【P魔法少女まどか☆マギカ3】「魔法少女まどか☆マギカ」がラッキートリガーを搭載して帰ってきた!約5年ぶりに登場するシリーズ最新作のスペックや演出を試打レビュー!
こんにちは!ななプレス編集部のパン君です。
京楽さんから登場する最新台「P魔法少女まどか☆マギカ3」の新台レビューをお届け!スペックや演出の出来がどんな感じだったか、筆者の独断と偏見に基づき各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。
なお、本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
歴代シリーズ機とはまるで別物!?
・今作はメインスペックからいきなりライトミドルで登場!短時間勝負でも楽しみやすいぞ!
・全体的に「e 新・必殺仕置人 超斬撃199」に近い設計だが、ラッキートリガー突入率が向上しているのが本機の強み!
・それでいてラッキートリガー自体の出玉性能はほぼ同等…!スペックはかなり甘め!?
・ラッシュ突入抽選は初当たり時の振り分けに依存。前作までのタイプが好きだった方には残念な変化かも?
基本仕様 | |
スペック詳細 | |
タイプ | ライトミドル(LT搭載) |
仕様 | 一種二種混合機 |
大当たり確率 (通常時) |
約1/199.9 |
大当たり確率 (マギカRUSH/ アルティメット 超RUSH中) |
約1/62.2 |
賞球 | 1&3&5&10&15 |
カウント | 10カウント |
ラウンド | 4R/10R |
大当たり出玉 ※払い出し個数 |
4R:約400個 10R:約1500個 |
ST回数 | 60回転+残保留4回転/ 120回転+残保留4回転 |
マギカRUSH | |
突入率 | 55% (1%は アルティメット超RUSHへ) |
継続率 | 約65%(※1) |
ST回数 | 60回転+残保留4回転 |
ワルプルギスの夜 | |
発生率 | マギカRUSH中 BONUS時の 約50% |
勝率 | 約55% (勝利で アルティメット超RUSH突入) |
アルティメット超RUSH | |
継続率 | 約87%(※1) |
ST回数 | 120回転+残保留4回転 |
その他 | |
潜伏確変 | 非搭載 |
遊タイム | 非搭載 |
※1…RUSH終了時の残保留4個における引き戻し(約6.3%)を含む。残保留で引き戻した場合は、マギカRUSH中の振り分けとなる。
※…出玉は払い出しとなり、小当たり時はV入賞が条件。
※…コンプリート機能搭載機。
初代&前作はまずミドルスペックが登場→約1年後にスペック違いが登場…という流れだったのですが、今作ではいきなりライトミドルスペック(初当たり確率約1/199.9)での登場。初当たり確率が高くなっている分短時間勝負でも楽しみやすい設計になっております。といってもラッシュ突入率&性能なんかも考慮すると、おそらく出玉のバランス設計的にはミドルスペック機で登場した歴代シリーズ機にかなり近いんですよね。歴代シリーズ機を打ち込んだ方が満足できる出玉性能は踏襲しつつも、より気軽にワンチャンスを狙いやすい…といういいとこ取り的なスペックになっていると思いました!
前作までは基本的にショートSTタイプのゲーム性でしたが、今作はメインのラッシュ「マギカRUSH」がST60回転+残保留4回転、ラッキートリガーである「アルティメット超RUSH」がST120回転+残保留4回転のロングSTタイプに変化しております。詳細は後述しますが本機のラッシュは演出もしっかり楽しめる造り。無念のショボ連だった際でもドキドキできる瞬間は度々訪れるので満足感が味わいやすくなっていると思いました。前作までのような擬似変動でじっくりと演出が展開されるタイプは、当たってくれればいいのですがハズレた際は無駄に時間を奪われた気がしてイライラしてしまうこともあったのでね…(僕だけ?)。今作のようなオーソドックスなロングSTタイプの方がきっと多くのユーザーに受け入れられるのではないでしょうか。☆は4つ!
もう少し「絆」なしでも期待の持てるバランスが望ましい
・予告演出は新演出を大量投入!シリーズ最新作らしい新鮮味を楽しめた。
・本機を象徴する「絆」系演出の主張がちょっと強すぎる…。
・今回の試打においては、初当たり時は予告演出からリーチ演出まであきらかな強演出が多数複合する印象。もうちょい意外性のある当たり方にも期待できると嬉しい。
新筐体「ベルーガ」ならではのギミック演出にも注目だ!
前作の登場はもう5年近く前なので演出関係の記憶が多少おぼろげになってきていますが、今作は予告演出がガラッと刷新されている印象。逆にリーチ演出で使われているシーンは見覚えのあるところばかりなのですが、まぁこれは「魔法少女まどか☆マギカ」という作品自体の続編が登場しない限りは難しいですよね(汗)。それでも映像構成やチャンスアップなんかにはしっかりと手を加えられており、素材に限りがある中しっかりとシリーズ最新作らしい新鮮味は感じられるようになっていたと思います!
しかし新演出(新要素)の搭載によって弊害が生まれかねないというのもパチンコの難しいところ。今回の試打ではまさにその新演出である「絆」系演出が初当たりに絡む頻度が非常に高く、一部の例外(連続演出非発生時など)を除きこれがないとヤバいかも…と感じる演出バランスになってしまっている印象を受けました。せっかく予告演出が大幅にリニューアルされているので、もう少し他の予告演出にもスポットが当たる造りだと良かったなと思います!☆は3つで!
ラッシュは全面的に刷新!
・演出モードは3種類用意されているがベースとなる予告&リーチ演出は共通しており、演出のバリエーションが若干乏しい印象。
・ラッキートリガー突入までの流れは「超斬撃」に近い仕様となっており、「マギカRUSH」中の大当たりはオール10Rかつ50%で「ワルプルギスの夜BONUS」突入→55%で勝利→ラッキートリガー突入!
・「超斬撃」と比較するとメインのラッシュ中大当たり期待度が約60%→約65%に、ラッキートリガー突入を賭けたボーナスの勝利期待度が約50%→約55%へ上昇。
・ラッキートリガー「アルティメット超RUSH」はスピード感重視のゲーム性。
・「アルティメット超RUSH」中はもちろん演出に強弱はあるが、どんな演出からでも大当たりに期待できる印象。とにかく何かしらの演出発生を祈って消化しよう!
大当たり時の1/4強で「超アルティメットRUSH」に突入!
「マギカRUSH」の演出モードは「ノーマルモード」「先読みチャンスモード」「キュウべぇボタン告知モード」の3種類が用意されておりますが、後者2つに関してもベースとなる演出は「ノーマルモード」と共通。
ST中専用かつ本機からの新演出は色々と用意されているので新鮮味はありましたが、長期間打ち込んでいくことを想定した時には少々演出のバリエーションが乏しい印象を受けました。昨今の機種だとラッシュ中の演出モードは3つ4つ用意されていることも珍しくないですし、それこそ前作のラッシュ中も「バトルモード」「ストーリーモード」の2種類がありましたからね。前作のように複数の演出モードがあるか、もしくは本機のような仕様でももう少し予告&リーチ演出のバリエーションが豊富に用意されていると良かったなと思います!
ラッキートリガーである「超アルティメットRUSH」ではST回数だけでなく演出もガラッと変化。こちらも「ノーマルモード」「先読みチャンスモード」「キュウべぇ超告知モード」という3種類の演出モードが用意されていますがベースとなる演出は共通でしたね。ただ、こちらは「マギカRUSH」よりも突入(滞在)頻度が低いこと、そして爽快感や気持ちよさ重視の設計ということで、演出バリエーションはそこまで気にならないんじゃないかなと。消化スピードが早いため先読み演出重視のゲーム性となっておりますが発生頻度が絶妙で、演出の強弱を問わずなにかしらの先読みが発生してくれれば十分大当たりの期待が持てる印象でした!☆は4つ!
「アルティメット超RUSH(ラッキートリガー)の概要」についてはこちら
「キュウべぇ先告知モード」には本機ならではのお楽しみ要素が!
まずは通常時のカスタマイズ機能がこちら。「e 新・必殺仕置人 超斬撃199」をはじめとした最近の京楽系機種と同じく、ベースとなるゲーム性が変化するカスタマイズ機能、そして特定予告の発生率&信頼度に影響を与えるカスタマイズ機能を多数用意。「先読みチャンスモード」と「ソウルジェム保留モード」の複合設定ができないなど惜しいなと感じる部分はあったものの、まぁこれだけのカスタマイズ機能が揃っていれば不満を感じる方はそういないでしょう。
「通常時のカスタマイズ機能・RUSH中の演出モード」についてはこちら
注目のカスタマイズ機能は「キュウべぇ先告知モード」。「キュウべぇ」の位置的に「超斬撃」の「巳代松ランプ」的なものかと思っておりましたが、こちらは一発告知ではなくいわゆる「先バレ」系の演出になっていました。そして本機ならではの要素として、「キュウべぇ先告知」が発生した際は当該変動でボタンをプッシュすると様々なセリフが発生→内容によって信頼度を示唆。中には大当たりすればラッシュ突入濃厚となるいわゆる「レバ確」セリフなんかも用意されているようでかなり面白そうでした。これはきっと本機で1番人気のカスタマイズになるハズ!
ラッシュ中は特定予告のカスタマイズのみとなっており、ゲーム性を大きく変えるようなカスタマイズ機能は非搭載。とはいえラッシュ中はそもそも「マギカRUSH」「超アルティメットRUSH」共に3種類の演出モードが用意されているので、そちらが代わりになっている感じですかね。先読み関係に関しては演出モードの方でバランスを変更することができますし、カスタマイズ機能はこのくらいでも問題ないかと思います!☆は4つ!
本機ならではの良さは十分に感じることができた!
約5年ぶりのシリーズ最新作となる「P魔法少女まどか☆マギカ3」。スペック面、演出面共にこれまでのシリーズ機から変わっている部分がかなり多く新鮮な気持ちで楽しめる1台でした。特にスペック・ゲーム性の変化は大きいのでおそらく歴代シリーズファンの方からすると気になるところもあるかと思いますが、今作はシリーズ初となる1発目からライトミドル帯での登場なのでね。お仕事帰りなど短時間勝負の際には是非本機をセレクトして新たな魅力を感じていただければと思います。☆は4つで!
今回のレビュー結果
新筐体「ベルーガ」もかなり良い感じでした
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