ガリぞうが「全リセ」よりも「設定を上げ下げした台のみ変更」を好む理由とは?【収支日記#175:2023年7月4日(火)~7月10日(月)】 (3/3)

ガリぞうが「全リセ」よりも「設定を上げ下げした台のみ変更」を好む理由とは?【収支日記#175:2023年7月4日(火)~7月10日(月)】 eyecatch-image

7月10日:イキるメリット

 

「イキる」とは?

 

元は主に関西圏の方言で、「偉ぶっている・調子に乗っている」などを指す言葉。

 

パチスロを打つ層には、とかく「イキりたがり」が多いように感じます。もしかしたら数自体は少なくてもイキってる人が目立つから多く感じるだけかもしれませんし、私がこの業界しか知らないからそう思っているだけでパチスロ界隈以外でも同じなのかもしれませんが。かく言う私も、今でこそ自身のマイナスイメージな事を率先して話してしまうくらいの羞恥心知らずになりましたが、若い頃は少しでも良く見られたい意識からのイキった言動が多かったように思います。基本的にイキりは世間から煙たがられるでしょう。その煙たがられる意識を上回る承認欲求がイキりを発動させるのでしょうか。そこで今回は、「イキる事」について過去を振り返りながら自己解析しつつ、イキりの短所だけじゃなく長所についても考えてみます。

 

その昔、時代は技術介入機全盛期。私は4号機の初代サンダーVを嫌いだと言っていました。本当はカッコ良いデザインや図柄・BGMの虜だったのですが、個人ホームページを作ったばかりの頃は「減算値判別が不可能なので嫌いです」と言っていました。確かに減算値判別主流の時代に小役確率系の設定推測が後回しにされるのは嘘じゃないのですが、機種の好みで言えば嫌いではなかったです。ただ、当時は直視ができずに図柄の端に飛び出している目安や切れ目から何コマ等のタイミング押しだったので、「直視できないのでハズシが難しい」とは恥ずかしくて言えず、他の理由で嫌いと言っていました。その後、少しずつ練習して直視できるようになり、自分に合ったハズシ方法も見つけられ(上段ハズシは単V下ベル、中段ハズシはBAR下ベルだとほぼミスらない)、「嫌い」の呪縛から解き放たれました。その経験もあってか、今は出来ない事を「出来ないので練習します。」とハッキリ言えるのですが。

 

その昔、時代は4号機のハナビやサンダーが現役バリバリだった頃。私は設定変更でリールがガックンする事を知りませんでした。それでも自己流で小役カウンタの位置の把握や払い出し表示仕込み等で設定変更を見抜いていました。そんな情報を個人ホームページで公開していたら、「リールのガックンは見ないのですか?」というコメントを頂きました。今でこそ知らない事はハッキリ知らないと言えますが、イキり盛りだった当時の私は言えず、「不確定要素の大きい判断方法よりも変更が確定するクレジット仕込み等を使った方が確実」と言っていました。確か当時は動揺させてしまったような返信が届いていたと記憶しています。今なら「全く知りませんでした、勉強になります。」で簡単に済んでいるだろう話なのですが。

 

何れも今思うと恥ずかしい話なのですが、だからと言って全てのイキりが不要だったとは思いません。小さい自分を隠そうとして、もしくは自分を本来の姿よりさらに大きく見せようとしての自己顕示が「イキり」なのだとした場合、イキっただけであれば確かに世間から煙たがられる存在なのかもしれません。しかし、人はイキって大きく見せた仮初めの自分に追いつこうと努力する場合もあるからです。イキりという身から出た錆が、黒鉄に成長する事だってあります。若い頃の恥も勉強の1つだったと思えた時が1つの成長なのかもしれません。

 

以上です。実は各方面への取材を進めていてネタも溜まってきたので、数年ぶりに「取材班ガリぞう」の記事を公開できたらと思います。お楽しみに。

 

 

ガリぞう収支日記#175 2023年7月月間収支(7/10時点) 稼働日:3日 差枚+4551枚 2023年年間収支(7/10時点) 稼働日:67日 差枚+21360枚

この記事を共有

いいね!する

38

関連記事

ランキング

  • 24時間

  • 週間

  • 月間

TOPに戻る