ガリぞうが49歳にして改めて考える「目指すライター像」とは!?【収支日記71】 (3/3)

ガリぞうが49歳にして改めて考える「目指すライター像」とは!?【収支日記71】 eyecatch-image

一問百答「目指す姿」

 

[質問]sasaさん

 

ガリぞうさんが目指すライター像、もしくは尊敬しているライターさんはいますか?

 

 

[返信]

 

いろんな場所で何度も答えている話ではありますが、時代の移り変わりと共に私の考え方も変わっていきますし、この場で今の想いを遺しておくのも良いと思うので再び綴っておきます。まずは今から6年前にブログで答えた内容から抜粋してみます。

 

 


 

※以下、過去のブログより抜粋

 

尊敬と言う意味では私に無いスキルを持っている全ての方にいえますが、目指しているかと問われれば違う気もします。全国誌で仕事をさせてもらっている地方在住ライターという意味では同じ立ち位置の前例を知らないので、手探りでライター稼業を歩んでいる状態です。

 

ここからは、あくまで主観の話です。私が望む理想のパチスロライター像となると、やはり超現場主義です。毎日パチスロに触れているが故の我々の取り得は「スロに詳しい事、もしくはスロで勝つ方法論に詳しい事」であると私は思っています。例えば、ケロット3でBIGが揃ってテレビカメラの前でVサインをするのが仕事であれば、我々スロライターよりも知名度の高い芸能人を呼んだ方がウケが良いのは当然の話です。タレント性ではパチスロライターなど芸能人の足元にも及ばないでしょうから。

 

しかし、BIGが揃ってVサインの部分で「これはレア役ナシでの当選なので、非常に大きな設定差のある1枚役or単独でのボーナス成立になります。このBIG中のオレンジ成立が斜めに偏ってくれたら設定4or6の夢も見られそうですが、はたして。」と色付けをしてやれるのが我々パチスロライターの仕事だと思っています。

 

もう1つ例えるなら、昔話にしても一緒です。とある面識のある芸人さんが文面の中で、「僕の下積み時代は4号機の天下布武で稼がせてもらっていました。あの頃は生活が苦しいながらも楽しかった……」と語っていた事があります。自分という商品を売りにしている芸人さんの身銭を切った思い出話ですから、それはそれで良いと思います。しかし、その文面を書くのが我々パチスロライターであれば、それなりの味付けが必要だと思います。

 

同じ文面で例えるなら、「4号機時代の天下布武は多彩なリセ確認方法があったので高設定を朝一から見つけやすい機種でしたが、最近も朝一のリセ確認が可能な機種はいくつか出てきています。例えば……」と、読者さんにとって勝つ為に必要な機種情報を添えた上で「あの頃は良かった……」と思い出話を語るのであればアリかとは思います。

 

こんな感じで、スロに詳しい事、及びスロで勝つ為の独自の情報を発信できる事がスロライターとしての必要最低限のスキルだと思っています。これを前提に、地方住まいであるが故のローカル的な味付けをしつつ情報提供をし続け、「全国区のローカルパチスロライター」という道を作ってゆく事が私の目指すライター像なのかなと思っています。

 

 


 

最後にある「全国区のローカルパチスロライター」という部分には、この記事を書いた6年前よりも近づけているのかもしれません。ただ、稼働量が6年前の3分の1になってしまっている今、超現場主義という部分からは少し遠ざかっているようにも思います。そんな今の私が目指すライター像を改めて考えてみます。

 

この記事を書いた6年前と今で大きく違う点があります。それは、身体の老化。今は身体を動かすだけで節々の骨がポキポキと音を立てて痛みが走ります。その昔、私は1ヵ月360時間稼働を半年続けた事があり、おそらくは当時の私が言っていた「超現場主義」とはそのレベルなのだと思います。正直、それほどの稼働量を今は体力的に望めないでしょう。稼働の効率化だけじゃなく、体力の消耗を抑える動きにも努めていかねばなりません。

 

これは書き物にも言えます。半日通して一切休まず書き続けられた体力も今は無く、パソコンに1時間向かい続けただけで頭から湯気が出てきます。仲良くさせてもらっている将棋のプロ棋士曰く、やはり脳の体力も年齢と共に衰えるようで。この記事も休み休み書かせてもらっています。

 

正直、50・60を過ぎても稼働優先でやられているパチスロライターさんの前例を私は知りません。それはきっと、年齢的に本当に厳しいからなのでしょう。おそらくは私にとっても厳しいのだと思います。それでも最後には稼働でしか生きる道が見えない身としては、少しずつ表舞台から遠ざかりつつも「根本は変えないまま何歳まで活動を続けられるのか」を目指したいです。

 

以上です。私は今後パチスロライターを辞めたとしても稼働生活を続けていきますが、稼ぐ為の稼働を続けられなくなればパチスロライターも辞めます。昔からの読者さんであれば聞いた事のある方もいるかもしれませんが、これは今の思いつきで書いている訳じゃなく、20年以上前から言っている事です。おかげ様で今は多くの会社と取引させてもらっていて、「これを機会に社会勉強してきなさい」と嫁からも言われていますが、正直大幅なスキルアップは自信がありません。短所の改善や社会勉強にも頑張りますが、今後も長所を曇らせない事を第一に注力していきたいです。

 

来週からは再び通常の収支日記に戻ります。

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