ガリぞうが「黒歴史」を告白…実は目押しが苦手だった？【収支日記#60：2021年5月18日(火)～5月24日(月)】 (1/3)

今週の収支日記は、5月18日～24日の1週間です。今週も実戦記主体ですが、普段と違い稼働内容はライトになっています。その代わりと言っちゃなんですが、私の暗い恥ずかしい過去についていくつか触れています。他人の恥に目を覆いたくなるタイプの方にはお勧めできない3本立てとなっていますのでご了承ください。

5月18日：年に数度の個人的行事

既に休刊している「スーパーパチスロ777(竹書房)」で2001年から16年続いた畠山さんと私の漫画「プロスロ～パチスロで勝つための王道～」がAPチャンネルで定期的に動画として公開されています。このマンガ動画でも稀に私の連れスロ姿が見られます。

意外に思われるかもしれませんが、私も年に数度ながら知人と連れスロしたりもします。パチスロと自分だけで99%以上を占めてきた私の稼働スタイルでしたが、時には人恋しくなるようで。連れスロ時には大体が私の車に何人か乗せ、私の持ち駒まで連れて行きます。私が選ぶ店ですから競争率は低いので、台は選び放題です。ただ、高設定の台数もさほど多くないので、それなりの傾向と対策は必要になりますが、その辺りは私の持ち駒なのでいくらでもアドバイスできますし。

今日から友人3人が2泊3日で札幌に来られるようで、その内の1人と連れスロ予定です。早朝便で来られるようなので、私が空港まで迎えに行き、当初から稼働を予定していた時差開店の某A店で一緒に打とうかと思っています。当面の締切も終えられていましたし、今月の私は出張予定もゼロなので3日間とも付き合えるハズだったのですが、前夜に急な原稿執筆の依頼が入りました。しかも締切は2日後の朝だとか。

これは私の悪い所なのですが、より良い仕事を目指し必要以上の作業をサービスでやっていると、それが当たり前と思われるパターンにハマります。もしかしたら一般社会の中にもある事なのかもしれませんが、渋々やっているサービス残業が会社や上司から当たり前と思われたら嫌じゃないですか？例えば半日分の出演料のみ支払われる収録案件でもツモってしまえば閉店まで打ちきってみたり。そうすると「この人は半日分の出演料で終日打ってくれる人なんだ」という当たり前が刷り込まれる事もあるようです。

例えば私の宿泊費を浮かせようとして、ホテルじゃなく代理店の人の家に寝泊まりする事を許容すると「この人は家泊で良い人なんだな」と当たり前に思われる事もあるようです。原稿の類いも同じで、どんなにタイトな締切でも毎回キッチリこなしていると、「この人は過酷な執筆案件でもやる人なんだ」と、急な案件が当たり前になるようです。それでもフリーな立場は誰かが面倒を見てくれる訳でもないのでやるしかないんですけどね。

……思わず脱線＆愚痴っぽくなってしまいました。フリーのメリットも理解しているので、話を本筋に戻します。急な原稿が入ってしまい、どうしても朝までに書き終えられなかったので、ここは共通の知人である加藤さん(スロットバーREG店主)に連絡して来客の迎えと私の持ち駒店へ送ってもらう事に。2人には私の知る傾向も伝えておきました。

・普段はバジリスク絆2が全台推定2

・時差の日の絆2は角2か角3どちらかが設定4or6

・時差の日はバンバンクロスに設定Cの可能性

・ジャグラーは何れかの機種に設定寄せ傾向

・普段の時差は12時開店だが今日は10時開店が不安要素

・開店時間から行けていたならバンバンの設定Cチェックから絆2のカド2orカド3に流れる

13時。難航していた原稿がようやく仕上がったので、来客の友人が待つA店へ。向かいがてら友人に連絡を取ると、どうやら私の狙い台の1つだった絆2のカド2を打っていて、既に246人撃破が出て高設定挙動だそうです。ただ、過去の傾向から彼はツモっても夜には捨てて私と食事に出るタイプなので、設定値がどうあろうとおそらくは適度な時間であがるハズ。なので、私も今日はそのスタンスに合わせた打ち筋になると思われます。

パチスロで勝つ為の最良のヤメ時は、低設定だと思ったならその時、高設定だと思ったら閉店時間。そんな話は昔から理解していますが、誰もがそう考えながら打っている訳じゃない事も理解してますし、私だって連れスロの時くらいは遊び打ちの心も忘れてません。まぁ前述の通り、年に数回程度ですけども。

14時、A店到着。急いで店内に入り、まずは急な仕事が入ってしまった事を友人に陳謝。高設定挙動もあってか友人は上機嫌のようなので、私も通常通りの立ち回りをと、まずは未だ朝イチ状態で残っているバンバンクロスの設定C確認から入ります。

少し見切りは早いですが、全台合算データから察するに今日の正解と思しきゴーゴージャグラー2の良さげが1台空いたので、そちらに移動してみます。データは1482G・BIG=1・REG=11。アイムやゴージャグのBIG確率は設定差がほぼないに等しいので、こんな確率でも超良さげです。

※*印はチェリー重複の意。

全ての数値が設定6以上に加え、僅か約500Gでレアチェリー(設定1-6：1/2048～1/1638)まで引いてしまいました。状況的にも数値的にも普段なら閉店コースですが、これを放流。理由は2つ。1つは、友人の絆2の挙動が怪しくなってきて不安そうにしているから。連れスロたるや、やはり並んで打った方が楽しいですよね。もう1つは、浅い時差は絆2に正解がない可能性を確認しておきたかったから。読み筋からして本来なら友人の打つカド2か、既に爆死しているカド3のどちらかに設定4or6が入っているハズ。しかし、友人の打つカド2も微妙とあらば、未だ朝イチに近い状態で空いていて唯一可能性の残されているカド4を調べておきたいから。

以上の理由によりゴージャグ2を捨てて絆2のカド4に移動です。

17時半。1周だけさせ、弱チェこそ1/39で悪くないものの、BC間が深めだったのにハズレで上がった形跡が皆無だったので、まだ試行不足ながら設定6の可能性は薄いように感じます。何より友人が絆2で投資がかさんで設定2だと思い諦め、私の捨てたゴージャグ2で回収した辺りで「お腹が空いた」との事なので、これにて実戦終了です。

出玉を流すと632枚。投資は貯玉から150枚のみなので、こんな適当な立ち回りながら約500枚のプラスで終えられました。

私にとっての連れスロは年に数度の催事のようなモノであり、期待値に追われパチスロの純粋な面白さを忘れそうになる日々の私を諫める意味もあるのかもしれません。