【SLOT STEINS;GATE 新台レビュー】原作愛ビンビン!2つの世界線を移動して出玉を狙うゲーム性が面白い!
チワッスあしのです。
ユニバーサルの最新作「SLOT STEINS;GATE」を導入に先駆け試打させていただく機会を頂けましたので、僭越ながら実際に打ってみてどうだったかをレビューさせていただきます。今作はリアルボーナス非搭載のAT機。XBOX360の初代をベースとしたストーリー展開を楽しめる原作愛溢れた作品になっているとの事。
「STEINS;GATE」は今まで何度かパチスロ化されていますが、今回は「メーシー」からの登場となります。
あの伝説的名作をどう料理してるのか。今回は設定6をまあまあ長尺でぶん回して参りましたので、各ポイントごとにレビューしていきます! そい!
純増ちょうどいい!連チャン性高い!魔眼カッコいい!
・純増がちょうどいい(5.0枚/G)
・出玉区間は全て擬似ボーナス
・ループシステムはパチンコのSTに近い
基本的には疑似ボーナスで出玉を獲得していくタイプ。初当たり時は20Gの「運命創始のボーナス」を経由しますが、純増約5枚/Gなので100枚ほどゲットできます。初当たり後は必ずボーナス高確率状態の「STEINS;ROAD」に突入。これがパチンコのSTに近いシステムになっており、16Gから32G以内にボーナスを射止める事ができればゲーム数を巻き戻して再スタート。「STEINS;ROAD」中のボーナスは10Gのレギュラーと40Gのビッグボーナスがあります。
・上位高確率状態「STEINS;GATE」の破壊力がすごい
この作品のキモになるのが「α世界線」と「β世界線」を移動する独特のシステム。通常のα世界線ではボーナス高確率状態が「STEINS;ROAD」ですが、特定条件達成でβ世界線に移行すると「STEINS;GATE」に変化します。「STEINS;GATE」は32G固定でボーナスループ率が86%。純増の速さも相まって、破壊力はなかなかでした。実戦でも自力で突入しましたが、その際は初当たり込みで14連チャン。1715枚獲得できました。一旦減少区間(ST)を挟むとはいえ純増約5枚/Gはなかなか速いですし、ボーナスの連チャンを楽しみつつ出玉感も味わえるちょうどいい感じの速さだなぁと思った次第。
・ただし「STEINS;ROAD」は16Gだけだと辛い。
肝心な連チャンゾーン自体の長さに結構な幅があります。最低16G。ボーナス中に特定条件を達成するとこれが4Gずつ伸びて最大で32G。最大継続率が74%なので、16Gだと結構厳しい事が分かるかと思います。実戦でも16Gスルーが結構あったので、「STEINS;ROAD」中は過度な期待は禁物。とはいえ後述の「魔眼」がある事から、連チャン率を高くしすぎてもそれはそれで問題がありますよね。
・チャンスゾーンや高確率状態(STEINS;ROAD/STEINS;GATE)は自力感あり
・失敗しても魔眼システムで復活できる
厨二ワード前回の原作に倣い、本作も各状態に「オペレーション・ベルダンディ」「ダイバージェンスゾーン」「イベントホライゾン」などゾクゾクするような名前がつけられております。さすがに分かりづらすぎたのか、原作でいう「リーディング・シュタイナー」は「魔眼」というシステムになっております。これは主人公、岡部倫太郎のみに備わる「世界がループしてもそれを自覚できる力」なのですが、それをゲームとして再現。
魔眼ストックがある状態で「何かに失敗」しても、もう一度やり直す事ができる、というものです。「何か」というのはホントに多岐に渡り、例えば前兆やCZに失敗した場合、またボーナス高確率状態が終わってしまった場合など、魔眼ストックがあればそれが発動しもう一度やり直す事ができます。原作では何度も何度も失敗しながらそれでも立ち上がり続けたオカリン。これがパチスロのシステムとして再現されてるんですな。すげー!
ちなみに魔眼ストックがある時は液晶左上の「電話レンジ(仮)」で分かります。赤は発動中。
ちなみに魔眼ストックが獲得できるタイミングは「ゲーム数消化」および「特定小役成立時」との事。実戦から受けた印象では、ゲーム数消化からが多かったかな? この辺の詳細はおいおいなな徹で公開されていくかと思いますので、期待しときましょう!
とりあえずゲーム性と原作の持ち味を生かしてますし、また純増枚数もちょうどいい感じがするので筆者としては大満足。スペックも「STEINS;ROAD」の16Gが厳しいかなとは感じましたが、これはこれで悪くないと思うんですよね。非常に気に入りました。文句なしの★5で!
演出がマジで神。感動した。
・至る所から感じる原作愛
・ストーリーと演出をほぼ矛盾なく再現
・原作名シーンは多分全部収録されてる
・「STEINS;GATE」中の連チャン確定ステージのBGMは「スカイクラッドの観測者」
とりあえず演出面は最高でした。原作愛がすごい。上位ボーナス高確率状態である「STEINS;GATE」に移動する鍵になるのが「ダイバージェンスゾーン」というCZ。この演出は上記の写真の如く、ニキシー管を用いた数字で表現されます。数値が1を超えると原作通りβ世界線へ移動。原作では「まゆしぃ」を救うためにβ世界線へ移動しますが、その先では「牧瀬紅莉栖」が死んじゃう未来があります。なのでオカリンは両方を救うためαでもβでもない「シュタインズ・ゲート世界線」に移動しようとするんですね。
例えばα世界線では「まゆしぃ」を救うためのストーリーであることが演出上も示唆されてるんですが、β世界線ではそれらがちゃんと紅莉栖に置き換わってる。
また物語分岐の起点となるある事件も前兆演出「オペレーション・ベルダンディ」として再現。急転直下の緊張感がちゃんと再現されてます。原作とゲーム性がこんなにリンクしてる作品ほかに見たことねぇくらいのレベルだったので、原作ファンは絶対打ったほうがいいです。いやーマジで良かったァ……。あとどうでもいいですが、原作テーマソングである「スカイクラッドの観測者」がグッとくるタイミングで流れるのもすげー良かった。再現してんなぁ。
よって演出面は文句なく★5!
通常時は同一小役の連続が大事。
・小役履歴式の抽選。同一小役を連続で引くと大量ポイント獲得
・特殊ステージ「円卓会議」は実戦上全てポイントマックスに繋がった
・「オペレーション・ベルダンディ」は一発クリアが望ましい(魔眼的な意味で)
通常時は規定150のポイントを貯める抽選方式。ポイント獲得のメインになるのは「小役の連続」です。レア役から大量上乗せというシーンもありましたけどね。これが貯まるのが平均70Gだそうですが、実戦上かなり暴れました。実戦上一番早かったのが16G。一番長かったのが132G。小役連に関してポイント以外の恩恵があるのかは現時点では不明です。ただ5連した時は上位CZである「ダイバージェンスゾーン」に繋がりました。たまたまかも?
突入契機が謎だったのが特殊ステージ「円卓会議」です。ポイント特化ゾーン的な役割を持ったステージなのですが、毎ゲーム大量にポイントが貯まるので突入してからスルーしたのは一度もありませんでした。また「円卓会議」からのポイントマックスはすべてCZに繋がっています。突入タイミングは色々検証してみたのですがよく分からず。最短で何も引かず14Gで突入したり、これまた何も引いてないのに192Gくらいでポロッと入ったりとかしてました。今後の情報に期待。
また魔眼獲得契機に「有利区間移行時」というのがあるらしく、実戦中も3Gか4Gで前兆に突入しそのまま獲得というのが度々ありました。で、魔眼はできる限り大事に保持しておきたいですし、できるならば連チャンゾーン(ボーナス高確率状態)を走り抜けた際に発動してほしい。なので最初のポイントマックスから突入する「オペレーション・ベルダンディ」がすごい大事。ここを一発クリアするか魔眼を消費してクリアするかでだいぶ違う。いつ使われるかが大事です。
基本的にはポイントを貯めていく仕組みですが、ところどころ新しい試みがなされてる感じでした。★4つ!
ボーナス高確率中はSTに近いイメージ
・パチンコのSTのように規定ゲーム数以内にボーナスを引いてループさせる
・「STEINS;ROAD」は最低16G、最大32G
・「STEINS;GATE」は32G固定
・28Gスルー→魔眼でまた28Gスルーという展開も経験
・金扉出現で強レア→ボーナスとかあったので毎ゲームのガチ抽選だと思われ
この機種で一番「合う・合わない」が出てくるのがここ。「STEINS;ROAD」「STEINS;GATE」状態です。これはボーナス高確率状態で、イメージとしてはパチンコのSTに近い。規定ゲーム以内に当たりを引いてボーナスをループさせる系ですな。規定ゲーム数はボーナス中のレア役など、あるいはSTEINS;BBαの最後の10ゲーム、STEINS;RBで展開されるストーリー演出をクリアすれば4Gずつ増えていきます。最初は16Gからはじまり、最大は32G。
演出もややSTっぽく、基本的には先読みっぽい演出が数ゲーム入ったあとに連続演出を経て当選告知。いきなり当選告知も何度かかありましたが、基本は先読みから連続演出を経由します。これ、やれる時は数ゲームで当たるんですけども28Gスルー後の魔眼発動で巻き戻しでまたスルーという、合計56Gスルーもあった事から、STタイプが苦手な人はイライラしちゃうかも。
また「STEINS;ROAD」「STEINS;GATE」中はATではなく通常遊技。当然ハマればその分メダルが減ります。筆者としてはそこまで気にならない仕様でしたが、ゲーム数が少なくなるに従って不安になるのにプラスしてメダルもどんどん減ってくので、これを受け付けない人もいるかもしれません。
というわけで★3つ!
原作ファンには絶対オススメ。
間違いなく筆者イチオシの機種です。
特にこの機種は原作ファンにはめちゃくちゃオススメ。あまりにも演出が良すぎる。これだけでも大加点なのですが、スペックも結構爆発力があり好みのタイプなので推さざるをえません。上位ボーナス高確率状態である「STEINS;GATE」の突入確率はだいぶ絞られてそうですが、消化中はイケイケ感がありました。
肝心の「面白かったかどうか」ですが、「だいぶ面白かったです」としかいえません。主観的な好みの問題かもしれませんが、試打しつつも「まあこれはホールでも絶対打つだろうな」と思わせてくれました。というわけで自身初のオススメ度★5をどうぞ。
というわけで今回のレビューはこんな感じ。設定6の3000G実戦もデータを交えて公開してますので、よかったら参考にされてください。
今回のレビュー結果
「スカイクラッドの観測者」が流れた瞬間鳥肌立った。使い方が巧すぎる!
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