ガリぞうが勝つために必要なスキル「立ち回りの期待値化」と「胆力」を解説【収支日記#37:2020年12月8日(火)~12月14日(月)】 (1/2)

ガリぞうが勝つために必要なスキル「立ち回りの期待値化」と「胆力」を解説【収支日記#37:2020年12月8日(火)~12月14日(月)】 eyecatch-image

2020年12/8[火]~12/14[月]収支 12/8[火]収録(稼働)-169枚 12/11[金]収録(稼働)-1173枚 合計 稼働日:2日 -1342枚

 

これを書いている今日は2月1日。定期で演者業をゼロにする月間の始まりです。余計な事でもツイートして良い無責任なパチスロ生活者(時々原稿執筆者)としてだけの1ヵ月が楽しみでなりません。今日から始まる1ヵ月の実戦記は再来月の収支日記でお話していきますのでお楽しみに。

 

さて、今週は昨年の12月8日~14日の1週間分です。

今週の2本の実戦記では、立ち回りにおける普段注目されにくいスキルについてお話ししています。思い当たる節のある方は、自らの立ち回りと照らし合わせてみてください。

 

 

12月8日:立ち回りの期待値化

 

皆さんは「期待値」をどう捉えているでしょうか。

天井狙いが勝つ為のセオリーの1つになった今は、ゲーム数こそが期待値と考える方も多いでしょう。設定狙い主軸の方なら、設定値別の出玉率(機械割)を期待値と捉えているでしょう。4号機の技術介入機世代なら、目押し精度こそ期待値を生む力と言う方もいるんじゃないでしょうか。

 

勿論、私も上記の全てを期待値と捉えていますが、もう1つ追加したい項目があります。

それは、「立ち回りの期待値」。

例えばジャグラーは設定を断定できないので、正確な稼働期待値を算出しにくい機種です。しかし、設定値は断定できなくとも、ジャグラーだけの成績だと2018年は105.2%、2019年も104%以上の成績を残せています。

(バックナンバーを読んで頂ければ分かりますが、2020年は収録案件過多により地元のジャグラー稼働がほぼできていないので参考外にしておきます。)

 

つまり、どんな設定値の台を打ってきたかは断定できずとも、私程度のスキルレベルの人がジャグラーで立ち回れば、104%~105%の期待値は積めると言っても良いんじゃないでしょうか。

 

もっと顕著な例で言えば、3×3EYESの私の収支が分かりやすいです。私の3×3EYESの生涯成績は、ツモれていない日や設定Cを見誤って捨てた日も含め、約30万Gで109.5%です。私程度の目押し力と設定Cを使う店の調査力、そして正解台の奪取力をまとめて数値換算すると、「私が3×3EYESを狙った際の期待値は109.5%」と言っても過言じゃありません。

 

そんな前置きを踏まえた上で今回の実戦記に入ります。今日は4周年記念日とされる埼玉県の店舗で「プロスロ13」の収録です。

 

大体のホールでは、周年なり年イチなり最も集客を見込める日が年に1度はあります。例えば地元の某A店では、「毎年5月5日はジャグラー記念日」が制定された2007年から毎年5月5日にジャグラーを全台推定6にしていました。そのため毎年5月5日に長時間の並びを入れてジャグラーを打つという立ち回りに挑むだけで高時給を得られていました。例えば地元の某B店では、「毎年10月10日は法人の記念日」として、店内のパチスロ全機種全台を設定6にしていたと思われます。この日はさすがに徹夜並びが必須ですが、お昼位に萎えヤメされた空き台に座るだけで設定6挙動の台を打つ事ができました。私の中では、地元で年イチとされる日を狙う立ち回りを期待値換算すると、かなり高い部類に入ります。

 

「最近だと特日でも並びは40~50人くらいですよ。」

 

そう聞いていたこの店舗ですが、さすがに周年だけあって次から次へと並び人数が増えていき、最後には500人弱まで膨れ上がりました。ここは末尾系や固めて入れる系がセオリーなので、狙い台が万人に共有されている、つまり期待値台にありつくには入場抽選の早さが求められます。

 

そんな中、私の番号は……328番。

はい、終わりました。

 

10時、入場開始。

大本命のマイジャグラー4の末尾3番・9番どころかマイ4自体が空いていません。他ジャグも満席のようなので、仕方なくアクロスのシマへ。こちらも当然のように末尾は空いていないので、昨年の周年では全台っぽく見えたハナビ通の空き台に着席。ハナビ通はRTリプ判をかけてもなかなか設定が見えてきませんが、どうせ周年の今日はしばらく空き台自体が無いでしょうから、判断の難しい機種でも問題ナシです。

 

 

ガリぞうのワンポイントアドバイス ハナビ通の設定5・6狙いは慎重に

 

ハナビ通も無印ハナビ同様にRT中の比率判別が有効ですし、ハナビゲーム中のRTリプ判も同じ手順で使えますが、残念ながら設定差は小さくなっています。

 

 

ハナビ通 HC中リプレイ対ハズレ比率

 

ハナビ通 HG中RTリプレイ対ハズレ比率

 

ただ、個人的な印象では、現状の6号機への転換期になるにつれ、ハナビ通に設定Hではなく5・6を使う店が増えたように感じます。見抜きにくい機種だけに、しっかり比率判別をこなして高設定を見極めていきましょう。

 

 

※BIG後の数字は全て累計数で「BIG中ゲーム数.BIG中斜め風鈴回数_HC中ゲーム数.HC中ハズレ回数.HC中リプレイ回数#HG中ゲーム数.HG中ハズレ回数.HG中RTリプレイ回数」。
ハナビ通 A番台 実戦データ

 

朝イチから投資が20Kも入ってしまいました。普段ならゲンナリする所ですが、午前中から事件が起きてしまいました。RTリプ判が1/3.0と絶好調すぎる中、2発目のBIGで早々にBIG中ハズレが出てしまいました。

 

・4周年

・昨年の3周年でもハナビ通は全台系

・BIG中ハズレ出現

 

これだけ条件が揃えば、RTリプ判も都度集計もヤメてブン回しに注力すべき状況に思えます。

 

 

ハナビ通 A番台 実戦データ

 

日も暮れて閉店時間が近づいている段階でさらに追い銭させられます。しかも、体感でもわかる位にHC中・HG中が弱く見えます。こんな時、誰もが思うだろう邪念を振り払い、時間切れまで突っ張ります。

 

 

ハナビ通 A番台 実戦データ

 

ハナビ通 実戦データ

 

結局、最後までプラスに転じられないまま閉店時間に。ただ、個人的には推定5の期待値を積めたと思っておきます。

 

ボーナス確率含め、BIG中ハズレ以外の数値は低設定域に落ち着いてしまいました。こんな時はどうしても「マグレでBIG中ハズレひいただけなんじゃ……?」と考えてしまう方も多いと思います。

BIG中ハズレはBIG中の1/16384。

設定1を1日8000G回してひけるBIG回数は約25回なので、BIG中ゲーム数は600G。BIG中の1/16384は、毎日8000G回しても27日に一回ひけるかどうかのレベルです。バジリスク絆2のPBCよりも、聖闘士星矢のアテナフリーズよりも低い確率です。設定差が小さいと分かっている判別要素や出玉が足りなかっただけでBIG中ハズレを1/16384だったと疑わねばならないほどのホール信頼度ならば、そもそも今後その店には行かないべきとまで言えます。

 

ハナビ及びハナビ通のBIG中ハズレは、安易に1/16384を疑うよりも全て1/480をひいたと思って接した方が立ち回り期待値としては優れていると個人的には思います。

 

尚、この収録実戦は既に動画でも公開されています。
映像でも観てみたいという方はコチラからご視聴のほどよろしくお願いします。

 

【プロスロ 第61弾 前編,後編】ガリぞうが勝利目指してガチで立ち回る1日!

前編:https://youtu.be/RkciH1pXMaY
後編:https://youtu.be/EpIo1ssuwW4

 

 

12/8[火]実戦結果 投資:1196枚 回収:1027枚 差枚:-169枚

この記事を共有

いいね!する

302

関連記事

ランキング

  • 24時間

  • 週間

  • 月間

TOPに戻る