらのホールは毎回特日（3or7の付く日）に収録させてもらい始めて2年以上になり、設定状況で面白がらせてくれようとしていると明確に分かっているお店の1つです。また、必ず正解の形があると信じて動いた方が良い結果を生みやすいという事も分かっています。こちらのホールで私に見えている傾向と狙い目は以下の通り。

 

・入場番号が早ければ推定半5,6と思しきメイン通路のシマ狙い
・入場番号が遅ければ直近の傾向を分析しての3台設置機種の全台系or末尾系or並びで高設定or各機種1台の何れか狙い

 

です。また、貯玉使用無制限なところも戦いやすく感じます。ただ、最近このホールの収録は競争率が高く、今日も並び人数330人と多い中で私の入場番号は176番。メイン所は厳しいでしょう。

 

朝10時、入店。狙うは3台並びのカド3で、全開の実戦同様カバネリから空きを確認しますが、コチラはカド3界隈含め全台満席。ならばと、こちらも前回同様にハッピージャグラーV3のカド3へ。こちらは無事に空席で台確保成功です。

 

 

※*印はチェリー重複の意。

 

 

私の台は可もなく不可もなくな程度なのですが、周囲のデータが軒並み弱く、3台並び狙いでは到底攻められない数字になっています。特にジャグラーは単体のデータでの押し引きが難しい機種ですし、ここは両隣界隈との集計でナシと判断。となると次はどうすべきかなのですが、各シマを散策していると、3台設置のキャッツアイが悪くなさそうに見え、かつ空席があります。他に見えてくるまでは、設定1でも102%の台で3台並びの可能性を追ってみても良いんじゃないでしょうか。

 

 

 

下の甘さを頼りに深めに掘ってみましたが、やはり各種推測要素は弱めです。共に掘っていた方もヤメてしまいましたし、私もこれまでのようです。だとするとどこなのだろうと散策。すると、アイムの一角に強そうな場所を見つけました。

 

 

 

この真ん中の台が空いていたので滑り込んでみます。

 

 

 

D番台を回していると、ここの3台では最も好調なE番台まで空席になりました。例え高設定の可能性が高くとも必死さのない空気感もアイムのシマに好感を持てる理由の1つです。せっかく隣なのですから遠慮なく打たせて頂きます。

 

 

 

 

時間ギリまで回して実戦終了。出玉を流すと784枚。投資は846枚なので、チョイ負けとなってしまいました。ただ、最後には正解にたどりつけたと思われますし、他機種の当たりの形も見えたので、今日は満足しておきます。

 

最後の拠り所であり、必死にならずとも許してくれるアイムとは、今後も長い付き合いになりそうです。