【止め打ち・ボーダー理論etc.】勝つ可能性を最大化するため、初心者が知っておくべきパチンコの技術介入要素

あしの プロフィール

「浅草に住むサブカル・ギャンブル系フリーライター。ペンネームの由来は4号機『バクチョウ(メーシー)』の主人公あしの君から。いろんな所でちょいちょい書かせて頂いております。Twitterアカウントはこちら!(https://twitter.com/Slot_Ashino)」

パチンコの技術介入を学ぶ前に

 

 

チワッス! あしのです! 普段あんまりパチンコを打たない、パチスロメインのおっさんがパチンコをイチから学んでみるという本企画も3回目。今回はパチスロ打ちにとって当たり前……というか遊技性の基本である「技術介入」について学んでいきます。

 

パチスロの場合、技術介入というとまず思いつくのが「リプレイハズシ」とか、小役の取りこぼしを防ぐ最適打法──雑誌によっては「DDT」「KKK」「小役回収打法」と呼ばれるあれら。それからボーナスフラグ成立から最速で揃えるための手順やビタ押し。あるいは「設定」「ゾーン」「天井ゲーム数」など知識面の造詣に関しても技術介入と言えるかも知れません。

 

そしてパチスロ同様、パチンコにも技術介入要素というものが存在します。

 

パッと思いつくのが「リーチ中の打ち出しストップ」「ステージ止め」「保3止め」「捻り」。知識面では「釘読み」「ボーダー理論」あたり。門外漢のオイラがパッと思いつくのはこの辺なのですが、しかし、その話をする前にどうしても触れざるを得ない話がありまして……まずはそれから片付けていきたいと思います。

 

それでは勉強開始!

 

〈本日のお題〉

・釘ってそもそもいじっていいの?

・ボーダーラインとは?

・技術介入の解説

 ① リーチ中の打ち出しストップ

 ② 保3止め

 ③ ステージ止め

 ④ 捻り(ひねり)

 

※以下、例によってガッツリ詳しい人にはツッコミどころが満載だと思いますが、あくまで初学者向けという事でご容赦をば……!

 

 

釘ってそもそもいじっていいの?

 

 

パチスロと同じでパチンコにも当然「型式試験」があります。出玉が規定の範囲内に収まっているか。あるいはソフトウェア的な不備や逸脱がないか。このへんが細かくチェックされるわけですが、パチンコにおいては「釘」というハード面のチェックも当然入ります。というか釘の調整によって玉がどの穴ポコへいくつダイビングするかとかが変わってくるわけで、数値的な意味でも適合・不適合に関わってくるわけです。

 

んで、この型式検定時の釘の傾きや方向なんかは申請書類に記載されますが、この書類を「諸元表(しょげんひょう)」と呼びます。んで諸元表というのは車やバイクなどの製造許可を申請する時に国土交通大臣に提出する書類なんかもそうですけども、一回許可がおりたら実際の生産時に勝手に変更しちゃだめです。

 

従って、パチンコも製品として生産されるものはこの諸元表通りのものですし、運用時にもその通りに動かさないと風営法に違反してしまうわけです。要するに、釘を調整しちゃ駄目なんですね。この辺に関しては非常にデリケートな問題を孕んでいるのですが、とりあえずこれからパチンコを打つ人に是非覚えておいて欲しいのは「釘はいじっちゃ駄目だよ」というルールのもと、今はどのホールも営業しているんだぜという事です。

 

なんでこんな話をするかというと、それはズバリ、これから説明する「ボーダーライン」に関係してくるからです。

 

 

ボーダーラインとは?

 

 

ボーダー(理論)というのはいわずもがな、いくらパチンコを打たない人でも大体わかるかと思いますが、要するに「250発あたりいくつ回れば理論上の損益分岐点になりますよ」というもの。この数値を超えてグルグル回る台があればその分期待値はプラス。逆に千円あたり10回とかしか回らないんであればマイナスになると。そういう理論です。

 

実はパチンコの技術介入はほぼ全てこの「ボーダー」を下げるためのもので、後に説明する「止め打ち=無駄玉をなくす」「捻り=賞球を増やす」といった要素は全てここに繋がるといっても過言ではありません。

 

ちなみにちょっと調べたところによると、これはセブン機攻略で名高い石橋達也プロが1989年に提唱した理論とのことですが、いまではもう「ボーダー」という言葉も完全に浸透していて、各種メディアの攻略記事等にはほぼ間違いなくこの数字が併記されているのを大体の方はご存知かと思います。はい。ここでコナンくんの出番です。あれれェ。変じゃない蘭姉ちゃん。パチンコって釘いじってないから全部同じ回りなんだよねぇ……?

 

実はオイラが今回の「勉強記事」を書くにあたって最も悩んだのがここでした。メディア上での釘とボーダーの扱いってどうなっとんねん……?

 

これに関しては自分で色々調べても埒があかなかったんでいっそスーパー詳しい人(POKKA吉田さん)に聞いたりしたのですが、ちょっと付け焼き刃では到底太刀打ちできないほど深い話だった上に下手に突っ込んだら頭がおかしくなって死ぬ羽目になりそうだったので、とりあえず一回全部忘れて自分なりに理屈が通ったアンサーを出してみました。それが以下のものです。

 

とりあえず、今のパチンコは釘調整してないです。してないったらしてません。してると思っちゃうのはきっとみんなの心が汚れているからです。

 

んでしてないのに台や時期ごとにあからさまに回ったり回らなかったりみたいな台があるという不思議な現象が起こるのは、要するに玉のせいなのです。玉のせいにしましょう。

 

つまり玉のバカタレが釘にベンベン当たるからこうなっとるのです。なんせ、玉の射出と落下には物理学で言うところの運動エネルギーが発生します。あんな軽っこい玉でも速度の2乗分のエネルギ−が乗っかるとまあまあ馬鹿にできない衝撃になるのです。

 

しかもそれが膨大な数、ひっきりなしに毎日毎日ベンベンぶち当たるわけなんで、流石に曲がるのです。釘も。営業してると勝手にね。それが雑誌や動画なんかでもよく使われてる「クセ」という表現の正体なのでしょう。

 

ゆえに、回る台とか回らない台というのも、存在して当然。

 

そう。つまり今後オイラがこちらの連載で「めっちゃ回る台見つけた!」みたいな表現してても、それは玉のせいです。言外に「(玉の運動エネルギーによって微妙に変化した釘の角度のせいで)めっちゃ回る台をみつけた!」という意味で言っておるので、そこはぜひご了承くださいませ。

 

イエア! 釘のクセは、ありまぁす! 以上がボーダーの説明でした。

 


ようやく技術介入の解説

 

 

ハイ次、本題の技術介入について。とりあえずボーダー超えの台を発見して着座したとして、ただ漫然と打っておっても色々と勿体ない場面というのが出てきます。まあ別に何も考えずに打っても楽しいんですけども、パチスロだとフリー打ちってなんか気持ち悪いじゃないですか。どうせなら勝つ可能性は出来る範囲で最大化したいわけで。

 

というわけでハンドルを通じて出来る、パチンコでいう「技術介入」が以下になります。ただ、これに関しても少々厄介な話があるんですけども、それは最後に。どうぞ。

 

 

① リーチ中の打ち出しストップ

 

 

これは当たり前です。今のパチンコってリーチがめちゃくちゃ長いイメージがありますが、まあその間ずっと玉を射出し続けるのって無駄以外の何物でもありません。

 

おそらく生まれて初めてパチンコ打った人でも初日に気づくと思うんでここはまあそのまんま。特に解説らしい解説なし。もしかしたらリーチ演出中に玉を打ち続けるのが得になるような台があるのかも知れませんが、色々チェックしてみた結果オイラには見つける事はできませんでした。

 

というわけで気にせず止めて良いと思います。ただ、リーチ中もビャンビャン飛ばした方が何となくイケる気がする方は全然それで良いと思います。楽しんで打って下さい。

 

 

② 保3止め

 

 

「保留玉3個止め」の略。一般のパチンコは保留玉は4つですけども、そういう場合5つ目以降がどうなるかというと無抽選なわけです。これは勿体ないんで4つ溜まったらヤメようね。というのが基本の考え方。

 

とはいえ、玉を打ち出してからスタートチャッカーに到達するまでにはタイムラグがあるので、保留ランプが4つ点灯してから止めても遅いです。ゆえに保3止め。

 

これは機種によっては「保2止め」でも良いそうですが、まあその辺は時間効率やら右手の忙しさとの兼ね合いで、個々の判断で良いかと思います。

 

 

③ ステージ止め

 

 

ステージというのは液晶の下んところにある穴ポコが空いたアレです。台みたいなやつ。

 

玉が乗っかると右に行ったり左にいったりゆらゆらして、そんでスタートチャッカーに入ったり入らなかったりするんですが、この「ゆらゆら」の時に後から打ち出した玉が横入りしてきて邪魔する事ってありませんか? これを防ぐのが「ステージ止め」という打法です。

 

無意識にやってる人も多いと思いますが、ステージに乗った玉はスタート入賞するものとみなして、これを保留の3つ目の玉であると考えれば「保2+ステージ1」で止めて待つ、みたいな使い方も良さげです。逆に保留0とか1とかの時はもう面倒臭いんで打ちっぱでもいいかもしれません。

 

 

④ 捻り(ひねり)

 

 

打出停止ボタンとハンドルの強弱を利用して入賞口に「2つ同時に玉を入れる」というもの。これに関しては後述の問題がモロに影響するのでお店のハウスルールを確認した方が良いそうです。

 

 

技術介入はハウスルールを守ってやりましょう

 

 

あとは「時短中の止め打ち」や「大当たり後の打ち出し開始タイミング」とか色々あるのですがそちらは割愛。とりあえず今回は上の4つあたりを代表的な例としてピックアップしました。

 

で、ここからが何気に大事なのですが、パチスロと違ってパチンコは「ハウスルール」の存在がなかなかデカいようです。

 

オイラはあんまり意識した事がないのですが、例えばお店にはよく「当店がプロとみなした方の遊技をお断りさせて頂く場合がございます」みたいな注意書きがあります。んで「プロ」ってなんやねんというと、上にあるような「捻り」「ステージ止め」なんかを物凄い精度でバッチリやる人も含まれておるらしいですね。

 

特に「捻り」に関してはハンドルをグイングインやるんで目立ちますし、ネット上で確認した限りでは、実際に声掛けがなされて店舗出禁になった、みたいな話もありました。

 

あと知り合いから聞いた話では「軍団排除」に積極的なお店においては、リニューアルオープン時などにこのあたりの打法を駆使して打っておる人が漏れなく肩ポンされていた、みたいな例もあります。

 

流石に保3止めとかリーチ止めとかは問題ないと思いたいのですが、捻りとステージ止めに関しては自身がやったことない分、ちょっと温度感が分からないッス。ちと今は打ちに行くのもままならぬ状況ですが、折をみて今後検証したい所ですな!

 

とりあえず、皆さんも良く知らない店でチャレンジする場合は店内掲示物やスタッフさんに確認。そして「駄目ッス」と云われたら決してやらぬようにしましょう。

 

というわけで本日のまとめ! ボーダーはちゃんと考えた方がよい! そして技術介入要素は意外とあるけども、ハウスルールは要確認だ! はい。ちょうど時間となりました! 以上で第三回目のお勉強を終了します。次回はおまちかね。パチンコ業界に吹き込んだ新風……! 「遊タイム」と「設定」について勉強してみましょう。また来週ゥ!

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