【P FAIRY TAIL これが七炎竜の力だ】初代を彷彿とさせる転落式ラッシュ×「ラッキートリガー」搭載!シリーズ最新作のスペックや演出を試打レビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
藤商事さんから登場する最新台「P FAIRY TAIL これが七炎竜の力だ」の新台レビューをお届け! スペックや演出の出来がどんな感じだったのか、独断と偏見に基づいて各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。
なお、本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
「P FAIRY TAIL これが七炎竜の力だ」の解析情報はこちら
昨今では貴重なバトルスペックライクなゲーム性!
基本仕様 | |
タイプ | ライトミドル(LT搭載) |
仕様 | 一種二種混合機 |
図柄揃い確率 (通常時) |
1/399.6(※1) |
大当たり確率 (FAIRY RUSH中) |
1/58.8 |
大当たり確率 (七炎竜RUSH中) |
1/58.8 |
図柄揃い時 RUSH突入率 |
約75% |
FAIRY RUSH 継続率 |
約65%(※2) |
FAIRY RUSH 終了確率 |
1/97.0 |
七炎竜RUSH 継続率 |
約77%(※3) |
七炎竜RUSH 終了確率 |
1/179.0 |
FTチャージ 発生確率 |
1/324.3 |
賞球 | 1&4&15 |
カウント | 10カウント |
FTチャージ獲得出玉 ※払い出し個数 |
約300個 |
潜伏確変 | 非搭載 |
遊タイム | 非搭載 |
※1…通常時液晶にFTチャージ図柄を除いた図柄が揃う確率(条件装置作動確率とは異なる。)大当たり確率は1/179(図柄揃い確率とFTチャージ発生確率)の合算確率。
※2…FAIRY RUSH中の継続率約62.2%と残保留の引き戻し期待度約6.6%の合算値。
※3…七炎竜RUSH中の継続率約75.2%と残保留の引き戻し期待度約6.6%の合算値。
※…コンプリート機能搭載機。
ゲームフロー
※1…図柄揃い確率とFTチャージ発生確率の合算確率。
※2…通常時液晶にFTチャージ図柄を除いた図柄が揃う確率(条件装置作動確率とは異なります)。
※3…FAIRY RUSH中継続率約62.2%と残保留引き戻し期待度約6.6%の合算値。
※4…七炎竜RUSH中継続率約75.2%と残保留引き戻し期待度約6.6%の合算値。
※5…V入賞が条件。
※6…約1500個×2回以上。平均期待値約4000個。
※…個数表記は全て払い出し出玉。
まずは全体のスペック表&ゲームフローがこちら。本機は「ラッキートリガー」搭載機ということもありこの表だけだとかなり複雑に見えてしまいますな(汗)。実際にはそこまで難しいものではないので、通常時&ラッシュ中それぞれを詳しくレビューしていきましょう。
まずは通常時に関してですが、本機では1/399.6で当選する図柄揃い、そして1/324.3で発生する「FTチャージ」という2つのルートが存在。これは藤商事さんの「ラッキートリガー」搭載機第1弾として登場した「P緋弾のアリア ~緋緋神降臨~ ラッキートリガーVer.」と同じ造りですな!
大当たり内訳
通常時図柄揃い時(特図1)
払い出し出玉 | 移行先 | 振り分け |
約3000個+α(※) | 七炎竜RUSH | 約5% |
約1500個 | FAIRY RUSH | 約70% |
約1500個 | 通常時へ | 約25% |
※…約1500個×2回以上、V入賞が条件。
「アリア」と同じく本機でも通常時の目標となるのは図柄揃い。そして晴れて図柄揃いに当選した際の内訳がこちらとなっております。ラッシュ突入の有無を問わず初当たり時の出玉はオール約1500発以上、そしてラッシュ突入率が約75%(内約5%は「ラッキートリガー」直通!)とかなり高めに設定されていることが本機の強みですな。
お次はラッシュについて。本機のラッシュはメインのラッシュである「FAIRY RUSH」と「ラッキートリガー」である「七炎竜RUSH」の2種類が存在しますが抽選システムは共通。ラッシュ中は電サポ回数不定で大当たりとラッシュ転落の抽選を同時に行う、いわゆる転落抽選タイプと呼ばれるゲーム性となっております。
FAIRY RUSH中(特図2)
払い出し出玉 | 移行先 | 振り分け |
約3000個+α(※1) | 七炎竜RUSH | 約40% |
約1500個(※2) | FAIRY RUSH継続 | 約60% |
※1…約1500個×2回以上、V入賞が条件。
※2…V入賞が条件。
七炎竜RUSH中(特図2)
払い出し出玉 | 移行先 | 振り分け |
約3000個+α(※1) | 一夜モード | 約40% |
約1500個(※2) | 七炎竜RUSH継続 | 約60% |
※1…約1500個×2回以上、V入賞が条件。
※2…V入賞が条件。
大当たり確率は両ラッシュ共に1/58.8ですが転落確率に差を設けることでラッシュ継続率&出玉性能が変化。「FAIRY RUSH」の方は転落確率1/97.0&ラッシュ継続率約65%。「七炎竜RUSH」の方は転落確率1/179.0&ラッシュ継続率約77%となっております。☆は4つで!
原作を知らずとも興奮できる演出クオリティ!
演出面における注目ポイントとして、今作は原作の「アルバレス帝国編」が中心の演出構成となっていること。リーチ演出が全面的に刷新されているのはもちろんのこと、予告演出も本機からの新演出が多数搭載されております。
通常時の演出で目立ったのがリーチ演出のクオリティの高さ。特に今作では新たに「共撃リーチ」というリーチ演出が加わったのですが、ギミック作動から発展する瞬間、そしてリーチ中の映像やBGMまで一連の流れがとにかく熱い(もちろん信頼度も)! ネット上でも「◯◯と◯◯の共闘シーンが見れるの最高!」みたいなコメントを見つけたので、きっと原作ファンの方も納得のリーチ演出に仕上がっていると思います。
「CGバトルSPリーチ/共撃バトルSPリーチ/ナツ&ルーシィVSゼレフ」についてはこちら
バトル系リーチ(「共撃リーチ」含む)での大当たり時に発生するこの原画カットインもめちゃくちゃ良い! 失礼ながら筆者「FAILY TAIL」は漫画アニメ共に未履修な人間なのですが、そんな僕でもこの演出を見せつけられた時には胸に熱いモノが込み上げてきましたね。この手の作品のタイアップ機には必ず取り入れるべきだと思えるくらい素晴らしい演出ですな!
全体的な演出バランスに関していうと、今回の試打では驚くような激アツハズレみたいな展開はなかったのですが、連続演出だったりチャンス系演出の発生頻度は少し高めな印象。ただ、新演出含む予告演出のバリエーションがかなり多いので「またこの煽りか…」みたいにウンザリすることはなさそうですな。ここは☆5で!
藤商事グループ機種最高レベルの造り込み!?演出ボリュームがヤバすぎる!
抽選システムやゲーム性に関しては先程すでにご紹介しているので、ここでは演出面を中心にレビューしたいと思います。まずはメインのラッシュである「FAIRY RUSH」ですが、こちらは「王道バトル」「一発告知バトル」「強化(エンチャント)バトル」の3種類から選択可能。
FAIRY RUSH「概要/発生演出」や「共撃バトル」の詳細についてはこちら
前述の通り本機は転落抽選タイプ。今回の試打では「FAIRY RUSH」中は基本的にバトルリーチ発展時点で大当たりorラッシュ転落が濃厚となりました。昨今主流のロングSTタイプのように「とにかくリーチに発展してくれ…」というものではなく熱い演出が絡んでのリーチ発展を願うゲーム性で、スペック&ゲーム性の項目でも述べた通り昔で言うところのバトルスペックっぽい楽しみ方ができますね。
予告演出~リーチ演出の中に1つでも赤系演出が出てくれればかなり熱い印象…というか、今回の実戦では赤系演出発生からのラッシュ転落は未確認。逆に赤系演出が出ていないとけっこうピンチにはなるのですが、それでも最後の復活演出に成功するパターンも何度か確認できたので演出バランスはかなり好印象でした。
そしてもう1つのラッシュが「ラッキートリガー」である「七炎竜RUSH」。スペック・ゲーム性の項目でもご紹介した通り基本的な抽選システムは「FAIRY RUSH」と同じ転落抽選タイプなのですが、こちらは演出構成や見せ方が大きく異なるのが特徴。
七炎竜RUSH(LT)「概要/3つの演出モード詳細」・「ゼレフバトル・アクノロギアバトル」についてはこちら
「七炎竜RUSH」中の演出モードは「ULTIMATE 7 BURST」「ナツ激震モード」「コスプレガールズパトモード」の3種類。こちらは「FAIRY RUSH」中の演出モードとは異なり、変動中の画面そして予告演出~告知演出まで全く異なる構成となっております。高速消化タイプのラッシュはどうしても演出が単調になってしまいがちなのですが3種類もあれば飽きずに楽しめますな。
さらにこの「七炎竜RUSH」中に約3000個ボーナス(+α)に当選した際は「一夜モード」という専用ボーナスへ突入するのですが、なんとここでも専用の演出モードが3種類存在。「開眼ジャッジメント」「一撃ジャッジメント」「違和感ジャッジメント」はいずれもパロディ系のゆる~い演出構成となっており、特にスロッターの方にはかなりぶっ刺さりそうな予感です(笑)。
ラッシュに関しては演出ボリュームが凄すぎてどこまでレビューすれば…と悩まされました(笑)。抽選システムは同じでありながら「FAIRY RUSH」と「七炎竜RUSH」では異なるゲーム性を楽しむことができ、それぞれの演出モードは3種類ずつ搭載。さらにはボーナス中まで専用の演出モードを用意…と、「FAIRY TAIL」シリーズはおろか藤商事グループ機種でいっても過去最大に気合が入った造りかもしれません。☆は5つ!
カスタマイズの充実具合は文句なし。藤商事らしい遊び心があるのも◎
お次はカスタマイズ機能について。まずは通常時に用意されているカスタマイズ機能がこちらです。先読み系から一発告知系、そして音量バランス設定や保留が溜まった際の音声ナビといったサポート系機能まで搭載。最近の藤商事系機種ではもう当たり前という感じではありますが最近の機種の中でもトップクラスの充実具合ですな。
「先ローリングモードなどカスタム機能の一覧と詳細」についてはこちら
本機の「ラッキーエアー」発動タイミングでは「ウェンディ」による液晶告知が同時に発生するパターンも確認!
そういえば「P地獄少女」では「閻魔あい」が息を吹きかけてくれる演出があったなぁ(笑)。「ウェンディ」は作中でも風(空気)を用いた魔法を使用するということでまさに適任ですな。
続いてラッシュ中のカスタマイズ機能。基本的には通常時とほぼ同じものが搭載されておりますが、「連打で告知!ラッキーパトモード」と「ボタンバイブUP」のみ非搭載となっていました。
ラッシュ中に選択できない項目があったのは残念ですが、それでも他機種のカスタマイズ機能と比べてなんら遜色ないレベル。☆は5つ!
今年は藤商事の年になる!?
先程もお伝えした通り筆者は「FAIRY TAIL」という作品は漫画・アニメともに未履修。そしてこれまでに登場したシリーズ機も全て数回ずつ触れた程度だったので、失礼ながらそこまで期待をしていたワケではなかったのですが…今回の試打を経て印象は一変。スペック面・演出面ともに本機にしかない魅力を存分に感じることができ、今シーズントップクラスの注目機種へと躍り出ました。☆は5つ!
今回のレビュー結果
「P FAIRY TAIL これが七炎竜の力だ」の解析情報はこちら
リーチ最終盤の原画カットインがマジで神。僕みたいに原作を知らない方も1度は体験して欲しい!
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