【リーチ目】そろそろリーチ目の意味がよくわからない若者が出てきそうなので1回解説する。
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「リーチ目」について。超基本用語過ぎて今まで取り上げてなかったんで1回ちゃんと書いてみます。どうぞ!
リーチ目=ボーナスのこぼし目
最近はそもそもボーナス非搭載の機種がほとんどになっている上、ノーマル機の雄であるジャグラーやハナハナが完全告知機でありペカったりチカったりしたら当たり、みたいな覚え方をしてる人もおられるやも知れんので(いるのか?)ちと改めてちゃんとリーチ目について考えてみたいと思います。
ボーナスは他の小役と違い、成立ゲームで揃えなくとも消滅せず揃えるまで持ち越しになります。なにげにボーナスが消滅型フラグだった「コンチXXXX」「爆釣」「ゴーストラッシュ」のような機種も過去あったのですが、その辺はあんまり気にしなくても大丈夫。ボーナスは小役と違い「揃えられなかったとしても消えちゃう事はない」と思ってください。んでその「揃えられなかった時」は当然他の小役と同様「こぼし目」が出るわけですが、この「ボーナスのこぼし目」を「リーチ目」と呼びます。
普段見ない目が出たぞ、これはボーナスのこぼし目かもしれん、やっぱりそうだ今のはリーチ目だな、みたいな感じです。おいおいこぼしてるじゃん3枚損してるじゃん勿体ねぇ、とか思う人もいるかもしれませんが、実際はボーナスと全ての小役をカバーするのはリール配列上難しい場合が多く、その場合はより成立確率が高い小役をカバーしつつ打つのが最も割が高くなります。これを「小役獲得打法」とか「DDT」あるいは「KKK」、それから単に「小役フォロー」と言ったりしますが、ちゃんとそれをやってるのにも関わらずズルっと滑ってなにも揃わなかったり、あるいは見たことがない偉そうな出目が止まったりした場合はそれがだいたいリーチ目となりますし、リーチ目が出たからといって何か損してるわけではありません。
もちろんチャンス目だったりただの珍しいハズレ目だったりすることもありますし、全然普通の停止型に見えるのにリーチ目だったりする場合もあります。その辺は機種ごとに違い、ボーナス搭載機・かつそれがメインの機種の場合、その「違い」というのがゲーム性の違いそのものになる場合もあります。特に今だと「A PROJECT」の機種なんかはその側面が強いですな。
初リーチ目搭載機はなんだ!
なお、初のリーチ目搭載機は1980年にリリースされた尚球社の「パチスロパルサー」です。初のパルスモーター搭載機でありテーブル制御式の機械としてめちゃめちゃ有名なのですが、これはなんと初のリーチ目搭載機にして初の大量リーチ目搭載機だったそうで、後の世のパチスロの楽しみ方を初手からいきなり完成させてきてるというオーパーツじみた機械だったとの事。
筆者打ったこと無いんですけどもしかしたらコレをお読みの方の中にも「触ったことあるぜ!」っていう方もいるかもしれないですな。1980年に最低でも青春期だったってことはもう60歳以上の大先輩だと思います。てかその時代から「リーチ目」っていう概念があったのがマジですげえっすな。
ちなみに尚球社はその5年後「レッドサン」にて1リール確定のリーチ目(1確目)を実装。それ以前にも2確目はあったんですがそっちはユニーバーサルさんの「アメリカーナ」だったそうです。これもよく聞く機種で、登場年は1980年と上記「パチスロパルサー」と同年。当該の出目は「下段7テン」だったとのことで、これもかなり現代的。1980年の時点で下段7テンでリーチ目! みたいな言葉を使ってた人がもしかしたら居るかもしれんと考えると、43年という時間はそんなに長くもねえんだなという感じがしちゃいます。
またリーチ目関連としてはおそらく最も有名なパチスロ用語に「ゲチェナ」がありますが。これは1993年の「ニューパルサー」にて登場。この辺は過去このような記事をアップしています。そしてリーチ目でいうとド定番である「3連ボーナス図柄」の初搭載機はメーシーの「サンダーV」です。「ハナビ」はその翌年。ここはどっちが先だっけ? ってなる人ももしかしたらいるところかもしれません。サンダーが先です。ハナビが初搭載したのは同一小役のテンパイラインでの期待度変化ですな。要するに「斜め氷」です。
小役ズレ目が好きです
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