【ARTのゲーム数上乗せ】5号機でスタンダードになった「ゲーム数上乗せ」を最初に搭載したのは?
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「ARTのゲーム数上乗せ」について。これは5号機では当たり前にあった機能ですし、6号機でもATで同じような見せ方をしてる機種が大量にありますな。これを最初に搭載したのはどれでしょう?
忍魂じゃないよ!
はい、ARTのゲーム数上乗せ。これを最初に搭載したのは「忍魂」と答える人が結構多そうですが、違います。先に答えを言っちゃうとタイヨーエレックの「マーベルヒーローズ」が最初ですね。あれは最初見た時かなり強烈なインパクトがありました。ちなみに「マーベル」の稼働開始は2007年。忍魂は2009年なのでそんなに惜しくないです。惜しさで言えば「マジカルハロウィン」(初代はセット管理じゃなかったハズ)の稼働開始のほうがニアなんですが、あれは+◯G、みたいな感じでゲーム数が明示されるタイプではないので、一緒にはできないかもしれませんな。
「マーベルヒーローズ」のスゴイところはXゲートというレア役の存在。これは成立時点で上乗せが確定するというものなのですが、当時はセットにせよナビ回数にせよ「上乗せはボーナス中におきる」のが常識だったのが、いきなりAT中のゲームに発生するようになったんですね。この「上乗せ確定役」の存在はまことに画期的であり、のちの5号機の進化に多大なる影響を及ぼすのでした。
ちなみにゲーム数ではなくARTのセット数(ストック数)の上乗せを最初に行ったのはアリストクラートの「哲也」。厳密に言うと突入役のナビ回数がストックされる方式でした。と聞くと「モエるまりんバトる」のほうが先じゃろうがと思うかもしれませんが、あれは転落回避のナビ回数がストックされる方式だったのでこれはこれでちょっと違いますな。ややこしや。ちなみに「哲也」も「まりんバ」も、両方ともボーナス中にのみ上乗せ抽選があるタイプだったので、やっぱ「マーベルヒーローズ」だけやたら異質です。
第3のシステムの模索が続く。
はい、ARTの上乗せに関しては「セット」と「ゲーム数」の2軸で進化していきますが、それとは別にゲーム数が不定でありいつ転落するか分からない「パンク式」に近いものも度々登場しています。
それでいうとまさしくタイヨーエレックがリリースした「真・女神転生」はまさしくそれ。あとはオリンピアの「ドラゴノーツ~ザ・レゾナンス~」なんかもいつ転落するか全く予断を許さぬシステムが評価の分かれるところとなりました。多分この辺は全く新しい形のARTを模索するうちにポロッと出てきた異端児だと思われ。
あとはたまにあるのがARTを2段階にして、1段回目に滞在中に特定の役を引くと30Gとかの2段階目に突入するみたいな形式のやつ。これが生まれたのも5号機ですね。有名なのでいうとニューギンの「真田純勇士すぺしゃる」とか「花の慶次~我これより修羅にはいる~」みたいなシステムです。あとは山佐の「天下布武」の2以降もこれ。セット式とゲーム数管理の中間くらいのシステムですがこれも好き・キライがハッキリ分かれるタイプかもしれません。が、実はこれは今の6号機のST/擬似ボーナス機にちょっと近く、改めて見てみると意外と現代的な打感にビックリします。
もしこれ、「マーベルヒーローズ」が無かったらきっとゲーム数上乗せの進化はもっと遅かったと思いますし、もしかしたら今は歴史の影に埋もれ気味の「真田純勇士すぺしゃる式」とか「ドラゴノーツ式」みたいな形が、セット継続と対を成すスタンダードなやつになってた未来というのも、もしかしたらあったのかもしれません。
いや、ないな
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