【ホールコンサルタント】実際何やってるか良く分からない謎の職業について解説!

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あしの プロフィール
あしの

「浅草に住むサブカル・ギャンブル系フリーライター。ペンネームの由来は4号機『バクチョウ(メーシー)』の主人公あしの君から。いろんな所でちょいちょい書かせて頂いております。

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https://twitter.com/Slot_Ashino

チワッスあしのです。

 

パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「ホールコンサルタント」について。そのまんま「ホール関連のコンサルタントなんだろうな」みたいな理解で丸飲みしちゃいそうな職業なのですが、実際のところ何をしてる人なのか、知らない人も結構いると思います。一緒におさらいしてみましょう……!

 

 

正確な定義はない。

 

ホールコンサルタントの業務内容

 

「ホールコンサルタント」の仕事に正確な定義はないようです。ここからここまでがコンサルタントの仕事であるとか、これは違う! みたいなのは決まってないという事ですな。もちろんその中でもやる仕事の方向性は決まってて、それは間違いなく「営業支援」です。そのホールに足りないことを、技術や知識でもって補いつつ、ホールの体質を改善したり集客を行ったりしながら、最終的には利益につなげていく人……。それが彼ら「ホールコンサルタント」なわけです。

 

じゃあ実際にどんなことをやるのか。思いついたのを列挙すると──。

 

・集客/広告戦略
・機種選定
・営業計画の立案
・設定配分/玉利設定
・店舗内のデザイン/導線の設定
・機械売買での収益確保
・スタッフ教育
・トラブル発生時のルール作成と対応

 

と、まだたくさんあると思いますがこんな感じ。要するに「(営業支援に纏わる)なんでも屋さん」であります。これはいわゆる「コンサル業」全般が同じだと思いますが、パチンコ関連においては特に市場そのものが特殊なので、そこに特化した専門知識が必要になります。外食系のコンサルタントさんは、ショットバーから寿司屋まで幅広く対応できますが、ホールコンサルタントは「パチンコ屋さん」に特化してるので、悪く言えば潰しが効かない、一点突破型の職業といえます。その分、造詣は無茶苦茶深いですし横のつながりも非常に強い。そして(筆者が知ってる人々は)、全員たいへんな勉強家です。

 

ホールコンサルタントに専門の育成機関や資格みたいなのはありません。極論すると、そう名乗って顧客ができればもうなれます。だので以前はちょっと不味い人が居るゾとかいう噂も確かに聞いてたのですが、個人的にはそういう人と出会った試しナシ。ホール数が減少していく中で、適当にやってた人らはどんどん淘汰されていったのだろうと推察されます。筆者が知らんだけでまだおられるのかも知れませんが、そういう人も今後退場していく事でしょう。

 

さて。現状、活躍されてるホールコンサルタントさんの経歴は様々です。メジャーなのは「ホール店長」を経験した方が独立して起業する道ですが、別にそれ以外に道がないわけではなく、コンサルタント会社に勤務しながら修行して独立した人もいますし、パチプロを経てコンサル化した方もいます。珍しい例では、メーカー勤務を経てコンサルにジョブチェンジした方も知ってます。

 

それぞれ多種多様なスキルを持った人々が、それぞれの得意分野を活かしつつ、最終的にはホールを良くしていくと。そういう職業なのですね。

 

 

なんで営業支援が必要なの?

 

ホールコンサルタントの役割

 

ホールコンサルタントが必要とされる大きな要因はさまざまです。どんどん変わっていく規制やルールに、運営側が対応できないので専門家に任せようぜというのもあるでしょう。市場のニーズを把握するのが困難で、機種選定だけ任せてるホールもあると思います。中小ホールだったら純粋に人手が足りないので、新機種を試打する時間も無いかも知れません。言ってもパチンコやパチスロの機械は高いものですし、導入機種の選定にしくじったら大怪我しちゃいます。その辺を丸投げできるのはかなり有り難い。

 

そのような中、ホールコンサルタントさんが必要とされる理由にもうひとつ、結構重要な理由が出てきたようです。

 

というのも、パチンコホールは当然企業でありまして、特に小規模なホールだと、創業者から息子さん、あるいは孫さんへとそのまま社長の座を譲るというのが珍しくないようです。で、そういう二代目・三代目社長というのは、ちょうどパチンコ・パチスロがグイグイ来てた時に育っておるので、学歴がめちゃ高いそうです。パチンコを打ちながら楽しく過ごしてきた……という青春時代とは、あんまり関わりがなく、ゴリゴリに勉強してたんですね。つまり、パチンコやパチスロのことを「知らない」のです。

 

社長が知らんでも現場が知ってりゃいいじゃねぇかと思うかもしれませんが、機械をいっこ買うのにも最終的には社長判断になります。そういう場合に「判断が出来ない」というのは割とクリティカルな問題になるようで、そこで信頼できるコンサルタントさんがアドバイスをしたりといった支援を行うことで、誰も嬉しくない変な機種ばっかり買っちゃうミスを予め防いどると。そういう感じです。

 

設定に関してもそうですね。現場はお客さんの喜ぶ顔を見たいんで設定を使おうとするでしょうが、経営の立場ではバランスシート重視の考え方になるでしょう。全部1でいいやんけくらい言うかも知れません。この軋轢が割と深刻なトラブルになる場合もあるそうですが、これをホールコンサルタントさんが仲立ちし、利益を確保しつつ出玉を見せるギリギリの配分を、頭を捻って算出するわけですね。店舗デザインなんかもモロにそうです。「らしい」作りはホールに通い続けてないと良くわからないですし、接客やトラブル対応も同じく。イチから学ぶより、プロに任せた方が効率的かもしれません。

 

はいこんな感じ。何やってるのかよく見えないのでつい悪者と考えがちのホールコンサルタントさんですが、広い目でみると実は、我々ユーザーの味方になってるのが判ると思います。

 

 

業界豆知識 画像3今の時代、適当な営業支援してると速攻で契約解除になるそうです

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