【タイアップ機】今までで最も大物とタイアップしたパチンコ・パチスロ機種は○○!
チワッスあしのです。
パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「タイアップ機」について。果たして今まで出たタイアップ機にはどんなのがあるのか。そしてその中で一番大物は誰か。確認してみましょう。どうぞ!
2006年~2007年はイカれてた。
はいタイアップ、というのは英語の「Tie up」です。「提携」とかそういう意味になるんですが、これ業界によって「なにをもってタイアップとするか」が結構違うらしいです。音楽でタイアップというと「その曲をドラマの主題歌にする」とかそういう意味になり、また映像系ではこれを「作品内に特定の商品(や人)を登場させる」というのがソレになります。メーカー系の商品だと「その商品を芸能人イメージした商品」であったり「作品内に登場したものを商品化したもの」みたいなのが全部タイアップとして扱われるゆえ、その意味する所は非常に幅広い。
そういう意味ではパチンコ・パチスロの「タイアップ」は非常にわかりやすく、とりあえず何らかの商品や人物の「スロ化」「パチ化」は全部タイアップと呼ばれます。同義語に「版権モノ」というのがありますな。
というわけでまずはパチンコ、パチスロのタイアップの歴史を見てみましょう。
まず史上初のタイアップ機。これは1992年にSANKYOがリリースしたパチンコの『オロチョンパII』(及び『オロチョンパSP』)になるそうです。わお、聞いたことすらネェ! こちらフジテレビの番組である『ヤマタノオロチ』の主題歌が採用された人類初の「タイアップパチンコ」であるとの事。歌ってたのは河内家菊水丸さん。林葉直子が疾走した時に「ドバイで会った」という珍発言をした事でワイドショーをざわつかせましたが、人物としては菊水丸さんこそ「初のタイアップパチンコのひと」になります。
その後いろんな機種が出るわけですが、最初のメガヒットになったのはご存知『CR大工の源さん』でしょう。SANYOさんですね。源さんがタイアップなのかどうか意見が分かれる所だと思いますが、先程も申しましたようにパチンコパチスロのタイアップは懐が深いわけで。源さんだって元々はアイレムのゲームなのでタイアップといって差し支えナシだと思います。
大工の源さんの歴史
・1990年 アーケード版「大工の源さん〜べらんめ町騒動記〜」
・1991年 ファミコン版「大工の源さん」
・1992年 ゲームボーイ版「木づちだ クイズだ 源さんだ!」
・1993年 ファミコン版「大工の源さん2 赤毛のダンの逆襲」
・1993年 スーファミ版「がんばれ大工の源さん」
・1994年 ゲームボーイ版「大工の源さん ロボット帝国の野望」
・1996年 パチンコ「CR大工の源さん」
はいこれですね。今は知名度が逆転してますが、当時はゲーム版もある程度人気でした。が、パチンコの方は20万台を超える超絶大ヒット機種になります。レベチです。これは当時としては驚天動地の鬼ヒットですな。ちなみにSANYOさんは「ギンギラパラダイス」と「源さん」そして「海物語」と大ヒット機種のハットトリックをキメております。
その後パチンコの方では「ルパン三世」「天才バカボン」などアニメ系タイアップ機種が炸裂しはじめ、「新世紀エヴァンゲリオン」でその方向性がガッチリ固まります。タイアップはイケる! と。勢い「ピンクレディ」「中森明菜」「倖田來未」といった歌パチをはじめ、「冬ソナ」「ジョーズ」から「あぶない刑事」さらには「高須クリニック」まで、とりあえず何でもかんでもタイアップしまくる未来がこうして訪れました。
パチンコに比べてパチスロはやや足が遅かったのですが、ご存知『北斗の拳』という最強のヒット機種が生まれたことでこちらも何でもかんでもタイアップしまくる時代に突入。一時はアニマル梯団の「おさる」と「ガッツ石松」と「榎本加奈子」と「ボブサップ」が並んで置いてあるカオス極まりない状況も生まれました。5号機初期には深刻な販売台数不足によりタイアップ頼みの戦略はさらに加速。2006年から2007年あたりは出る機種が9割くらいタイアップという恐ろしい状況になります。
2006年~2007年のタイアップ機種(芸能人・スポーツ選手)
・みちのくプロレス
・竹中直人
・小野真弓
・美川憲一
・山本リンダ
・桜庭和志
・新日本プロレス
・ビジトジ(人力舎の芸人さんたち)
・TIM
・長州力
・安田大サーカス
・都はるみ(3バージョンリリース)
・アントニオ猪木
・所ジョージ
・力道山
・電撃ネットワーク
・氷川きよし
・川満しぇんしぇー
・倖田來未
・くりぃむしちゅー
・ザ・ドゥーナツ
おそらくすげー抜けてると思いますけどだいたいこんな感じ。恐ろしいのは作品にフォーカスしてない「芸能人タイアップ」がこれです。作品だと「シルベスター・スタローン」がロッキーとランボーで2年連続リリースされたりしてるので、もっと多い。狂った時代でした。
一番大物はアイツだ!
さてこうなると気になるのは「どの作品が一番大物とのタイアップなのか」です。作品にフォーカスするとまた訳が分からんくなるのでこっからいきなりスポーツ選手を含む「著名人」に限定します。ちなみにこれパチンコ、パチスロを全部あわせるとマジで死ぬほどいます。リスト化するのは流石に憚れるというかウィキペディアにあるんでそっち見てください。
さあ、誰だと思いますか? 和田アキ子。いいですねぇ。むっちゃ大物。浜崎あゆみ。たしかにビッグネーム。北島三郎? その辺もありそう。
さて「大物」を測る指標。これ本来ならば知名度とかを測るのは難しいので「資産」とか「CDの売上」とかで評価すべきなんですけども、今回のネタに関してはどのパラメーターからみても明らかに群を抜いてとんでもない人がいるのでその辺を考慮する必要はないです。
はい正解は「マイケル・ジャクソン」ですね。これはもう当たり前です。
マイケルはもう地球規模で有名なので知名度のパラメーターがボンッてなるくらい飛び抜けてます。もちろん資産の意味でも亡くなってから現在までに2000億近い印税が発生しておりさらに今後も入り続ける予定とのことで、あらゆる意味で超ビッグ。おそらくですが今後これ以上の大物がパチンコやパチスロになることはないでしょう。ビル・ゲイツが「ワラシ パチンコ シテクラサイ」ってなったらまた変わると思いますが、絶対ないと思います。
マイケルはマジでカッコイイ
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