【PMSG】ホール関係者しか遊べない?謎のパチンコホール経営ボードゲームについて!
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「PMSG」について。ホール関係者のなかでは結構有名なゲームかも?
パチンコ・マネジメント・シミュレーション・ゲーム
そもそも業界関係者しか耳にする機会がないと思うので「PMSGってなんでしょう」つってもポカーンとするしかないかもしれませんが、とりあえずそういうゲームがあるんですね。ゲームといってもアプリではなくボードゲームなんですが、これは正式名称を「パチンコ・マネジメント・シュミレーション・ゲーム」と言います。公式Xアカウントもあるのでちょっと貼っときます。
これ系で有名なのはソニーが開発した経営者育成研修ゲームである「マネジメントゲーム」なんですが、これは色んな業界でそれぞれに独自開発したオリジナル・バージョンみたいなのがあって、PMSGなんかはまさしく「パチンコ業界に特化した、人材育成・教育用ボードゲーム」なんですね。
どんなゲームか簡単に説明すると「ホールの経営者」として機械の入れ替えや人材の配置や利益率なんかを決めつつ、他店と客の取り合いをして最終的に1番上手く経営した人の勝ち、みたいなルールです。ボードゲームといってもコマを進めてイベントをこなすようなものではなく、ターンベースで順番に行動を決めていくみたいな、シュミレーションゲームに近い。とはいえ出来ることは非常に多く、銀行からお金を借りて新台を買ったり、それを使って常連のお客さんからもりもりぶっこ抜いたりとリアルな事もできますし、店が限界まで還元しまくったらどのくらいの速度で潰れるのか試すことだってできます。経営ゲームなのでそれなりに数字は出てきますが、財務諸表等はツールで自動的に作成されるようになっているので意味さえ分かれば大丈夫。分からなくても学びながら遊べる仕組みになってます。
また、これは多人数で競いながら遊ぶためのゲームになってるのでソロプレイはナシ。代わりに他店(他プレイヤー)との駆け引きがめちゃ重要になります。人気台を集中的に押さえて独占しようとする人や、それを見越して中古機戦略を取る人。また他の人の財務が厳しいのをしっかり予測して、集中的にバカ出ししてお客さんからの信頼度を高める人や、さらにそれを見越してもっと出す人などなど。それぞれの性格がモロに出るので、ゲームとしてかなり面白いッス。
オレは2回やった。
なんでこんな事を言えるかというと、筆者は2回ほどプレイしたことがあるから。確か1回目はローコスト戦略みたいなことを試そうとして大失敗し、2回目は普通にプレイしてそれなりに普通の成績になったような覚えがあります。
やってみた感想は「マジで勉強になる」というもの。筆者はホール経営については全く知りませんが、とりあえずこれで「中古機を上手く使うのはすげー大事」というのとか、あとは「経営支援って重要なんだな」というのがわかりました。ホール法人の「倉庫の広さ」なんか気にしたこともなかったですし、また稼働がなくなった台は処分するのにすら金が掛かるというのも改めて勉強になった気がします。
もちろん、ゲームはゲームなのでこれがうまけりゃホール経営ができるようになるというわけではないのですが、それでも初学者向けの第一歩としては充分すぎるくらいの意味を感じた次第。気になる人は調べてみると良いかもね。
ちなみに先日はマルハン北日本カンパニーさんがオリジナルチューンの「PMSG」を使った大会を開催したこともニュースになりました。プレイヤーはインターンシップ生とのことで、まっこと、想定にピッタリ即した使い方だと思いました。
ゲキむずのモノポリーみたいなもんだと思えば確かにそうです
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