【賢者のおしえ】キミはダイコク電機さんが作った「依存症対策ゲーム」を知っているか！

2024/11/20 12:000

チワッスあしのです。

いつもありがとうございます！　パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「賢者のおしえ」について。なんでも「依存症対策ゲーム」らしいです。ちょっと見てみましょうね。

手軽に遊べて「のめり込み」が学べる？

賢者のおしえ　危険性について学べたり自身の依存度を測定できる

先日、大手設備メーカー「ダイコク電機」さんが、ギャンブル依存症の危なさを手軽に学べるブラウザゲームをリリースしました。その名も「賢者のおしえ」です。メーカーさんによるリリース文によると、これは「ギャンブル依存症をテーマに、プレイヤーが旧知の仲であるローラを依存症の危機から救い出すという物語を進行させながら、重要な“教え”を得ることができるゲームです。」との事。

めっちゃ面白そうやん！　というわけでちょっとスマホからやってみたんですが、プランナーさんが超有能なのか物語の構造が非常に斬新でたいへんおもしろかったです。普通こういうストーリーの場合自分がのめり込む危険を自覚させる方向に作ると思うんですが今回のゲームの物語は「自分にとって大切な女性」がすでにのめり込んでる状態であり、それに対しどういう対応をするのが良いのかを学びつつ、ギャンブル依存症について知っていくという構造になってます。

丁寧にやっても1プレイ10分かからない程度なので、暇な人はお昼休みにでもプレイしてみるといいかも。システム的には典型的なリソース管理ゲーなので、こういうのに慣れてる人なら所見で余裕でハッピーエンドにいけると思われます。

なおこれはダイコクさんの「データロボサイトセブン」や「パチロボ」などのトップページに貼ってあるバナーをクリックすれば遊べます。が、ゲーム名を検索すると普通にGoogleでも出てきますし上のリリース文にもゲーム本体のURLあり。なので別にそのままリンクを貼ってもいいんですけど、一応ここでは勝手に記事書いてる手前、データロボサイトセブンやパチロボさんのバナーからプレイしてね、という紹介に留めときます。

ちなみにこちらはシリーズの第2作。1作目は一昨年に公開された「チェッパチ」というゲームで、こっちもまだプレイ可能。

チェッパチのほうはスタンダードに「恋人に指輪を買うのにどうやって稼ぐか」のゲームで、こちらもリソース管理ゲーであります。普通にやっても稼げないのでカジノで手早く稼ぐかどうか、みたいなのの選択を迫られる事になるのですが、クリア自体は借金のシステムを活用すれば余裕でできます。カジノも借金も使わずにクリアできるのかどうかはちょっと試してないので分からないッス。多分できるハズ。

こちらも1周10分かからないくらいなので、よかったらプレイしてみるといいかもね！

SDGsってなんやねん。

賢者のおしえ　様々な分野にまたがった17の目標が設定されている

さて今回の「賢者のおしえ」はダイコク電機さんのSDGsへの取り組みの1つであるとのこと。いまさらですけどSDGsとは持続可能な社会のための目標のことで、要はひとつしかない地球の上で、みんながずっと平和に暮らしていくための努力目標のとりきめを意味します。一見すると「パチンコには関係ねぇよ」みたいな気がしちゃうんですが、まあそれを構成するのが地球人である以上は当然無関係ではなく。なんなら、パチ業界は比較的強めにSDGsと結びついています。

というのも、たとえばSDGsの目標のなかに「目標3. すべての人に健康と福祉を」というのがあり、これには当然精神的な健康・福祉も含まれます。で、これはギャンブル依存に悩む人なんかがモロに該当するわけで、ここはパチンコ業界としても手を抜けないところなんですね。あとは「目標12.つくる責任、つかう責任」というのも同じく。業界全体が宿命として背負うのめり込み対策に思いっきり被ってくる部分であると考えられます。

したがってパチンコ業界にはホール法人を含めてSDGsに賛同しその活動に取り組んでる会社がめちゃくちゃ多く、業界大手のダイナムさん、マルハンさん、Dステーションさんなんかはかなり早い段階で賛同のリリースを出されておりました。あとは「ECOパチ」構想を20年くらい前から進めてるニューギンさんもSDGsには非常に積極的な印象。まあそれに限らず、今はSDGsへの言及がないメーカーの方が珍しくはあるのですけどね。

なんにせよ、今回の「賢者のおしえ」はダイコク電機さんによるSDGsの取り組みの一環ですよ、というのは頭の片隅にいれておきましょう。

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